「バチカン奇跡調査官」
第1話~第2話の感想です。
あと、第3話の感想も少しだけ。
※ネタバレします。
◎「バチカン奇跡調査官」
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☆第1話
「主の支えによりて我は目覚める」
の感想です。
バチカン市国の神父である、
平賀・ヨゼフ・庚とロベルト・ニコラス。
二人は、世界中から申請される奇跡の真偽を確かめる
「奇跡調査官」の職務についていた。
今回、二人に課せられたのは、
セント・ロザリオ教会の調査。
処女受胎をしたというシスターの調査を表向きに、
悪魔崇拝の疑いのある割符の調査も
同時進行で進めるということで赴いたのだが・・・。
バチカン市国。
神父。
奇跡調査官。
教会。
ステンドグラス。
悪魔崇拝。
処女受胎。
スティグマ。
泣くマリア像。
もう、そんな単語、雰囲気の数々だけで
テンションが上がってしまう私は単純ふぅー!!
いやあ、でも、
こういう方面がなんとなく好きなので、
雰囲気だけでわりと満足。
お手軽。
しかし、内容は
予想していたよりもミステリーでした。
もっとオカルト色強めのミステリー弱めかと思ってた。
結構、しっかりミステリーでした。
オカルトよりもミステリー寄りかなあ・・・??
連続殺人が起こるらしいし・・・。
好きなので問題ないけどね!!
あと、一話完結の話が続くのかと思ってたけど、
そうではなくて、
一つの事件を何話かに分けてやるようです。
よく考えれば原作が角川ホラー文庫の小説だから、
分量的に一話完結ってことはないか・・・。
好きなので問題ないけどね!!
オカルトもミステリーも好きなので、
わりと満足した1話でした。
物語はまだ始まったばかりだし、
事件も途中なのでどんな風に収束するか分かりませんが、
私は結構好きです。
☆第2話
「存在のかぎりなき不安」
の感想です。
殺害された・・・・・・なんとか神父。
ちょっと登場人物が多くて、名前が覚えられてません。
とにかく。
なんとか神父が殺されました。
と思ったら。
涙を流すマリア像(号泣)
開かずの部屋(ほぼ、だけど)
降霊会。
悪魔崇拝の儀式。
殺害される神父とシスター。
見立て殺人。
クローズド・サークル(かなあ・・・?)
神憑り(?)
666。
盛り沢山のこの内容。
奇跡なんて、処女受胎、涙を流すマリア像、神の預言、と
もう三つも起こってますしね。
奇跡の大安売り。
そして、それに比例するように悪い事も増えてます。
連続殺人。悪魔を思わせる儀式。等々。
こんなに沢山のことが起こっているというのに、
ロベルト「何故それを我々に黙っていたのです?」
偉い神父「アンナ・ドロレスの件とは関係ないと
思っておりましたので・・・」
偉い神父「マリオはその心の美しさがゆえに
主に見初められ、あのような奇跡を
起こすようになった」
「私はそう考えています」
危機管理能力ゼロか!!
偉い人、呑気にもほどがある。
マリオは心が美しいから・・・じゃないし。
お前の心がピュア過ぎてやばいだろ!!
いや、何か隠すことがあるんだろうけれども・・・。
しかし、もし何もなくてあの態度だったら・・・
もはやこの偉い人が奇跡レベルの逸材。
ピュアッピュア奇跡レベル神父。
それはともかく。
ますます事態は混迷して参りました。
いいですね~。
オカルトでミステリーいいですね~。
にやにやする。
そして、ついに「666」の単語が出てきましたが。
美少年は!
美少年はどこにいるんだ!!
ダミアーン!!
☆第3話の感想を少し。
今度はエクソシスト来た!
本当に盛り沢山だな、この作品。
と思っていたら、
「悪魔祓い(物理)」で笑いました。
悪魔が取り憑いたと思ったので、
悪魔祓いを始めたけれど、
効果がないので、
聖書で殴って昏倒させました。
悪魔祓い(物理)成功。
あんたら、本当に神父か。
聖書で殴るな。
それはともかく。
第3話にして、
色々なことの真相が少しずつ明らかになってきました。
あれの仕掛けはこうなっていて、
これの裏の事情はこうで・・・・・・
いいですねー。
地味に淡々とミステリーが進んでいる感じですが、
私は好きです。
あと、
今回で何故
「この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は全て架空であり(略)」
が毎回出ているのか理解しました。
これはフィクションだと強調しないとまずい。
私は好きですけどね(笑)