ねんがんの、
これを、
かりてきた、ぞ!
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怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)
1,620円
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ずーっと読んでみたかったんだよね。
「いるの いないの」。
というか、怪談えほんシリーズ。
他のも読みたいけれど、
とりあえずはこれが一番読んでみたかった。
読んだ。
感想。
猫がいてもいてもいる。
この「おばあさんのいえ」、猫飼い過ぎでしょ!
ページを捲るたびにわらわらと湧いてくる猫。
必死で数える私。
もうかなりいい年。
お盆で帰省していた伯母さんにその姿を見られ、
「幸せだね、あんた」と言われる。
どういう意味か、さっぱりわからんね!
いるのいないの!
それはともかく。
この作品の本題の、
「何か」がいるかいないかの、ぼんやりした不安感。
良かったですね~。
子供の時に特有の、
あの暗がりに何かいるかもしれない。
でも、確かめるのは怖い。
けれど、見てしまいたい。
怖い。
そんな不安感が、
短い文字数と、美しいけれどどこか恐ろしい絵で
綺麗に描写されていたと思います。
子供の時に読んだら怖かったろうな。
でも、今はおばあさんの淡々とした返事の方が怖い。
何者だ、お主。
それはともかく。
猫が多くて。
ページのあちらこちらに堂々と、または隠れるように、
何匹も何匹も存在していて。
「なんだこの家、パラダイスか」
と思いました。
いるのいないの?
そんなものいいんだよ!
ねこがいてもいてもいるのがだいじなんだよ!
このいえはてんごくか!!
そんな風に思いまし・・・た・・・。
大人になるって哀しいことなの・・・か・・・??
他の怪談えほんも読んでみたいけど、
図書館に入ってるかなー。
気になるのは最悪、購入という手段に出るしか
ないのだろうか・・・。