「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
第23話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
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ディ・モールト ベネ TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』 ジョルノ・ジョバァーナ フ...
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☆第23話の感想。
「ボスの親衛隊」の一員である、スクアーロとティッツァーノ。
スクアーロのスタンドは、
水から水へ瞬間移動し自在に攻撃してくる魚型の「クラッシュ」。
ティッツァーノのスタンドは、
取り憑ついた人間に本心とは真逆のことだけ喋らせる
「トーキング・ヘッド」。
ブチャラティ達は、敵に襲撃されたことは理解しつつも、
敵は一人と思い込んでいるため、
ナランチャの「嘘」に振り回されて反撃が出来ない。
そんななか、ジョルノだけがナランチャの「嘘」に気付くが、
すぐにクラッシュにやられてしまい・・・
敵が二人であることに気付かず。
ナランチャの証言が真実とは真逆であることも気付かず。
唯一気付いたジョルノは、
その次の瞬間に敵のスタンドにやられ、重傷。
このままジョルノが殺されてしまったら、
誰かが傷ついても直すことが出来なくなる。
大ピンチ!
・・・という、緊迫した状況ですが、
そんなことより、
スクアーロさんとティッツァーノさんの距離が妙に近い。
あと、ポーズがおかしい。
今回は瓦?の上でポーズ決めてます。
よく落ちないな。
そして、距離が近い。
妙な触り方で会話する。
これは、なにかが、おかしい。
・・・こいつら、さてはBLだな!?
恋人ってやつか!?
まあ、どうでもいいけど、
他人の家の屋根の上でイチャイチャするのはやめた方がいいよ!
それともかく。
重症を負ったジョルノについてですが。
スクアーロとティッツァーノは(妙な距離での)話し合いの結果、
まずジョルノの息を止めることを最優先に決定。
ヒーラーから消す。
賢いな。賢い。
そして、そんなピンチに一人で立ち向かうことになるナランチャ。
ジョルノを助けようと必死になりますが・・・
この辺りは個人的な持病の影響により、
薄目でしか観られない&記憶からほぼ削除したため、割愛!
トイレは勘弁・・・。
ただ、
ナランチャ「うああああ!ジョルノー!!
そ、そんなつもりはー!!」
とか言いつつ、結構景気よくジョルノに弾を撃ち込むナランチャに
笑いました。
まあ、ここは作戦だったんですけど。
そんなことより。
ナランチャの「逃げられた」発言で揉め始める
屋根の上のスクアーロとティッツァーノ。
トーキング・ヘッドが舌にいる限り、本心とは逆しか喋れない。
ナランチャは「逃げられた」と言った。
ということは、本当はもうクラッシュを見つけている・・・
ティッツァ「スクアーロ、すぐにそこを移動しろ!」
スクアーロ「何言ってんだ、ティッツァーノ!」
ちょっとー男子たちー、
屋根の上で痴話喧嘩はやめなよー。
そして、撃たれるスクアーロ。
出血が妙に激しい。
血の気が多過ぎるのではないか。
恋人にいいところを見せようと興奮しているのではないか。
しかし、逆に撃たれるところを見せられて、
恋人の負傷に動揺するティッツァさん。
そして相変わらず屋根の上である。
・・・。
屋根の上に、変なポーズ決めながらイチャイチャしつつ、
突然に喧嘩を始め、急に大量出血する人がいたら、嫌だな。
ポリスメーン!
ああ・・・アバッキオでいいや。
こっち来てー!
