「なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-」

第12話、最終話の感想を少し。

 

それなりに時間をかけて進めていた

夏アニメのチェック表が

文字化けして

駄目になりました。

悲しい・・・。

やり直しか・・・。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「なむあみだ仏 !-蓮台 UTENA-」

 

↑なんだこれ。ちょっと欲しい

 

 

☆第12話の感想を少し。

 

なんか・・・すごく・・・いい終わりだと思った。

 

 

マーラとの戦いも一旦終わり、

日常に戻った仏たち。

しかし、日常の中にも問題は発生するのだった。

 

 

問題、その1。

阿修羅、梵天との食事当番が気まずい。

 

阿修羅「もたないんだ。梵天との会話が」

 

理由:会話がもたないから。

コミュニケーションに悩む仏・・・ではなく神?

どこの世界でも重要な問題ですね・・・。

 

というか。

ここの阿修羅と梵天の気まずい感じ。

見ている間、ずっと頭の中を

「わーたーしーとあなたはー友達じゃないけどー略」

のギャグマンガ日和のOPが流れてて困りましたw

微妙な距離感だよね、阿修羅と梵天。

 

まあでも、最終的には仲良くなれたようでよかったです。

阿修羅君、結構適応早いよね。

既に西野ガーナの洗礼は受けてるし。

いや、仏教だから「洗礼」じゃなくて・・・何?得度?帰依?何?

というか、西野ガーナの存在がどうなってるんだ、これ。

 

 

問題、その2。

大日、再び。

 

スーパースター大日如来様。

輪光を取り戻し、しばらくは絶好調で煩悩退治していたが、

風呂場の改装に挑戦しようとし、失敗。

また力を失う。

 

またか。

またなのか。

 

どうしても格好良くきめられない大日w

何故世界は大日様にこうも厳しいのか。

大日様は宇宙そのものらしいのに!

宇宙が!大日に!厳しい!!

 

しかし、再び輪光の欠片探しの旅に出たのを

「バケーションも兼ねよう!」となるあたり、

やはり大日である。

パーリーパーリー。

 

 

問題、その3。

それぞれの進む道。

 

帝釈天と梵天と阿修羅。

衝突やすれ違いや戦闘や分かち合いを通して、

友情が生まれた三人。

そのまま寺で皆と生活するか・・・と思いきや、

三者三様のそれぞれの道に。

 

普通にゆるふわ日常の中に戻った三人が、

最後でばらばらになるとは思わなかったので、

ちょっとびっくりしました。

 

でも。

なんだろう。

爽やかな別れが切なくも明るく心に沁みた。

 

寂しさはあるけれど、

それぞれが大切にしたいものを大切にしていく姿、

それぞれの思いを尊重していく姿は、

明るく希望に満ちていて、

夏の空に湧く入道雲のようだった・・・

何を言ってるのか分からなくなった・・・。

ちょっと苦いけれど爽やかな甘さというか・・・

もっと何言ってるのか分からなくなった・・・。

 

少し切なくも朗らかな気分になる別れが、

何故かとても心に沁みました。

 

なんか・・・良かった。

 

特に、

梵天が黙って出ていった阿修羅に

「嘘が下手だな」とメッセージを送るところと、

その梵天に何も聞かないまま「出ていくつもりだっただろう」と

見抜き、更に後押しする帝釈天の姿。

三人ともいい友情で結ばれたんだなと思って、

じんわり感動しました。

 

 

 

なんだろう。

最後の別れが・・・

いい余韻を残して・・・

とても清々しい、心洗われる思いで終わりをむか・・・

 

阿弥陀様「つまり、これで一見落チャック!だな」

 

マジか・・・。

最後のセリフがこれか・・・。

マジか・・・。

南無阿弥陀仏!

あああああ!(苦悩)

 

 

・・・悟りの道は厳しいなと思った、最終回でもありました。

 

 

 

笑いあり、涙あり、葛藤あり、友情あり、

色々ごちゃまぜにあって、

それでいてどこか筋の通っている。

そんなこの作品が好きでした。

楽しかったです。