「伊藤潤二『コレクション』」
第12話、最終話の感想です。
春アニメのチェックがまだ終わらない・・・。
※ネタバレします。
◎「伊藤潤二『コレクション』」
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☆第12話の感想です。
前半は「潰談」。
南米のジャングルから男が持ち帰った、蜜。
この蜜が、えも言われぬ美味で、
舐めた者をみな虜にしてしまう。
蜜への渇望にとりつかれる人々。
ただ、この蜜は
「気付かれないように」
舐めなければならなかった・・・・・・
というような話。
普段はネタバレとかほぼ気にしないんですが、
これに関しては先にネタバレを見てしまって
ちょっとしくじったかな~と思います。
「気付かれないように」の意味とか。
気付かれたら潰されるの意味とか。
最初から分かって観ちゃったので、
ちょっと面白さを減らしてしまったかも。
でも、色々知ってて観るのも
それはそれで面白かったです。
どうしてアレはああいう生き方をしているのか。
リスキーなだけじゃないか。
誰もが一度は思いますよねー。
この作品みたいな感じなのかなあ?
しかし、あのジャングルの部族は
どうやって生き永らえているのだろう・・・。
蜜を舐めたら終わりだろうし・・・。
謎一族・・・。
後半は、ぬぬーの「噂」。
女の子皆の憧れであるイケメン君が入院した。
そのイケメンと噂になり、
まんざらでもない、みどり。
しかし、お見舞いに訪れたイケメンの病室には
先に来ていた同級生のまどかが!
小学生によるどろどろの?三角関係!
あと・・・その辺にいるぬぬー。
大体がみどりちゃん視点で進むので、
双一がなんか妙な動きをしていても、
「そんなことより泥棒猫まどかをどうにかしないと」
みたいなことが焦点になっていたのが
面白かったです。
双一は添えるだけ(笑)
ちゃんと双一も頑張ってたんですけどねー。
新聞配達をし・・・
草野球チームで活躍し・・・
横断歩道でおばあさんを助け・・・
芸能人の従兄がい・・・
・・・たという嘘の噂を自分で流して、
ちゃんと頑張ってたんですけどねー。
相変わらずろくなことしないなー(笑)
で。
まあ、いつも通りに双一は自業自得で嘘がバレ、
追い詰められたり色々あるわけですが、
「そんなことより、まどかをどうにかしないと!」
とみどりちゃんは思っているわけです。
あの女!
私のイケメン君よ!
熱い目で見て許せない!!
だから私、泥沼に入るわ!!
・・・みどりちゃん、将来がおっかないなー。
そんなわけで、
みどりは山の中の泥沼に浸かったのだった。
が。
そこにはすでに先客、
プロのモデルさんが!!
みどり?
三角関係?
双一の企み?
そんなものはどうだっていいのよ!
問題はひとつ!
プロのモデルである淵さんを
双一が勝手に撮影したことだけ!
淵「あなた、誰の許しを得て
私の写真撮ってるの?」
「どこの出版社の差し金なの?」
「これでも私はプロのファッションモデルなのよ」
「私を無断で撮影したら、
どんなことになるのか分かってるの?」
流石、淵さん!
子供相手でも手を抜かないプロの姿勢!
プロ意識が高い!
背も高い!
高いっていうか
ちょっと人間の範囲を超え・・・
いえ、流石は淵さんです!
ますます存在感が増しましたね!!
・・・。
そんなわけで。
最終的には淵さんでした。
みどり?
双一?
そんなものはいいのよ。
主役は淵さんよ!!!
・・・何がなんだか分かりませんでしたが、
双一と淵さんの共演も面白かったです。
あと、淵さんって本当にモデルだったんですね。
あ、いや、前も雑誌に載ってましたが、
今回のは口紅の広告ですよ!?
化粧品の広告に採用されるなんて
人気ファッションモデルじゃないですか・・・。
流石は淵さんだわあ・・・。
そんな感じで。
全12話、色々な雰囲気の話があって、
笑ったり、切なくなったり、呆気にとられたり、
楽しませてもらいました。
こういうの好きなんでもっと続けて欲しいけど、
問題は売り上げよね・・・。
貧乏で申し訳ない・・・。
ただ、原作はいつか読んでみようと思いました。
油度(小声)