「銀河英雄伝説 Die Neue These」
第9話の感想です。
※ネタバレします。
◎「銀河英雄伝説 Die Neue These」
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☆第9話の感想です。
今回は自由惑星同盟側の話でした。
戦争・・・戦場の裏側で起こっている諸々のこと。
戦争に莫大な資金がかかるため、
国債を更に発行するか、
増税するか、
迫られる「最高評議会」。
戦争にもお金がかかるもんねー。
生きるために?戦争をするというのに、
逆に生活が圧迫されて生きられなくなりそうという意味不明さ。
また、戦争に人的資源も奪われ、
日常生活に関わる一般企業で人材が不足。
結果、日常生活のあちこちで不具合が生じる。
あー。
そうか。
戦争方面に人が偏って、
逆に日常の方では人材が不足するようになるのか。
そうか。そういうことも起こるよね。
日常を守るために?戦争するのに、
逆に日常に支障が出るという意味不明さ。
戦争って何だろう。
お金も人も不足する社会。
ただ。
国債増発、増税のほかに、
もう一つ方法があって。
イゼルローンが自由惑星同盟側の手に落ちたので、
それを材料として有利に停戦交渉をするという案も
出たのですが、
なんか知らない議員たちに反対される。
更に
「ここでもうひとつ勝利すれば
我々の支持率上がる。選挙勝てる」
という声で、議員たちの心が動き、
多数決で圧倒的多数で戦争継続に。
うーん。
民主主義って何だろうなあ。
現実の政治を見ててもよく思うんですが、
この場面は民主主義って何だ?と強く思いました。
いや。
貴族制だの君主制だのなんとか主義だのよく知らないけど、
他の制度がいいってわけじゃないんです。
というか、不勉強でよく分からない・・・。
ただ、「国民主権」と言っても、
支持率とても低かったり、
結局は少数の人達の利益で決定されたり、
実は国民主権じゃないよねと思ったりするし・・・。
かといって、
国民全員で多数決とか万が一出来たとしても、
衆愚政治になると、
それはそれは恐ろしいことが起こると思う。
というか、多数決って絶対的に正しいわけじゃないじゃん。
正しいっていうか・・・最良なわけじゃないじゃん。
・・・とかなんとか思っていると、
頭がぐちゃぐちゃになって、
いつも
「わかーんなーい、あたい、むずかしいこと、
わかーんなーい、うへうへうははほは、あにめみるー」
となる。
駄目じゃないか。
そこをちゃんと調べたり考えたりしないと。
・・・と思いつつ、アニメ観る・・・。
いや、しかし、真面目に
皆でもっと考えるって重要なのかなあ・・・
いや、考えたからってよくなるとは限らないけど・・・
でも、
ジェシカ「見ないふりはしないことを。
聞こえないふりはしないことを。
沈黙しないことを」
これって大事よねとは思った・・・。
なかなか出来ないけどさ・・・。
そんな感じで。
今回は戦争のもうひとつの側面、
戦場ではない場所で起こる戦争の影響を描いた回でした。
色々と考えられて面白かったです。
戦場描写よりもこういうのの方が好きかも。