「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
第2話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
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ジョジョの奇妙な冒険 第5部(30〜39巻)セット (ジョジョの奇妙な冒険) (集英社文庫(コ...
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☆第2話の感想です。
今回は、
ジョルノの成育歴。
ジョルノとブチャラティの戦闘の続き。
が内容の話でした。
まず、ジョルノの過去について。
前回、ジョルノがDIOの息子とは思えない性格だったことに
ついて、「母親の遺伝子頑張った」と書きましたが、
訂正します。
ジョナサンの遺伝子、頑張った。
母親の遺伝子は頑張るな。
母親は2歳のジョルノを家に置き去りにして、
夜の街に遊びに行くような人だったようですね。
碌でもない人ですね。
DIO様と出会って、殺されずに子供を産んで、
DIO様の子供を放置して夜遊びとか、
逆に大物な気もしますが、
本当に碌でもない人物ですね。
で、
その母親が再婚したはいいものの、
再婚相手もジョルノを虐待する人間だったと・・・。
そして、おどおどした子供は、子供の間で虐められる・・・。
あー・・・よくある。
ほんと、よくある連鎖で辛い。
しかし、それにしてはジョルノは「爽やか」だなーと思ったら、
とある出来事があって変わったようで。
それがジョルノを「真っ直ぐ」にしてくれて、
「人を信じる」ことを教えてくれた・・・らしいけど・・・。
う、うーん・・・。
いや、いい・・・んじゃない・・・かな?
ジョルノがそれで救われたというのなら・・・?
明らかに環境は変わったし・・・・・・。
いや、でも、
「暴力を屈服させられるのは、より大きな暴力だけだ!」
みたいな感じで・・・。
ちょっと哀しくなるよね・・・。
まあ、あんな荒れた街で、
あれ以上の救済法を望んでも仕方がないか。
兎にも角にも、
ジョルノは自分の人生を変えてくれたギャングに憧れて、
「ギャング・スターに僕はなる!」状態になったようです。
お、おう・・・流石、DIO様の息子。
というか。
ひとつ、納得出来ないんだけど。
なんで幼い頃はストレートなのに、今はコロネなの!?
黒髪が金髪に変わると同時にコロネ発動してるのどうして!?
ねえ、どうして、DIO様!?
それはともかく。
ギャング・スターになる夢をもったジョルノ。
今現在はギャング・ブチャラティに襲われてピンチ。
このピンチをなんとかしなければ・・・という話の続きが
あったんですが・・・。
前回「DIOの息子とは思えない」と書きましたが、
これも訂正しようと思います。
戦いの流れを見ていくとよく分かる、
受け継がれるDIOの血。
今までゴールド・エクスペリエンスで人を攻撃したことはない。
相手がどうなるか分からない。
けれど、やるしかない!
決断、即、実行!
この決断力。実行力。
「人を始末しようとするってことは、
逆に始末されるかもしれないという危険を、
常に覚悟して来てる人ってわけですよね」
自分を脅かす者を必ず始末するという強い意志。
逃亡するブチャラティを必死で追跡する、
決して諦めない、粘り強さ。
自分を脅かす者を必ず始末するという強い意志。
(逃がさない。
僕のことを仲間に喋られたら収集がつかなくなる。
今、絶対に奴を阻止しなくてはいけない!
僕の未来のために!)
大きな夢・野望を抱き、
現実化するために着実に歩む姿勢。
自分を脅かす者を必ず始末するという強い意志。
「一般人を巻き込まないときっぱり言ったばかりなのに、
すまん、ありゃ嘘だった」
「でも、ま、その彼は自分で殴ったパワーで殴られたんだから、
よしとするってことでさあ、堪えてくれ」
冷酷!非情!
自分を脅かす者を必ず始末するという強い意志。
・・・は、ここではあまり関係ないけど。
激闘。
からの、
「あんたがいい人だからな」
「そんな奴は許さない、とあんたはそう思っている」
「そこにあんたは矛盾を感じている」
「だからあんたは(略)心を痛ませたんだ」
「いいや、あんたはもう僕を殺したりはしませんね」
「あんたは、僕の仲間になるからだ」
「ブチャラティ、僕は、ギャング・スターになります」
この怒涛の言い包め。
相手の心理を的確に分析からの
メリットを見せて(?)味方へ強引に勧誘。
この人を惹きつけるカリスマ性。
こいつはDIO様の息子だわ。
間違いなくDIO様の血を引いてる。
うん。
受け継がれるDIOの血脈・・・。
いいのか・・・?
まあ、いいか。
そんな感じで。
第1話では、ジョルノについて、
DIOが親である影響があまり見えないな・・・と思っていましたが、
第2話でそれがよく見えた・・・気がしました。
まあ、DIO様の息子なら、
ギャング・スターなんて楽になれる!
むしろパパは夢が小さいって言うかもね!
・・・とか思いました。