「グランクレスト戦記」
全24話、視聴終了後の感想です。
一応、書いたから。
あー、最近、なんでアニメ観られないんだろう・・・。
タイミング?時間?サイクル?
なんだろなー・・・。
※ネタバレします。
◎「グランクレスト戦記」
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☆全話視聴後感想
「混沌」が存在する世界。
大陸は、大工房同盟と幻想詩連合の
二大勢力に分けられ、統治されていた。
長く争ってきた二大勢力。
しかし、ついに統一の日がきた。
同盟盟主と連合盟主の子供たちが婚姻を結び、
盟主たちの「聖印」が統合されることで、
「皇帝聖印」が誕生し、
大陸に平和が齎されるのだ。
だが。
その待望の日。
同盟盟主と連合盟主が何者かに殺害されるという、
「大講堂の惨劇」が起こる。
・・・という始まりだったんだけど、
観ていない人には何言ってるか分からないと思う。
でも、大丈夫。
全部観た私にもよく分からない。
とにかく。
「混沌」とかいう、もや~っとした闇みたいなのが
世界中にあって、それが魔物を生んだり、
災害を起こしたりして、人々が困ってるらしい。
で、その「混沌」を消すには、
「聖印」という、数多くの君主が持っている特別な印を、
全部集めて、一つの「皇帝聖印」というものに
しないといけない。
「皇帝聖印」が出来れば、
世界中から「混沌」が消えて、世界が平和になる。
でも、「聖印」には持っていることで
特別な力が使えるメリットがあったり、
逆に「混沌」が存在することで利益を得ている人々がいるので、
なかなか「皇帝聖印」は生まれない。
で・・・
まあ、そんな世界平和はともかく、
自分の故郷を領主の圧政から救いたいよと願うテオ君が、
有能魔女シルーカちゃんと会って、ラブラブ。
みたいな話だったのよ。
・・・だったかな・・・?
テオ君は最初は「自分の故郷の人々を救いたい」
というだけの気持ちだったんだけど、
シルーカちゃんと出会ったことで、
あれよあれよと出世街道まっしぐらで・・・。
思えば凄いところまで来たよね・・・。
今、振り返ると、テオ君は凄い成り上がりっぷりだった。
本人は別に成り上がるとかは興味なかったみたいだけど。
まあ、そんなわけで。
テオとシルーカを中心として、
色々な人が色々な願いと思いを持って、
世界が動いていった物語でした。
様々な立場、思想、主義、信念の人々が、
様々に生きて、戦って、動いて、
そうして世界が変わっていくファンタジー。
こういうのが好物な私としては
好きな作品でした。
時々、「どういうことだ」と理解出来なかったり、
「いや、それはおかしい」と笑ったり、
「それでいいんかい!」と思わず突っ込みを入れても。
それでも、今でもわりと好きです。
まあ・・・最後の唐突なSF転換?と
テオ様の
「未来の人間がどうなろうと知らん!
今の人間が重要だ!」宣言は、
「ん?それで・・・いいのか?いいのか?」
と、だいぶ困惑しましたが。
今の人間の平和も大事だけど、
今を平和にすることで先々の人類がより苦しみ、
より多く死んでいくのかもしれないなら、
もうちょっと考えた方がいいと思うけど・・・(笑)
まあ・・・いいか。
いいのか?
うーん・・・でも、なんか好き。
結局、こういう作品が好きだから、に尽きるかもしれない。
好みの問題。
だって、色んな人がいて色んな風に生きているのを
見ているのが楽しいんだもん。
特に・・・やっぱりヴィラール様のあたりは
盛り上がって好きだったな。
ヴィラール様、面白いキャラだったよね。
物凄い悪評、変態キャラからの美形有能キャラ、
そしてテオを導く師匠のような位置へ・・・。
すごい右肩上がりだった(笑)
他のキャラもそれぞれに好きだったな。
ミルザーは・・・好きではないけれど、
興味深いキャラだった。
彼の生き方は彼の生き方で面白かった。
マリーネ様の鉄の仮面をつけたような
悲壮な生き方も良かった。
なんならアレクシスとハッピーにならなくてもよか・・・
なんでもない。
エドキア様の濃いキャラも、
ラシックの健康的?野心家兄貴っぷりも、
モレーノ先輩の捻くれてそうで情が深いところも、
みんな好きだった。
うーん・・・なんか好きだった。
結局、結論はそれ(笑)
あー、そうだ。
あと、ずっと見ていて、
この作品は
「憎しみや欲望による争いよりも、
愛の力の方が強い」
と、頻繁に訴えていたのかなー。
だから戦場でみんなイチャイチャするし、
マリーネ様はアレクシス様とすぐハッピーだし、
テオ様とシルーカはラブラブだし、
あと・・・えーと・・・色々あったのかなー。
・・・なんてことも思ったりしましたが、
なんだか今どうでもよくなったので割愛します。
色んな人がいて面白かった。
あと、
プリシラちゃんが女神だった。
プリシラちゃんが女神だった。
とにかく、
プリシラちゃんが女神でした。