「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

第26話の感想です。

 

 

※ネタバレします。

 

 

◎「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

 

 

☆第26話の感想。

 

ドッピオ君、登場の巻。

 

 

原作は未読なのですが、この5部に関しては、

ちらちらと数ページ、または数コマだけ

見たことのある場面があります。

で、ドッピオに関しても、

少しだけ見たような記憶があるんですが・・・・・・

ドッピオ=ボスってこんなに早く、というか、

もうドッピオ初登場から明かされてたんですね。

もっと後かと思ってた。

なんとなく。

 

 

ドッピオは「多重人格」、

つまり「解離性同一性障害」というやつですね。

この症状、昔は医学的にはあまり認められてなかったように

思うんだけど、今はどうなんだろう・・・?

「DSM‐5」だと定義が一応ありそう・・・?

まあ、詳しくはわかりませんが、

この障害だと、「本来の自分」(主人格)と、それとは別の人格(交代人格)があるはずだと思うんですが(違ったらごめん)、

ドッピオの場合、主人格がドッピオで、交代人格がボスってことでいいのかな・・・?

元々がドッピオの人格ってことでいいんだよね?

・・・あ。でも、今、軽く調べたら、元々の人格は「基本人格」で、

長時間その状態になっているのが「主人格」で、

「基本人格」が「主人格」にならない場合もあるって・・・難しい・・・。

難しいから、その辺はパス・・・。

 

で。

ドッピオは、交代人格のボスが、

自分の内にある別の人格とは知らない。

「パッショーネのボス」は自分とは別個の人間として存在し、

自分はボスの配下であると思っている。

・・・という感じでしょうか。

 

主人格が、交代人格の存在を知らない。

また、人格を交代している間の記憶がない。

これらはよくあることのようですが、

ドッピオの場合、もう一人の自分が「ギャングのボス」なんてものを

やっちゃってるから大変ですね。

どうしてもボスはドッピオに自分を認識させ、

連絡を取らざるを得ない。

 

で、アレなんですね。

 

ドッピオ「とうおるるるるるるるる」

 

うん。

そうか。

とうおるるるるなんだね。

 

背景を考えると、ドッピオとボスには重く複雑な事情があり、

大変に深刻な状況を表しているのだと、沈痛な思いに・・・

思いに・・・思い・・・思いつつ・・・

笑ってしまう・・・。

どうしても、笑ってしまう・・・。

ごめん、ごめん、ボス。

ボスにとっては熟慮に熟慮を重ねたうえの苦肉の策かもしれない。

だが!

笑ってしまう!

ごめんよ!ごめんよ!

 

ていうか、

別に電話の音真似までする必要なくないですか!?

その辺のものを突然電話に見立てる必要もなくないですか!?

最初っから「肉体に埋め込まれている何かで連絡」設定でも

よくないですか!?

あと、変顔する必要性のなさ!

ボスはドッピオをどうしたいんだ!

 

いや、私はそんなドッピオ、好きですけどね!!

 

いきなり「とぅーるるる」とか言い出して、

「電話が鳴ってる!どこだ!」と真剣に探す姿は、

なんだかぞくっとしてとても良いと思います。

かわいいです。

 

が、しかし。

 

ボス「よく見るんだ。そのまま、自然に。

   怪しい行動はとるな」

 

もう十分に怪しい行動とってます!ボス!!

 

リゾットさん、遠くで見てて(え・・・?やべー人来た・・・)とか

思わなかったんだろうか。

 

 

ああ、そうだ。

そうそう。

リゾットさんがやっと来ましたね!

今まで出てこなかったので、

暗殺チームの最後の一人は省略されたのかと思いました。

キング・クリムゾン的なもので。

よかった。

省略されてなかった。

 

いや、リゾットさんにとって良かったかどうかは分からないけど。

知らないうちにボスと戦うことになるリゾットさん・・・。

生きて帰れる予感がしない・・・。

しかも、リゾットさん、がんがん深入りしようとするし。

ナイフ投げたりとか写真確かめようとしたりとか・・・。

もうね、生きて帰れる予感がしない・・・。

 

それにしてもリゾットの能力、痛いなー。

もう最後の方、あの痛そうなのしか覚えてない。

あー・・・いてててて・・・。

想像するだけでいてててて・・・。

 

 

 

そんな感じで。

次回はリゾットとドッピオの戦い?

痛そうな予感がしてちょっと怖いな・・・。