「DOUBLE DECKER!ダグ&キリル」

第9話の感想です。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「DOUBLE DECKER!ダグ&キリル」

 

 

☆第9話の感想です。

 

次期市長選の有力候補であるドーマンの娘が誘拐された。

本来、誘拐事件はSEVEN-0の管轄外。

しかし、犯人は「エスペランサ」を名乗っており、

例外的にSEVEN-0が対応することなる。

 

 

 

事件自体、というより、物語自体はとくに複雑でなく、

すごく面白いと興奮するものではありませんでした。

 

が。

 

が。

 

とにかく!

SEVEN-0の面々がかっこよかった!!

アクションシーンっていいものですね!!

 

私の好きな肉弾戦はそれほどなかったものの、

疾走感、躍動感のあるアクション、

この作品ではなかなかない、

市街地を飛び回る派手なシーンがあって、興奮しました。

 

キリル、かっこいいよ!キリル!!

 

いつものメンバーの普段とは違う姿も沢山見られて、

キャラを楽しむという点では満足の回だったと思います。

 

とにかくSEVEN-0の面々が素敵だった。

 

キリルは度胸と相棒への熱い友情がかっこいいし、

ダグはいつもの落ち着きようとは違う、

わたわたとした動揺の姿が面白いし、

マックス、ユリ、ケイ、ソフィーはいつも通り優秀な働きぶり、

ディーナ「いいぞ~、後でよしよししてやる」

私(え・・・?ディーナさんの・・・よしよし・・・?きゅん・・・)

アップル博士の発明は役に立つな!

 

もう、皆かっこいい。

 

なかでも一際光を放っていたのが、

皆をまとめる責任者のトラヴィス。

 

トラヴィス「わかった。許可しよう。

       超法規的措置だ」

      「全ての責任は、リスヴァレッタ軍部がとる!!」

 

ブレないな~~~!

お前、ほんっとにブレないな!!

自分を貫く人って素敵!

・・・ってソフィーちゃんが言ってくれるといいね・・・。

 

 

そんな感じで。

皆がかっこよくて素敵な回でした。

 

 

しかし。

ダグさん・・・。

 

ダグ「ありがとう」

   「お前は俺のヒーローだ」

 

って、なんのてらいもなく、自然にさらっと言っちゃえるのは

凄いと思ったし、キリル君の相棒愛がついに報われるかなと

微笑ましく思ったんだ・・・けど・・・

 

ダグ「同じ状況で俺は助けに行かなかったってのに(略)」

 

あ・・・。

それは・・・。

 

キリル「あの時、なんで助けに来なかったんだよ!ダグ!」

ダグ「ん?なんだ?だからお礼を言っただろう、今?」

 

お ま え は!

ダグさん、そういうとこ、あるよね。

普段落ち着いてて、優秀で、結構懐広い雰囲気持ってるから、

「かっこいい雰囲気」に飲まれて忘れちゃうけど、

底意地悪くて無神経だよね!

そういうとこはキリルの善良さ、人情の厚さ、気遣いを

見習った方がいいと思うよ!!

でも、ダグかっこよくて好き!!(ちょろい)

 

 

 

 

それと。

どうしても書かなければならない、あとひとつ。

 

「ドントスィンクフィールソーグッド」

 

まさかの伏線だった。

 

これが伏線だと分かった時、

「んあ!?」と叫びました。

 

まさかの。

これが伏線だったとは。

やられた。

ちくしょー、やられた!

だが、清々しい!

 

びっくりしました。

 

で。

最後に軍部の偉い人が言っていたことを考えると・・・

やっぱり「太陽が二つある」ということが

物語に関わってきますよね・・・。

「プロメテウスの火」は太陽を指してますよね・・・。

どちらかなのか、どちらもなのかは分かりませんが。

どっちかかな。

あ、いや待てよ。

「アンセム」の場合もアリか・・・?

・・・それはともかく、

太陽が二つあることが物語に関わってくることは

確定だと思います。

あの太陽のうちの一つは人工物・・・?

というより、太陽のうちの一つが「二階」・・・??

そういえば、タイトルの「ダブルデッカー」は

「二階建てバス」のことなんですよね?

・・・作品タイトルが「二階建てバス」で、

「二階」というキーワードが何回か出てきてる。

ということは、あの世界自体が「二階建て」なんじゃないかなあ。

どういう二階かは分からないけど。

「二界建て」??

妄想膨らみます。

 

しかし、なんだか壮大な話になってきそうですが、

1クールで終われるんでしょうか、これ。

2クールやってもいいのよ!