体調不良と強迫と配信期限と戦いつつ、

なんとか観終わった舞台版「TRICKSTER」。

 

ちょっとだけ感想のような殴り書きのようなものを

書いておきます。

 

 

※以下ネタバレ

 

 

 

 

 

一言でまとめると。

普通に面白かったです。

 

 

ストーリー・・・普通に面白かったです。

突飛なこともなく、

唖然とする展開もなく、

明智君の飛行艇アタックなど欠片もなく、

ベタといえばベタですが、

だからこそ普通に楽しめました。

すごく面白いかと聞かれると・・・どうだろう。

分かりませんが、私はそれなりに面白かったです。

 

 

キャラは・・・やっぱり頭のおかしい人が多いですが、

それでもアニメよりは格段に常識が通用するキャラばかりで、

安心感がありました。

アニメはアニメでいいですけどね!

 

「あ~このキャラ、イライラするわ~。

殴りたい。もはや画面に手を突っ込んで殴りたい。

主に明智。お前のことだよ」

というような気持ちにはなりませんでした。

アニメはアニメでいいんですけどね!

イライラするのもクソアニメの味のひとつなんです!

クソアニメにも色々と種類があってですね!

それぞれにそれぞれの味があって!

それでこの作品の醍醐味は・・・長くなるんでやめます。

 

それはともかく。

花崎が80・・・いや、90%くらい良い子でした。

アニメでは

「小林~、死んだか~(笑顔)」

の鬼畜サイコ野郎でしたが、

舞台では小林のこと、探偵団のこと、探偵業のこと、

色々と考えてる良い子でした。

アニメはアニメでいいんですけどね!

 

明智君も表面的には大人で、

精神もそこそこ落ち着いていて好感持てました。

仕事にやる気はあるようだし、

少年探偵団を気遣う心もあるし、

「殺人はいけない」という思いをちゃんと抱けてましたし。

・・・よく考えると、これ全部普通のことだな・・・。

まあ、いいや。

しかし、やっぱり深層はぶっ壊れていましたけどね。

でも、ちゃんと大人な部分があるので、

壊れている悲劇?のようなものを少し感じられました。

アニメ?

あれは徹頭徹尾、最初から最後まで、骨の髄まで、

頭がおかしくってどうにもならなかったね!

こっちの頭が壊れそうだった!

そこがいいっちゃいいけどね!

でも殴りたかったよ、明智君!

 

一方・・・。

敵キャラは敵キャラらしく壊れまくってましたね。

これはTRICKSTERらしくて良かったんじゃないでしょうか。

 

舞台オリジナル敵「皆が美しいまま殺してあげるのだから、

            感謝して欲しい」

 

二十面相「オリジナル敵が、兄が殺された絶望のなか、

       犯人たちを殺したいと言っていたので、

       洗脳能力で殺人衝動を解放してあげた。 

       感謝して欲しい」

      「あと、明智君は刺激が欲しいと言ってたので、

      世間と仲間と明智君自身を傷つけることで

      刺激を与えてあげてる。

      感謝して欲しい」

 

明智君「もうストーカーはやめて下さい」

二十面相「君が望んでるんじゃないか」

明智君「・・・!!あーーーーー(そうだったー)!!」(発狂)

 

・・・なんというか。

あっちもこっちも駄目ですね。

まとめてみると非常に・・・うーん、なんともいえない。

けれど、そこがTRICKSTERらしくていいような気もします。

 

 

えーと。

あ、そうそう。

あと、アクション担当の方々と、ダンサーの方々が

凄かったです!

肉体の表現って凄いなと思いました。

 

それと、なんといっても凄かったのが、

プロジェクションマッピング!!

あたし、

むずかしいことはよくわからないし、

きかいはてきだから、はいてくなことはわからないんだけど、

あっちにもこっちにも映像が出て楽しかったです!

小林の謎バリアが映像で表現されているのには感動した!

凄いなー!

未来って今かな!?(錯乱)

 

 

そんな感じで。

芝居、歌(ミュージカルなので)、アクション、ダンス、映像と、

色々な要素盛り沢山の面白い舞台でした。

 

 

 

 

 

 

あ。

あと。

井上君が完全に勝田LOVEでした。

私、そんなBLセンサー搭載してる方じゃないと思うんですが、

どっちかっていうと愛情より友情の方がいい!友情最高!

という方ですが、

あれはどう見てもLOVEだよ。

友情じゃないよ、KOIだよ。

皆でサーカスに行くからって誘うのに、

デートに誘うがごとくに緊張してそわそわしてるし。

行くって言ったら超嬉しそうだし。

最後なんて

 

勝田「ちょっと配達の帰りでな。

    売れ残った花を持ってきた」

   「黄色いチューリップ。

    花言葉は・・・実らぬ恋」

井上「かっちゃん・・・!?」

勝田「実らぬ恋」

   「了、飾っといてくれ」

 

あれ?

これ振られてない?

よく考えたら、これ、井上、振られてない?

告白もしてないのに。

ドンマイ、井上。

丼米井上。

 

あ、そうそう。

明智と二十面相は相変わらず複雑な関係でした。

二十面相はアニメも舞台も変わらずに

明智に健気に尽しまくる頭のアレな人でしたね。

で。

カーテンコールで驚いたんですが、

どうも二十面相が座長だったんですね。

舞台のことはよくわからないんですが、驚きました。

お前かよ!みたいな。

 

 

えーと。

そんな感じ。