「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」

第13話の感想です。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」

 

 

☆第13話の感想。

 

エピローグ。

 

・・・エピローグ!?

ルル・・・ドクター・ハートレスとの戦いってどうなったっけ?

あれ、一話飛ばした!?

と、思わず前話を見返したりしてしまいましたが、

ちゃんと繋がっていたらしいです。

事件もバトルも終わったあとの、エピローグ的な第13話でした。

 

 

 

グレイとエルメロイⅡ世は入院中。

見舞いに来たカウレスやスヴィン達と話します。

 

それにしても。

改めて考えると、

カウレス君は、

真犯人に監禁?かなんかされ、

勝手に姿を使われて、

勝手に触れられたくない過去を他人に話されて、

マッハで電車に突撃とか、

特に何もしてないのに酷い扱いだw

 

そして、ウェイバーは入院中も生徒に苦しめられる(笑)

大変だな(笑)

 

 

退院後も化野さんとあまり楽しくないお茶会。

・・・うーん。

ここの会話があまり理解出来ない・・・。

多分、私は事件について理解出来てない。

まあ、解決したみたいだし、いっか!

 

ただ。

ここの会話から薄ぼんやり察するに、

ドクター・ハートレスはサーヴァントを呼び出すことが

目的だったのではなく、

呼び出して、「さらに何かをする」のが目的のようですね。

その「何か」が何なのかは分からず仕舞い。

・・・。

・・・・・・おい、Ⅱ世!!

ホワイダニット解決してないぞ!!

あんだけ言ってたホワイダニットが未解決だぞ!!

と、盛大に突っ込みたいんですが。

・・・まあ、いいや。

もう、いいよ、なんでも。

化野さんに「法政科を信じてたんですか?」と言われて

「ぐぬぬ」するウェイバーが可愛かったからいいよ。

 

 

間の悪いオルガマリーさんは、

退院後にお見舞いに来て、ライネスと遭遇。

会話の内容はほぼ理解出来なかったんですが、

オルガマリーとライネスが仲良くできそうなのは理解しました。

というか、

ライネスと仲良く出来そうだなんて、

オルガマリー勇者だな!!

 

 

時が過ぎて、クリスマス近く?

すぐに死にそうで絶対に死ななそうなメルヴィンが、

グレイと会話をしに来ました。

メルヴィンねー・・・。

この人、友人としては本当にいい人なんだよなあ・・・。

クズなんだけど。

「ウェイバーがロードでなくなった後に

名前で呼ぶ人がいないと寂しいだろう」とか、

「ロードになる前の19年間も

ウェイバーには重要な時間だったはずだ」とか、

見本にしたいほどいい親友なんだよなあ・・・クズだけど!

グレイにも

「ウェイバーがロードでなくなった後」を考えさせたり、

「第5次聖杯戦争に行くかも」を考えさせたり、

非常にいいお兄さんなんですよねえ・・・クズなんだけど!!!

ほんっとに良い人なんです!

クズじゃなければ!!

物語の終盤はこの人の評価をどう落ち着けたらいいのか

私の中で常に迷いが生じていました。

正直、嫌いじゃない。

ただクズなのは嫌い。

愉悦部なのは嫌いじゃないけど。

ただクズなんだよな!!

 

 

スヴィン君は・・・なんだか「ブライド」?とかいうものになり、

素晴らしい昇格を果たした模様。

 

エルメロイⅡ世は、

「また、自分の生徒に追い抜かれてしまったな」

とちょっと哀しく笑ってましたが、

でも、そこから最後までを見たら、

これこそがウェイバーの才能、大きな力なのだろうと感じました。

 

それこそ、

いつかイスカンダルの横に胸を張って並べるための力。

 

生徒たちの才能を引き出し、成長させる。

グレイの人生を好転させる。

オルガマリーを立ち直らせる。

様々な若者を導く。

 

イスカンダルは果てない夢へと兵士たちを導きましたが、

ウェイバーは輝かしい未来へと若者たちを導いている。

 

戦う場所、手段、方向は違うけれど、

でもきっといつかウェイバーはイスカンダルに胸を張って会える

ようになるのではないか。

・・・なんてことを思いました。

 

ウェイバーの夢の中の邂逅。

 

感動的でした。

 

「楽しかったか?ここまでの旅は」と聞くイスカンダルに、

「ああ、当たり前だ、ライダー。

お前の背中を追う旅なんだから」

と泣きながら答えるウェイバー。

 

泣ける・・・。

もうこれだけで全てが報われた気になる。

ウェイバーにとっては「夢」だけれど、

でも、確実に何かが変わったような。

 

感動的でした。

 

 

 

こんな感じで。

ミステリーや事件についてはともかく。

所々に現れるウェイバーの成長と変化と心境が、

とても感動的で、それだけで私は楽しかった作品でした。

 

 

 

 

 

あ。

なんか流れで書けなかった。

 

「拙で、よければ」

 

のグレイたんがかわいいんじゃーーーーーーー!!

ああ、グレイたん!グレイたーーーーーん!!

 

あと。

この作品見てると、

ケイネス先生が凄い神々しい先生に見える・・・。

馬鹿な・・・。