「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
第21話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
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☆第21話の感想。
ブチャラティとボスの戦闘の続きから。
今回、ボスが実演を交えながら丁寧に説明してくださったので、
「キング・クリムゾン」の能力が、理解出来・・・できっ・・・
出来た・・・かどうかは分からないけど、
なんとなーく了解出来た気がします。
時を止める能力と似ているようで違いますね。
全ての事象が時間に沿ってA→Bに変化するとしたら、
時止めは、Aの時点を固定させるため、A→A。
キング・クリムゾンはA→Bなんだけれども、
その→部分がボスにしか認識出来ない。
ボス以外はA=Bに突然になる、ような・・・そんな感じ?
なんにしても、
時間操作系の能力は対処が難しいですね・・・
と思っていたら、
重症を負いながらも瞬時に対応するブチャラティ。
やるな・・・。
かなりの傷と出血なのに、
トリッシュを一階まで連れていったのに驚きました。
で。
事の次第をジョルノ以外に説明。
当然、皆ブチャラティが裏切ったことに
ショックを受けるわけですが、
時間がないので、今、この場で、選択しなければならない。
ブチャラティについて組織を裏切るか。
ブチャラティから離れて組織に残るか。
・・・とは言っても、
ブチャラティについていくということは、
自殺を選択するにも等しい行為。
フーゴが「誰もついていかないよ」というのも当然です。
あ、いや、当然じゃないや。
どう考えてもジョルノはついてくだろ!
もう態度でついてく気満々でしょ!
フーゴさん、ショックでジョルノを忘れ去る。
フーゴ(このコロネの髪形の人は誰だろう・・・?)
とか思ってたかもしれない。多分ないけど。
フーゴは「どんなに正しくても理想では生きられないことがある」
と残留一択。
そのフーゴに同意するアバッキオ。
アバッキオ「世界中どこに逃げようと、
もうあんたに安息の場所はない」
「俺が忠誠を誓ったのは組織になんだ」
「俺が落ち着けるところは、
ブチャラティ、あんたと一緒の時だけだ」
ツンデレ・・・というより、
情緒不安定レベルで言っていることが真逆。
大丈夫か。
大丈夫じゃないか。
この状況だもんな。
しかし、この状況で一番乗りするのがアバッキオなのが
すごく意外だった。
で。
二番目はミスタ。
「ボスを倒したなら、実力から言って次の幹部は俺かな」
とか言いつつ、ボートに乗る・・・のはいいけれど、
何故ジョルノに語り掛ける・・・。
BLだからか・・・。
最後まで悩んだのがナランチャ。
そりゃ悩むよなー・・・。
ボスを裏切ったら死のみ、みたいな状況だしなあ・・・。
悩んで悩んで
ナランチャ「ねえ、ブチャラティ、俺、どうすればいい?」
「す、すごく怖いよ」
「でも、命令してくれよ。
一緒に来いって命令してくれりゃ、勇気が湧いてくる」
「あんたの命令なら、何も怖くないんだ」
「もう何も怖くない」・・・か・・・。
ブチャラティ「駄目だ。こればかりは命令出来ない。
お前が決めるんだ」
そうだよねえ・・・。
ブチャラティの優しさ・・・というより誠実さが滲み出る。
ブチャラティ「だが、忠告はしよう」
「来るな、ナランチャ。
お前には向いてない」
まず、あんたがギャングに向いてなかったでしょーが!
と、思わず突っ込んだ。
が、それはいいとして。
ここのナランチャとブチャラティの会話。
そして、追っかけてくるナランチャの場面。
なんか・・・とても良かったです。
先は闇だけれど、
どこか温かい気持ちになりました。
まあ、別にフーゴがダメとは思わないけれど。
フーゴの選択は当然だよ。
他の人がちょっとアレなだけだ。
孤立しててちょっと可哀そうな、フーゴ。
これからはブチャラティチームと組織全体の戦いになるわけですね・・・。
うわー・・・。
面白そうだけど辛そう。
・・・あれ?
そういえば、暗殺者の最後の一人、戦ってなくないか?
あれ?
キング・クリムゾンされた?
もう終わってる??