「伊藤潤二『コレクション』」
第7話の感想です。
と言っても、
今回は感想なんて・・・ないよ・・・。
※ネタバレします。
◎「伊藤潤二『コレクション』」
![]() |
「中古レコード」「道のない街」
Amazon |
☆第7話の感想です。
前半は「中古レコード」。
ジャケットにタイトルも何も書いていない
謎のレコード。
一度でも聴いた者は心を奪われ、
そのレコードを所有したくなる。
そんな、呪いのレコードの話でした。
考えるな、感じろ。
まさにそんな系統の話だったので、
特に感想らしい感想はないです。
感覚で捉える繊細な不気味さは
心地よかったです。
・・・えーと・・・あとは特に・・・・・・。
あ。
「死んだ直後に録音された、あの世の歌」
という部分が絶妙でいいなあと思いました。
「死んだ直後」っていうのが。
死の瀬戸際で歌っていて、
どこかで生が死に変わった瞬間があって、
でもその境目は時間的にわずか。
そう考えると、
一瞬、有り得るんじゃないかなと思えてしまう。
もしかしたら死後直後の歌を
録音出来ることもあるかもしれない。
そう思えてしまう部分が、
絶妙に不気味でいいなあと思いました。
あー・・・あと。
最終的にダビング出来て良かったね!
後半の話は・・・石膏ボーイズ!!
ではなく、
「道のない街」。
考えるな、感じろ!!
第2弾!!
・・・何をどう感じればいいんですか!?
夢の中で告白されたと思ったら、
切り裂きジャックが出てきて殺人事件で、
家族が覗くようになって、
おばさんの家に行くための道が
全部違法建築。
・・・??
まるで悪夢をそのまま描いたような
不可思議な話。
こういうのも嫌いじゃないので、
面白かったは面白かったんですが、
流石にこれが毎回だときついと思います(笑)
というか。
何か表していることがあるのかもしれない。
ただ私が分からなかっただけかも。
・・・うーん。
まあ、いっか(適当)
街全体を違法建築物が取り囲んでいるのは
いいなあと思いました。
ああいう妙な世界、いいよね・・・。
今回はこんな感じ。
感じるんだ・・・多分・・・。