「バチカン奇跡調査官」
第11話を観たので、感想を適当に。
※ネタバレします。
◎「バチカン奇跡調査官」
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☆第11話の感想。
今回も怒涛のような解決編でした。
解決編・・・とはいっても、
内容は・・・その・・・かなりトンデモなので、
正直ミステリー的にはあまり期待してません。
ただ、そのトンデモ具合と、
オカルト風味たっぷりの雰囲気が好きなので、
私としては問題ないです。
薄暗くって胡散臭くてシュールに笑える。
それがいいんだ!
で。
今回も、始まりから宝探しの冒険のようで
楽しめました。
謎を解いたり、白い人に会ったり、
色々しながら道を進んだら、
あった!
宝が!
ではなく、偽札製造工場が!
あと、白くて光を放ってるけど
中身真っ黒なジュリアさんが!
ジュリアさんのノリノリの道化師コスプレと、
これでもかというほど金色でお金かかってそうな
趣味の悪い応接室に笑いました。
この人、外見は清らかで神々しいけど、
中身は凄い欲に塗れた俗物だよね。
嫌いだけど、嫌いじゃない。
で。
ジュリアさんのスカウトを断ったり、
水責めされたり、
色々してたら
平賀が気絶してるうちに全部終わりましたとさ。
スピーディな展開だなあ。
スピーディ過ぎて何も思うことがない。
おお、そうだったのか・・・くらいしか。
ただ。
トロネス司祭のことだけが。
彼のことだけが、とても気になりました。
まとめ。
トロネス・アントーニオ・ベニンワンビの一生。
メンタル不安定な彼女と付き合い、困る。
同じく暴力的な恋人に困っていたテレーザと
共謀し、互いの恋人を消す。
カルロを殺し、ドメニカを精神的に殺す。
テレーザと付き合う。婚約する。
テレーザが落雷で死亡。
全財産を寄付して出家。
過去の罪により脅迫されて、
教会の礼拝堂を麻薬の隠し場所として提供する。
麻薬が漏れて皆がラリる。
しょうがないからキリスト像を塗って
「奇跡」を捏造。
偽札工場もちょっとだけ絡むが知らない。
そのまましばらく経って。
32年後に、
偽札工場関係で「まだらの道化師」に会うが、
相変わらず偽札のことは知らない。
そのせいで悪魔が来たと発狂する。
発狂したまま森に走って魔法陣を描く。
そのまま飛行機の底部に飛び乗って密航する。
飛行機トラブルで色々あって、
上空にある飛行機から落ちる。
凍って牛舎に落ちる。
・・・。
どんな人生だよ!!
波瀾万丈というか、人生自体がトンデモ。
個人的には、
テレーザ落雷で死亡という奇跡と、
麻薬で礼拝者がラリるコミカルさと、
森の奥で魔法陣描いて飛行機に飛び乗り、
落ちて牛舎で凍死体の、
疾走感溢れる狂気的失踪のシュールさが
とても好きです。
えー・・・。
そんなわけで。
最後はトロネスの過去の罪も全て暴かれ、
お空に綺麗な虹がかかり・・・
この虹は麻薬の作用じゃないですよね?多分・・・
なんとなく終わりました。
今回も色々と楽しかったです。