「スタミュ 第2期」
第9話の感想です。
※ネタバレします。
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☆第9話「第9幕」の感想です。
那雪&卯川の成長回。
これまで、それこそ1期の時から、
他のチームメンバーと違って、
あまり掘り下げられることのなかった那雪。
一応、「あがり症」という欠点があり、
ある程度克服したらしい描写はありましたが、
それでも他のメインキャラと比べると
描写はかなり少なかったと思います。
なので、この回でしっかり那雪が掘り下げられたこと、
それ自体がまず嬉しかったです。
私はチーム鳳を全員まとめて愛している!
だから那雪回も欲しかった!
他のキャラ達も好きだけど!
でも、チーム鳳が5人まとめて皆好き!!
かわいいぞーチーム鳳ー!!
・・・それはともかく。
なんだっけ?
ああ、そう。
那雪回が嬉しかったという話だった。
今まで、「あがり症」で「わりとネガティブ」等という
欠点・弱点があることは分かっていた那雪。
あがり症の方はともかく、
2期でも、どこか臆病で、自信がなく、
星谷と同じく競争心に欠けるところが度々見受けられました。
那雪なりに努力はしていたと思います。
それでも今まで改善されませんでした。
しかし。
それが。
この回で卯川を対話することによって、
改善の兆しを見せてきました!
あの卯川ちゃんと!
口を開けば小馬鹿にしたような言葉ばかりの、
基本的に他人に対して態度の悪い、
ツンデレのデレがとてもとても分かりにくい、
面倒くさい性格の卯川ちゃんと!
これが良かったですねー。
優しくておっとりしていて、
反面臆病で自信がなくて、
いつも他人に譲ってしまいそうな那雪と。
キツくて、言うのを躊躇うような言葉を平気で口にして、
上から見下ろすような態度が多く、
他人に譲るなんて真っ平そうでありながら、
実はその態度の裏に思い遣りがある卯川。
全く似たところのない二人が、
実は同じような悩みを抱えていて、
会話するうちに打ち解けあって、
進む道を見つける。
これがなんとも言えず・・・良かったです。
良かった以外の言葉がないのか!!と思いますが、
なんだか出てこない。
えーと・・・。
ちょっと具体的にこれこれこういう風に良かったと
言えなくて・・・。
いや、とてもいい話だったと思うし、
那雪と卯川の交流は本当に良かった。
でも、なんか・・・こう・・・言葉が出てこない。
まずお風呂場での二人のやり取り。
この時点では、那雪の悩みと卯川の悩みは、
重なっている部分もあり、重ならない部分もあり、
まだあまり二人の心は通じ合っていません。
ですが。
那雪の言葉が卯川のコンプレックスを刺激し、
逆に卯川の言葉が那雪のコンプレックスを刺激して、
二人の間に波紋が生まれる様がいいなと思いました。
意図せずに双方に影響を与えているというか。
この時。
卯川が、那雪の言った「体が小さい」という言葉。
これが卯川のコンプレックスだったんですが、
この言葉に反応してムキになって言い返す様子。
「戌峰や南條は実力があるから様になる」
「パーシー役は体型関係ない」等々。
これで、
「ああ、卯川はいつもそうやって虚勢を張って、
自分を鼓舞して生きてきたんだ」
ということが自然に分かるのも良かったです。
今まで面倒くさい性格としか思わなかった卯川に、
なんだか少し共感めいたものを感じました。
そして。
チーム柊の有難くもいらないお節介の時間を経て・・・・・・
話は少し逸れますが、
ここでチーム柊の間の友情が見られたのは嬉しかったです。
1期の時はあまり見られなかったので。
そして、一番の激戦区にいるのに、
ちゃんと卯川を見ていて調子を聞くたつみん・・・。
王の器だわ・・・輝いてる・・・。
それから戌!
戌峰「僕は(卯川に)毎日何かしちゃってるみたいだよ!!」
じゃねーよ!
お前はもうちょっと考えろ!
あと、卯川との部屋で歌ってた歌!
今日も最高だった!
お前、ほんと天才だな!
そんなこんなでドタバタしたお節介の時間を経て、
卯川が爆発。
それを追いかけていった那雪と、
二人で屋上で会話する場面。
初めに卯川が本音を語り・・・
体が小さいことに悩んでいること、
チームメイトの凄さに劣等感を感じていることを話せば、
今度は那雪が語り・・・
やはりチームメイトに対して羨望と嫉妬を抱いていること、
多分、本人は意識していても言葉には出来なかったことを
言葉として出して、
それで初めて那雪が
自分の中の役への執着を見つけるのです!!
優しいからこそ見えなかった!
チームメイトへのライバル心、憧れと嫉妬を言葉にして、
初めて見えた!
役者としてちょっと進めた!
もう、これが、那雪らしい成長の仕方で!
私は!
もう!
いいなと思った!!
そして、同時に卯川も那雪と悩みを共有して
前を向くことが出来た。
卯川「だけどそれって、ひたすら頑張るしかないじゃん」
「なのに、たまに現実に打ちのめされそうに
なっちゃうの」
素直に愚痴を言う卯川・・・。
言いながらも笑顔の卯川・・・。
卯川「立ち止まっている暇なんかないね」
那雪「自分の足で踏み出して、追いつかなきゃ!」
卯川「違うよ、那雪君!」
「追い抜くくらいの気持ちでいないと!」
ああああああ。
青春、最高!!
素晴らしい。素晴らしい・・・。
そんな感じで。
那雪と卯川のコンビはとてもいいなと思いました。
・・・。
なんか・・・。
多分だけど。
「いいな」とか「良かった」とかしか出てこないの。
まあ別に普段から語彙が豊富ではないけれど、
今回はより一層酷いの。
多分、
何か考えようとすると
「那雪ちゃんと卯川ちゃんかわいいかわいいかわいいかわいい」
「可愛い」で脳内が埋め尽くされてしまって、
何も考えられなくなるからかなと思いました。
かわいかった!!!
あー。
あと。
配役の発表がありました。
他はともかく・・・
星谷はどうなってんだ、あれ!?
いや、おかしいでしょ。
「卒業記念公演」ですっつって
ばばーん!
「主役の星谷です!2年生です!」
どう考えてもおかしいだろ!
お客さん、ぽかーんてするわ。
そんなわけで。
星谷ランバート抜擢にはまだ何か裏があるのでは・・・
と思ってるんですが、どうなんでしょうか。