「さらざんまい」
第6話の感想、その2です。
※ネタバレします。
◎「さらざんまい」
買ってしまった・・・。
最終回迎えるまで、縛ってハコに入れて、封印しないと・・・。
☆第6話の感想、その2
〇尻子玉と愛と欲望と色々。
尻子玉が欲望で、
愛と欲望が一つのものの裏表で、
人間には愛と欲望の両方、両方によるつながり、が必要。
・・・みたいな図式を頭の中にぼんやり作っているんですが、
今回を観て、ちょっと混乱中。
上記のことは脳内図式を変えるつもりがないんですが、
他のところで色々???が。
もっとファジーに考えた方がいいのか、
もっと緻密に多角的に考えた方がいいのかも分からない。
ちょっと混乱してる。
〇浅草十二階。
ケッピによるカッパ王国とカワウソ帝国の争いの歴史のなかに
浅草十二階が!
ひゃっほー!
ロマンだなー!
としか思わなかったんですが、
ネット上のどなたかの書き込みで、
浅草十二階が倒壊したのは関東大震災の頃との情報が。
ああー・・・そうなのかあ・・・。
関東大震災・・・。
やはり、この作品は東日本大震災を意識している部分も
あるのかな・・・。
だから水に死のイメージがついているのかも。
今作のテーマは「欲望」であり「つながり」だと思いますが、
「つながり」・・・「絆」って震災後によく言われた言葉だしね。
〇水
でさー、作中の水に死のイメージが付与されてるとするとさ・・・。
誓がさあ・・・。
わりといつも水に関わってる感があるんだよね・・・。
一度、悠と別れる時に船で川を去っていったし・・・。
誓・・・お前・・・生きてるのか・・・?
と、妄想たくましく心配してしまう。
〇きっと欲望のターン
今回は最終回のようだったけれど、多分、
「愛」「愛によるつながり」を描いた部分が終わったのだと思う。
今までのイクニ監督の作品は、
今回のような自己犠牲的な献身的な愛を
美しく尊いものと描写していたと思うけれど、
そしてそれは時々の時代背景を考えると素晴らしく、
意味あることと思うけれど、
今作は「その先」を描いてくれるのだと思う。
欲望と欲望によるつながりについて。
イクニ監督の作品の何が楽しみかって、
もちろん物語やキャラもだけれど、
何よりこの時代を監督がどのように切り取って見せてくれるか
だと思う。
だから、後半が楽しみ!
きっと欲望のターンだ!
暗く重く辛くなぁ~れ!
多分、レオさんとマブさんも暗く重く辛く魅せてくれるんじゃないかな!
おおいに期待!(鬼畜)