一方、クラッシュを追い詰めていくナランチャ。
瞬間移動の癖を見抜き、段々と照準が正確に。
そして、ついにスタンドの、つまりスクアーロの胸付近を撃ち抜く。
が、しかし。
それはスクアーロの計算のうち。
部屋にガスが充満してしまい、機銃を封じられる。
もし少しでも火があれば、ガスに引火し大爆発する。
大惨事になる。
そうしたら無事では済まない。
絶対に撃てない。
絶対に撃てない。
撃て・・・
ミスタ「パーン!!」
・・・とは言ってないけど。
躊躇なく撃つミスタ。
・・・ミスタって結構頭回る人だと思うんだけど、
何故か前回辺りから鈍いよね(笑)
ナランチャが即座に気付いたガスの匂いにも気付かない。
話の都合・・・じゃなくて、ご飯が途中だったから、
お腹がすいて力が出ないのかな・・・。
で。
厨房、大爆発!!
ああ・・・やっちまった・・・。
こんな、ガスで大爆発なんて、もう皆じゅうしょ・・・
皆、かすり傷でした!
つよい。
ガス爆発でも軽傷で済むギャングの体、つよい。
そうね。
多分、皆、ギャングダンスで鍛えてるから・・・。
嘘しか喋れないナランチャ。
ジョルノの助言により、一人でスタンドの本体を探すことを決意。
孤独に戦うことを決め、覚悟するナランチャかっこいい。
そんなことより。
かなりダメージが大きそうなスクアーロに
「予定通りです。今すぐジョルノに止めを刺して下さい」
と、命令するティッツァーノ。
いやいや、スクアーロさん、かなり辛そうだけど、
まだ働かすんですか。
そして、ナランチャの姿を視認し、
本体の自分を探しに来たんだと動揺するスクアーロに、
「焦らずに呼吸を整えて平然と広場を歩け」
と、重傷者に無茶を言うティッツァーノ。
やめてください!
ティッツァーノさん!
デートDVはやめてください!
迫るナランチャ。
動揺するスクアーロ。
デートDVに余念のないティッツァーノ。
だが、そこでナランチャが動いた!
自らの舌をトーキング・ヘッドごと切り取って、
ナイフの先に刺し掲げている・・・!
・・・レストランがガス爆発しても、
広場で急に自分の舌を切り取って、
それを持って歩いてる人がいても、
特に何もリアクションのない街の人々が、あたしは怖い。
だがしかし!
街の一般人たちは平然としていても、
ティッツァーノは動揺してしまった・・・!
ナランチャがそれを捕捉する・・・!
ああ、ティッツァーノさん、
恋人にデートDVするのに一生懸命だったから・・・!
もっと恋人を思いやっていれば・・・
と思ったら、
ナランチャが撃った弾の前に、飛び出すティッツァーノ!
スクアーロを自らの体で庇って・・・!
ティッツァ「これで・・・水が・・・出来ただろう?スクアーロ」
愛ね!
これは愛よ!
恋人を殺され、復讐に燃えるスクアーロ!
ボスの命令ではない、自分の愛のために復讐するのだ!
絶対に皆殺しにしてやる!
・・・と思ったが、
覚悟したナランチャに返り討ちにされるスクアーロ。
こうして。
屋根の上の恋人たちは、
裏切り者に蜂の巣にされ、
共に無念の死を遂げたのでした。
悲劇・・・。
という回だった・・・のさ?
なんかティッツァーノとスクアーロの妙な雰囲気から
この二人に妙な着目の仕方をしてしまったけれど、
一人で戦い抜いたナランチャは普通に恰好良かったです。
最後の「ボラーレ・ヴィーア」、痺れるぅ~。
低く言うのがかっこいい!
そして、終始ナランチャをサポートしていたジョルノ。
やっぱりジョルノは周囲の人を助言や機転で支え、
その人の最大のパフォーマンスを引き出すことに長けてますね。
人材育成のジョルノ!
ここら辺は、DIO様のカリスマの血を引いてるのかなあ。
ブチャラティには勇気を、
ミスタには導きを、
ナランチャには希望を。
それぞれの人にそれぞれのものを与え、
皆を率いて導いていく。
なんか。
EDの映像といい、
5部はキリスト教の・・・影響・・・というほどではないかもですが、
要素がちょこちょこ入れられてるように感じます。