「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
第14話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
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ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 O.S.T Vol.1
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☆第14話の感想です。
次の指令に従い、
ネアポリス駅へ向かうブチャラティ達。
ここで「鍵」を使い、
トリッシュを無事にヴェネツィアまで
連れていかなけらばならないが・・・
なんだろう。
何故だろう。
何が原因だったのかは分からない。
さっぱり分からない。
が、今回、とても笑ってしまった。
爆笑回だった。
まず。
「トリッシュを列車でヴェネツィアまで連れて来い」という
新たな指令が下ったので、
ネアポリス駅へ向かったブチャラティ達。
だが。
駅にある水飲み場で「鍵」を使うはずなのに、
鍵穴がない。
笑った。
あからさまに形と大きさが違う鍵穴を前に、
真剣な顔で鍵を構え、冷や汗を垂らすブチャラティ。
笑った。
「この鍵穴、キーが入らないんだ!!(迫真)」
「ただの元栓だ!!(とても迫真)」
ジョルノの助言に従って、消火栓の錠前の鍵穴を見るが、
「全然違う形だ!!(このうえない迫真)」
笑った。
なんだろう。
命と信念がかかってるし、真剣になるのは当然。
それは分かります、分かりますよ・・・
重々承知致しておりますよ・・・
でも、なんか笑った。
そして。
水飲み場にいた亀を抱え、列車に飛び乗るブチャラティ。
つまり、
駅の水飲み場にいた亀を拉致して小脇に抱え、
スタイリッシュ駆け込み乗車するギャング。
笑った。
で。
結局、亀が「鍵穴」で、
それを使うと亀のスタンド能力?でもって
亀内部にある部屋に入れるのですが・・・。
この亀の部屋、とても快適じゃあないか・・・。
いいなあ・・・。
しかし。
冷蔵後まで完備で中に飲み物が冷えている・・・。
電気はどこから・・・。
そして、飲み物があるのは、
「ボスが気を利かせて入れといてくれたってとこか」
とブチャラティは言ってましたが、
この台詞で、
ボスが一生懸命部下たちのために冷蔵庫に飲み物を入れる図
が浮かんで笑ってしまいました。
いや、ボス見たことないけど。
でも、きっといい人だよ。
一生懸命、色んな種類の飲み物を
「皆、お疲れ。好きなの飲んでね」
って入れといてくれたんだよ。
水からジュースから炭酸入りからなしまで揃えてくれたんだよ。
果物も用意しといてくれたんだよ。
いい人だよ、きっと。
・・・まあ、今までの流れから考えると、
多分、敵だけどね!!
それから色々あって、
追手の兄貴がスタンドを使う。
と。
ナランチャ、突然の老い。
耳が聞こえ辛くなり、
耳が聞こえ辛いために自分の声も大きくなり、
座るときに「どっこいしょっと」と息を吐き、
胃に優しい温かい飲み物を欲しがり、
かわいい女の子が表紙の雑誌よりも、
綺麗な庭が表紙の雑誌に釘づけで、
こういう庭で日向ぼっこしつつ子供時代の思い出に浸りたい、
とか言いだし、
指に唾つけてページを捲るという、
この、リアリティよw
爆笑した。
いちいちリアルな老化描写。
笑えるような、ちょっと切ないような。
でも笑った。
ナランチャ「だからさぁ、このバナナ、ボロボロなんだってばぁ~」
「く、食えないよぉ、これぇ~」
「へっ、えっ、全部、干乾びちゃってるもぉん、
くぉ、ここの、ふる~つぅ~~~」
声がw
なんという熱演w
爆笑したw
あと、フルーツより自分の体の心配をしろ。
そして。
ジョルノ「どうしたんですぅ?なにか、あったんですかぁ」
被せてこないで、ジョルノ!!
老いを被せてこないで!!
どうしてだろう。
突然、急速に老いてしまうという、
あまねく人間にとって恐ろしい現象のはずなのに、
爆笑してしまった。
ずっと笑っていた。
人間、恐怖に対峙すると笑ってしまうともいうけれど、
それかもしれない。
が、多分、違うと思う。
そんな感じで。
何故かずっと笑っていた14話でした。
あと、トリッシュちゃんが初めて仲間の一人であるかのように
動いた場面が印象的でした。