「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

第35話の感想です。

 

 

※ネタバレします。

 

 

◎「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

 

 

☆第35話の感想

 

シルバー・チャリオッツ・レクイエムの暴走。

暴走は精神を支配し、皆の精神が入れ替わった。

これを元に戻すためには

チャリオッツの持つ「矢」を取り上げなけらばならない。

しかし・・・という35話。

 

 

 

ちゃっかりボスの肉体に入っていたブチャラティ。

絵だけ見ているとボスが仲間になったようでじわじわ来ます。

 

が、まあ、それはそれとして。

とりあえずはチャリオッツから矢を取り上げるのが最優先。

と思ったけれど、

矢を取ろうとした瞬間、

スティッキィ・フィンガーズがブチャラティを攻撃してくる!

・・・どうしたんだ。反抗期か。

と思っていたら、ピストルズのナンバー1も発狂。

・・・どうしたんだ。過労か。最近御飯食べてないしな。

 

スタンド達の様子がおかしい。

と思ったら、それはチャリオッツの仕業だった。

チャリオッツ・レクイエムが矢を取り上げられないために

スタンド達の操作をしている模様。

 

うーん・・・。

未だに「レクイエム」がなんなんだか分からないんですが、

「精神を支配する」と言われているので、

精神の具現化でもあるスタンドを自由に操れる・・・

ということ、か、な?

あーそれと、人々の精神を入れ替えたりもしているので、

「人々の精神、そしてスタンドを操ることが出来る状態」

・・・ってことなのかなあ?

まだよく分かりません。

 

 

矢の奪取作業が難航している間、

ずっと眠っていたブチャラティの肉体が覚醒。

 

が、すぐにミスタが弾丸を撃ち込んで、活動不能状態に。

 

とりあえずは、これで一安心・・・

 

ナランチャ(ジョルノの中)

「やった・・・あとは矢を取り戻せば、これでもう終わる!」

「俺、ネアポリスに帰ったら学校行くよ!」

「熱々のピッツァも食いてえ!」

 

・・・これは・・・。

これはいけませんね。

「俺、ネアポリスに帰ったら」のフレーズで完全に察しましたね。

これは、いけない。

もう分かった。

分かったのに、更にフーゴのことやアバッキオのことまで

ご丁寧に回想してくれるナランチャ。

もういい。

もう分かったから!

もう休んで!

いや休んじゃ駄目えええええ!!

 

ナランチャ、突然の死。

 

あああああナランチャああああああ。

 

あまりに突然のことで「!?」となりましたが、

そのあとの描写で胸が痛みました。

 

どこかの路地をふらふら歩くフーゴ。

その彼を追い抜いていくエアロスミスの影。

 

アバッキオが死んだ場所にあった石碑。

今は壊されたその石碑を

撫でるように飛んでいくエアロスミスの影。

 

そして、エアロスミスは雲間から空へ、鳥となって飛んでいく。

 

あまりに突然だったのに、

ここで今までのナランチャの軌跡を思い出させられ、

胸が詰まりました。

 

フーゴとはあんな別れ方をしてしまったけれど、

仲良かったもんね・・・。

本当はずっと気にしていたのかな・・・。

 

なんて思うともう・・・。

 

ジョルノの

「もう誰も君を、これ以上傷つけたりしないよ」

「だが君を、必ず故郷に連れて帰る」

の言葉も・・・切ない・・・。

あと、アバッキオもよろしく・・・。

 

 

ナランチャの突然の別れ。

しかし、嘆き悲しむ暇もなく、

チャリオッツ・レクイエムを追うジョルノ達。

 

ボスが二重人格だと判明し、

ブチャラティの肉体の足止めだけでは不十分だと分かった今、

一刻も早く矢を手に入れなければならない。

 

・・・のはいいけど。

ブチャラティの肉体に入ってるのがドッピオだとして、

じゃあディアボロの精神はどこにいるんだろう??

だって、

ナランチャはレーダーで怪しいものを探知してなかったよね?

ディアボロの射程が数メートルしかないのなら、

すぐ側にいたはずだから、

あの時レーダーに引っかからないとおかしい・・・。

・・・。

虫とかなんじゃない?

ディアボロ、虫の中とかに入ってるんじゃない?w

殺虫剤、撒いとこうぜ!

 

 

なんだか分からないけれど、

ディアボロの動きが見えなくて不安です。

 

あとポルナレフは肉体が死亡しても、

亀になっても頑張りますね。

流石は3部生き残っただけあるw

 

 

 

そんな感じで。

次回が楽しみだけど恐ろしいです。