「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

第13話の感想です。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

 

 

 

☆第13話の感想。

 

「マン・イン・ザ・ミラー」イルーゾォとの戦闘の続き。

 

 

鏡の中の世界で絶体絶命かと思われたフーゴを救ったのは、

アバッキオの足音だった。

一人で鍵を取りに行くアバッキオ。

 

一人で。

「フーゴを助けるよりも、指令内容の達成が重要」

というアバッキオの思想は分かりますが、

よく一人で行くなあ。

だって、「ムーディー・ブルース」だよ?

録画再生能力だよ?

敵に襲われたらどうするの。

録画再生して走馬灯でも演出してみる?

 

・・・と思っていたら、

案の定イルーゾォに追いつかれて鏡の中に引き摺り込まれる。

 

が。

ムーディー・ブルースを自分に化けさせ、

自分と誤認させて鏡の中にスタンドを送る。

また、逆再生で鍵を移動させる。

あー・・・!!

そういう使い方が・・・!!

 

アバッキオ、凄いな。

そして、

鏡の中に引き摺り込むことにほぼ全振りしているスタンドで

それに対応してみせるイルーゾォも凄い。

 

うーん・・・。

スタンド使いは頭いいなあ・・・(億泰君除く)

 

それにしても・・・

大事な鍵を床のひび割れにぽんと置いておく

ボスの適当さよ・・・。

そこは頭使ってよ・・・。

誰か無関係の人が持ってっちゃったらどうすんの。

 

 

とかなんとか思っていたら。

アバッキオの必死の頑張りの末に鍵を託されたジョルノ。

動かない。

特にこれということもなく鏡の中に引き摺り込まれる。

 

おい!

主人公!!

 

しかし。

ここからがジョルノの見せ場だった。

パープルヘイズのウイルスに感染したまま

鏡の中に入ってきたジョルノ。

ウイルスをイルーゾォに感染させる。

 

自分の体を犠牲にして敵を攻撃とか・・・。

命の危険を犯してまで目的を達成しようとするとか・・・。

おまけに命令の遂行と仲間の命の両方を諦めない姿勢。

覚悟。

度胸。

何もかもを失わせない、必ず目的を遂げるという意志の強さ。

 

これは主人公ですわ・・・。

やばい。

ジョルノやばい。

 

そして、戦いの内容がよく分からなくてやばい。

ハイレベルでよく理解出来ない・・・。

ウイルスに感染したので、

感染した部分だけを残して鏡から出るイルーゾォまでは

分かったんだけど・・・。

 

えーと・・・?

鏡の外にいるイルーゾォを、煉瓦のヘビが追跡。

イルーゾォの位置をヘビで特定し、パープルヘイズで止め。

で・・・イルーゾォが死んだので鏡の世界が消滅し、

ジョルノ達は現実へ戻る。

現実へ戻ったジョルノは煉瓦のヘビを捕まえる。

ヘビはウイルスに汚染された煉瓦から作られているので、

ウイルスに対して免疫がある・・・。

ヘビには血清がある。

ので、それをジョルノに注入して治療・・・?

・・・ってこと・・・か??

 

うーん・・・分かるようで分からんような分かるような・・・。

ウイルスに汚染された煉瓦から作ったので

血清を持っているヘビが・・・いまいち・・・こう・・・

うーん・・・

いや、でも、なんか大丈夫だったのだ!

ってことで!

 

いやージョルノ凄いなあ。

そりゃフーゴも敬意を表しちゃうよ。

まあでも、この人、自分がボスに成り替わるという目的のために

頑張ってるだけなんですけどね!

フーゴの敬意がブチ切れに変わったらどうしようという恐怖。

いやーでも、ジョルノ凄いわ。

主人公メンタルだわ。

覚悟。度胸。意志の強さ。

そして。

 

フーゴに敬意を表されて即座にアバッキオを上げる処世術!!

 

これは成り上がりますわ・・・。

組織内での立ち回りに強いジョルノ君。

これならわりと早くボスになれそうだね!

 

 

 

 

そんな感じで。

どうやらフーゴとアバッキオを攻略したらしいジョルノ。

また一歩目的に近づきました。