ねんがんの、

これを、

かりてきた、ぞ!

 

 

 

ずーっと読んでみたかったんだよね。

「いるの いないの」。

というか、怪談えほんシリーズ。

他のも読みたいけれど、

とりあえずはこれが一番読んでみたかった。

 

読んだ。

感想。

 

猫がいてもいてもいる。

 

この「おばあさんのいえ」、猫飼い過ぎでしょ!

ページを捲るたびにわらわらと湧いてくる猫。

必死で数える私。

もうかなりいい年。

お盆で帰省していた伯母さんにその姿を見られ、

「幸せだね、あんた」と言われる。

どういう意味か、さっぱりわからんね!

いるのいないの!

 

 

それはともかく。

この作品の本題の、

「何か」がいるかいないかの、ぼんやりした不安感。

良かったですね~。

子供の時に特有の、

あの暗がりに何かいるかもしれない。

でも、確かめるのは怖い。

けれど、見てしまいたい。

怖い。

そんな不安感が、

短い文字数と、美しいけれどどこか恐ろしい絵で

綺麗に描写されていたと思います。

子供の時に読んだら怖かったろうな。

でも、今はおばあさんの淡々とした返事の方が怖い。

何者だ、お主。

 

 

それはともかく。

猫が多くて。

ページのあちらこちらに堂々と、または隠れるように、

何匹も何匹も存在していて。

「なんだこの家、パラダイスか」

と思いました。

 

いるのいないの?

そんなものいいんだよ!

ねこがいてもいてもいるのがだいじなんだよ!

このいえはてんごくか!!

 

 

そんな風に思いまし・・・た・・・。

 

大人になるって哀しいことなの・・・か・・・??

 

 

他の怪談えほんも読んでみたいけど、

図書館に入ってるかなー。

気になるのは最悪、購入という手段に出るしか

ないのだろうか・・・。