「グランクレスト戦記」

第1話~第3話の感想です。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「グランクレスト戦記」

 

 

☆第1話~第3話の感想です。

 

「同盟」と「連合」という敵対する二大勢力が、

婚姻によって繋がり、世界に平和をもたらそうとした。

しかし、平和が成ろうとした、その時。

何者かの妨害が入り、婚姻は破綻。

世界は再び戦争の時代に戻った。

 

・・・っていうような始まりだったらしいよ?

多分ね?

 

 

なんだろう。

何も情報がないまま観てても

なんとなく分かるんだけれど、

やっぱり分かっていない部分の方が多そう(笑)

 

現在は3話まで視聴済みだけれど、

たった今、公式サイト等を見て初めて知ったことが多い(笑)

 

もしかして、このアニメ、

結構なハイスピードで省略省略&省略で進んでる??

いや、原作も何も全く知らないから、完全な憶測だけど。

 

正直、もう少し丁寧に、情報を多めに、

着実に描いていって欲しいです。

せめて地図と独自用語の説明を・・・!

あ、用語説明は公式サイトにあるのか。

って、用語少ないよ!

 

もっと丁寧にやって欲しいです。

説明も。

展開も。

ドラマも。

 

・・・と色々言ってしまうのは。

 

私がこの作品を好きだからだ!!

 

こういうハイファンタジー大好きだ!

ヒロイックファンタジー(っていうの?)大好きだ!

色んな性格の、

色んな背景を持つ、

色んな理想と野心と夢を持つ、

沢山の人達がいて、

それぞれにそれぞれの未来を焦がれ、求めていく。

こういうの、大好き!!

 

・・・なので、もっと丁寧に描いてもらえたら、

もっともっと楽しめるのにな~~~~と

頻繁に思うのがなんとも歯痒いです。

ぎいいい。

 

 

あーしかし。

それでも、これ好きだなあ。

 

特にシルーカちゃん最高。

かわいい、最高。

有能、最高。

腹黒そう、最高。

でも、恋愛面はちょっとチョロそう。最高。

 

フェミニンで柔らかい方向の顔立ちなのに、

性格はきつめで、現実的な策略家。野心家。

でも抱く理想は高潔で純粋(多分)。

次から次に休みなく世界制覇?のための手を繰り出し、

その内容もわりと手段を選ばない苛烈さがある。

けれど、テオへの忠誠心もそこそこあるらしい。

うーん、たまらん。

かわいい。

3話でテオに庇われて、もう惚れてそうなところ、

かわいい。

 

そのシルーカに、無理矢理君主とさせられた

テオ君も嫌いじゃない。

 

最初は「単なるお飾り君主」「軽い神輿」かと思ったけど、

意外とそうでもなさそうなのがいい。

人が好くて、世間知らずで、能力もそこそこ。

でも、自分を利用するシルーカを、

咎めもせず、かといって流されるまま受容するのでなく、

冷静に見つめて判断していそうなところ。

よく知らない人々、時には敵だった人々を受け入れる度量。

主君としての務めを果たそうとしながらも、

真っ先に先陣を切る度胸。

悪くない。

 

最初の力関係としては、

圧倒的にシルーカがテオを利用し振り回していましたが、

これからどうなるのか分からなそうなところも

興味深いです。

 

シルーカちゃん、まだ腹の中に何を隠し持ってるのか

分からなくて、ちょっと怖いんだけれど、

いずれテオが人間として成熟していけば

完全にかつ簡単に攻略されそうな気配があります。

テオの伸び代やばそう。

その度量の前にシルーカちゃんがころっといきそう。

・・・いい。

とてもいい。

 

 

 

そんなわけで。

私はシルーカちゃんを推します。

テオもわりと好きです。

それから、シルーカちゃんとテオの恋愛を推しまくります。