「Infini-T Force」
第3話の感想です。
4話も観ました。
面白かった。
でも、感想はまだ書いてない。
そして、
今期、感想を継続するのはこれだと思う。
※ネタバレします。
◎「Infini-T Force」
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☆第3話
「Intelligent Fury」
の感想です。
タァケェシィの人ことダミアン・グレイ。
実は彼こそが、武士の世界が滅びたときに
武士と戦っていた「鬼」だった。
正体を明かしたダミアンと
正体を知った武士の戦闘は激化する・・・。
で。
色々あって、ダミアンが隕石を落とすことに。
規模がおかしい!
ラスボスかよ!!
3話で隕石落とすなよ!!
いや、その前に。
ダミアンの自分語りが入りました。
ダミアン「むかぁ~しむかし、あるところに
とても優秀な美少年がいました」
初っ端から自分のことを「優秀な美少年」と
語り始めるその根性。
流石、ダミーだぜ。
まあ、「ダミアン」と言ったら「美少年」じゃなきゃ
許されないと思うけどね!
だから「3」以降は観てないの・・・。
私の心が傷つくから・・・。
ダミアン「彼は(略)何をやっても完璧に(略)」
「世界を守る国際警察の捜査官と
なりました」
「そこでも彼は常に完璧」
「完璧であることが彼の存在意義だった」
怒涛の自分あげ。
人生楽しそうです。
しかし、完璧完璧言ってるけど、その髪型って・・・
あ、それが「完璧な髪型」ってやつですか・・・
へー・・・そうなんだ・・・。
しかぁ~し↑、
ここから彼の人生に狂いが生じます。
ある捜査でミスを犯して、
敵の組織に囚われたダミアン。
そこで人体実験をされ、
鬼の姿と超能力を授けられます。
が。
その超能力があまりに大き過ぎて
悪の組織はダミアンを制御出来ず・・・。
・・・ドジッ子組織?
隕石落とすほどの能力を
ほいほい攫った国際警察の人に与えるなよ・・・。
で。
ダミアンは敵組織を超能力で壊滅。
やはりドジッ子組織か・・・。
それはともかく、
敵組織を壊滅したダミアンでしたが、
今度はその能力を危険視されて、
逆に国際警察に追われることとなってしまう。
なんて、悲劇か!
と思いきや。
ダミアンが傷ついたのは、
かつての同僚たちが自分を殺そうとしてくること
ではなく、
「もう完璧な正義になれない!!」
ということでした。
なんだこいつ。
で。
「完璧な正義」になれなくてショックを受けた
ダミアンは、方針を変更。
「完璧な悪」になればいいよね!
なんだこいつ。
武士は「正義の心をどこで失くした!」とか
ダミアンに聞いてましたが、
最初っから正義の心とかないんじゃないかな~。
「完璧」なら他はどうでもいいんじゃないかな~。
でも・・・ケースを使ってでしか
「完璧な悪」になれないなら、
それは完璧と言えるのかなどうかな~。
どう思う?たけぇしぃ~?
正直。
3話でダミアンの生い立ちやら願望やら
色々分かったとき、
ちょっと・・・ちょっとね、少しがっかりは、した。
もうちょっと複雑な悪役かなーと思ってたので。
うーん・・・。
でも・・・。
例えば、私の崇拝する白い天使・槙島さんのような
悪役だと、武士と相性が良くないかもしれない。
「正義の味方だ!」みたいなことを
てらいなく爽やかに言えそうな武士に、
「正義とは何ぞや」みたいなところから
小難しくねちねち追及してくるタイプだと・・・
武士が・・・どうすればいいのか。
もう「正義の正拳突き」で殴って殴って殴りまくって
「君が泣くまで殴るのをやめない!」とか
やるしかないのではないか。
それって・・・ヒーロー・・・?
そして、それをやっても「紳士」イメージの
崩れないジョナサンさん、凄い。
ともかく。
ちょっとがっかりはしたけれど、
ダミアンはダミアンなので
武士と対峙する敵になれるのかなと思いました。
というか。
ダミアンは武士のもうひとつの可能性なのかな?
「ダミー」という「模造品」を意味する愛称。
ボーリングのシーンで
いちいち倒すピンの数を武士と揃える行動。
武士の願いと自分の願いが同じだという嘘。
武士の技をコピーするところ。
武士の「お前と俺はよく似てる」という言葉。
あと、これはよく知らないんですが、
ダミアンの人生は途中まで
とあるヒーローの人生と重なる・・・んですか?
そういう諸々を考えると、
ダミアンは、武士がもし悪に堕ちたら、という、
有り得たかもしれないもうひとつの可能性を表した
人かなと、そんな風に思いました。
・・・まーでも、
もし武士がダミアンと同じ境遇になっても、
悪になろうとは思わないと思いますけどねー。
だって
「世界中の人と友達になるのが夢!」って
素直に真っ直ぐに言えちゃう人だよ?
女子高生に笑われたって気にしない。
武士「いや、きっと出来るさ!
そう思ってた方が人生楽しいだろ!」
あたい、武士のそういうとこ、好きだな。
馬鹿みたいに熱くて真っ直ぐなところ。
押し付けてくると面倒だと思うけど、
そういうのが夢!って爽やかに言えてしまうのは
凄いと思う。
武士の一見軽いけれど、
芯には熱いヒーロー魂があるの、好き。
でも・・・。
でも・・・・・・。
武士「お前は完璧を求めるあまり
孤独になってしまった」
「孤独だったから、任務に失敗した」
「孤独だったから、お前に味方してくれる
人間がいなかった」
「お前の過ちは・・・・・・」
「一人だったことだ!!」
やめて!
花京院の心の傷を抉るのはやめて!!
何故か心の中で絶叫してしまいました。
あと、私にも痛いです、たけぇしぃ~。
けど、
敗北したダミアンに
「俺もお前と同じだった」。
「俺の過ちの原因は一人だったこと」。
「人は一人じゃ間違える」、
「だから、俺は皆と友達になりたいんだ」
と言う武士は好き・・・。
皆で間違えたらどうするんだ!!
という心の中の突っ込みはありますが、
そういう複雑なこと考えないで正義を信じる
武士のヒーロー魂が好き。
同時に
「武士。貴方はどこまでも正しい人間ですね」
「羨ましくて、反吐が出ますよ」
と応えるダミアンも好き。
「完璧な悪」を目指しているはずなのに、
「正しい」武士が「羨ましい」ダミアン。
色々と拗らせてそうで好き。
こっちの鬱屈の方が共感出来そうだし(笑)
・・・ダミアンって嘘つきだから、
意外と本当の本音は
今でも正義のヒーローになりたいのかもしれないな。
単純に武士みたいになりたいのかも。
えー・・・。
だらだら書いてしまいましたが、
そんな感じで、
どこまでも正義のヒーローな武士と
色々と捻くれ曲がってそうなダミアンの戦いが
面白い3話でした。
本当は他にも書きたいことあったけど、
長くなり過ぎて疲れたし、やめる。
隕石を3人でなんとかするヒーローたちが
強すぎてびっくりした。
特にテッカマンとキャシャーンはなんなの?
あの人達がいたら
笑ちゃんのパパとか敵になりそうな気がしない。
もう散歩がてらに倒せそうな気がする。
そして、今回も仲間に去られ、
遺伝子だけ強請られ、周囲も暗くて、
可哀相なパパ。
がんばって、パパ。
あと、笑ちゃんが
段々ヒロイン力を身に着けてきて
にやにやします。
隕石を壊した後の微笑み、いいね!