「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

第31話の感想です。

 

知らないうちに2、3日経ってる・・・。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

 

 

☆第31話の感想。

 

ブチャラティはセッコと、

ジョルノとミスタはヘリの中のチョコラータと、

それぞれ戦闘を始める31話。

 

 

 

前回の、命の残り時間についての深刻な告白から、

一人でセッコとの戦いに挑むブチャラティ。

 

セッコ「ウブなことを・・・」

ブチャラティ「?」

セッコ「じゃ、なくて、ヤボなことを!・・・は、違う。

    ボラなこと、でもなくて、サバなこと、フグな・・・」

ブチャラティ「味なことか?」

 

何故か突然始まるコント。

命が残り短く、段々と感覚も失っているなか、単独での戦闘。

一秒も無駄には出来ない。

そんな切羽詰まった状況のなか、

何故か律儀にコントにのってくるブチャラティ。

なんなんだ(笑)

適切な言葉がみつからない相手に

きっちりと救いの手を差し伸べる。

まさに天使w

 

セッコ「知ってんだよぉーーー!!

    国語の、教師か、おめぇーはよぉーーー!!」

 

何故か逆切れのセッコw

 

なんだこいつら。

 

なんだか妙な雰囲気で戦闘が始まりましたが、

しかし、そのどこか抜けたキャラクターに反して、

圧倒的な強さをみせてくるセッコ。

スピードもパワーもあるうえに、

能力の使い方も分かっている。

厄介な敵です。

 

 

一方、チョコラータを追ったジョルノとミスタ。

ヘリに乗り込もうとするジョルノを制し、

ミスタはヘリに弾丸を撃ち込み・・・

ピストルズがやられてミスタ出血。

はい、お約束でした。

 

ミスタ、この数日で何回死にかけるのかw

 

 

それはともかく。

ジョルノは一人でヘリに乗り込む。

・・・が、チョコラータがいない。

何故・・・。

 

チョコラータはマッドな医者なので

人体についてよく知っているんだ!

だから、自分の体をバラバラにして隠れたんだ!

バラバラにしてもカビがあるから大丈夫だし、

繋げることも出来るから元通りになるよ!

 

・・・その理屈はおかしい。

と思いましたが、まあいいや。

スタンドバトルは精神力だ!

 

で。

その精神力勝負がさあ・・・。

チョコラータのマッドさも怖かったんだけどさあ・・・。

何が一番怖いかって、

そりゃジョルノ・ジョバァーナ君15歳の精神力よ!

 

息詰まる攻防にも、

チョコラータの狂気にも、

スリルや恐怖を感じましたが、

観終わって一番心に残ったのは

ジョルノの冷静で冷徹な精神力。

これのみでした。

 

人体をぐずぐずに溶かすカビに覆われて落ちながら、

木が弾丸に戻ると冷静に判断。

正確にポイントを決めて蹴り上げる。

弾丸が敵の脳を貫通しても気を抜かない。

ちなみに一連の流れのなか、

相手の幸福論をきちんと拝聴し、反論を述べる。

動かなくなった相手にも気を抜かず、

慎重に見定め「死んだふり」と看破。

死んだふりをする相手に、

自分のダメージの大きさを知らせ油断を誘い、

逃亡の希望を抱かせつつも、

「何もしなければ殺さない」と餌をちらつかせる。

敵に選択肢を与え、損得を考えさせる。

しかし、

それは、すまん、ありゃ嘘だった。

ていうか、すまなくもない!

最初から始末するつもりだった。

脳内でカブトムシを育てる時間を稼いでいただけだった。

お前は最初から始末の予定だった。

燃えるゴミに出してやるぜ!

 

・・・なんて15歳だ。

ジョルノ、恐ろしい子!

 

これが、凄み!!

 

震えあがりました。

恐ろしい・・・。

 

そして、無駄無駄ラッシュの凄み。

小野賢章さん、凄い。

 

 

そんな感じで。

とにかくジョルノの凄みに圧倒された31話でした。

 

 

ところで。

セッコとチョコラータって仲いいの?

背中を掻いてやるとか、

角砂糖を5個とか、

どういう扱いでどういう関係なんだ、あれは。

一応、仲良し・・・なのか??