「スタミュ 第2期」第2話の感想です。
いつのまにやら、もう少しで3話!
一週間が速くて遅い!
※ネタバレします。
◎「スタミュ 第2期」
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☆2nd SHOW TIME 2☆アンシエント&team柊/「スタミュ」ミュージカルソングシリーズ
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☆第2話「第2幕」の感想です。
前華桜会を指導していた、かつての華桜会。
遥斗も属していた時代の華桜会メンバーによる、
2年生への指導が始まった。
冒頭。
いきなりの遥斗お兄様のミュージカルシーン。
おお・・・初めてまともなミュージカルシーンが!
ミュージカルアニメなのに、
ミュージカル俳優を目指す少年たちの物語なのに、
2期にして初めてまともなミュージカルシーンがっ!!
そんな妙なところに感動しました。
あと。
遥斗に魅せられた瞬間の揚羽の映像に重ねるように、
憧れの人に魅せられた瞬間について語る星谷のモノローグが、
なんか、こう、にやっとしました。
2期は揚羽が軸になる物語になるんでしょうか。
遥斗を神と崇める揚羽。
対する、遥斗に憧れとコンプレックスを同時に抱く弟の月皇。
遥斗に憧れ、遥斗と同じ役を演じたい一心で道を進む揚羽。
対する、「憧れの高校生」に憧れ、彼と同じ舞台に立ちたいという一心で道を進んできた、進んでいる星谷。
揚羽と月皇と星谷。
この3人が2期の中心になるの・・・かもしれません。
それはともかく。
第2話は、かつての華桜会である「アンシエント」3人による
2年生への指導が始まりました。
あ。
流石に遥斗お兄様は帰国してまで指導しないようですね。
ですよね。
流石にね。流石に・・・
でも、ドラマにも出ててミュージカル俳優としても売れっ子らしい
魚住さんも呼びつける辺り、綾薙学園、鬼畜である。
あーでも。
アンシエントなんて無茶な制度で流石に遥斗だけ呼ばれない。
とか、
卒業公演が卒業後であるという滅茶苦茶なことに
「スター枠指導の負担も考慮して」という理由をつける。
とか、
ミュージカル俳優を目指すと言いつつも、
やっていることは唐突な踊りと歌だけじゃないか!(好きです)
という意味不明なことに
「星谷の演技力の無さをカバーするため」という理由をつける。
とか、
「2年生育成枠」がチーム戦なんてアホな・・・!ということに、
2年生はどうせほぼ素人だから仲が良い方がやりやすい。
主役はあくまでも前華桜会だ。という理由をつける。
とか・・・・・・、
そういう細やかな配慮・・・どう考えても強引だけど!・・・
しかし、そういう配慮を行き届かせようとするスタミュの心意気が
私は好きです。
いいのよ。
わかってるのよ。
はっきりいってもいいのよ。
全部「ファンサービス」ですよね!!
すみませんね、ファンてえのは我儘でね!!
まあ、そんなことはいいんだ。
とにかくアンシエントの指導が始まりました。
が。
早速一人ついていけない星谷。
「ミラクル星谷」なんて渾名をつけられてましたが、
2期になって周囲が選抜されたメンバーばかりになると
より経験のなさ、周りとの実力の差が浮き彫りになりますね。
周囲が幼い頃からミュージカル俳優を目指してきた人達ばかり。
中等部から教えを受けてきた人達ばかり。
そして、去年、厳しい選抜を勝ち抜いた人達ばかり。
・・・そうなるとね・・・流石に厳しいですよね。
星谷、去年が初めてのミュージカル?経験だもんね。
そりゃ「ミラクル星谷」って呼ばれるよ・・・。
そんな星谷に、揚羽も少々冷たい態度。
「誰かに憧れて」という動機に興味は多少あるようですが、
星谷の実力と性格に対しては非常に冷めた視線。
というより、
神様の弟しか目に入ってない、とも考えられるけどね!
なんかいちいち月皇見てるよー。
こっち見てるよー。
草を生やしてこっち見てるよー。
ひいいいいい、月皇、逃げてーーーーー!!
・・・と、私は2期で何度怯えればいいのか。
こわい。
こわいよ。
しかし、駄目よ、揚羽君。
あんまり海斗君に怖い思いをさせると、
ブラコンお兄様がお礼参りに・・・
お兄様「お礼参りに行くよ」
揚羽「神様の降臨・・・喜んで」
あ、駄目だわ、これ。
やっぱ月皇、逃げて。
・・・いや、そうじゃない。
そうじゃなくて。
揚羽は月皇(弟)にはとても興味があるらしいけれど、
星谷には冷淡という話だった。
そう。
月皇に何度も無神経に兄の話を持ち出す揚羽に、
星谷が懸命にフォローに入りますが・・・
星谷「昔は昔、今は今じゃん」
「とにかく、みんな、がんばろー!」
揚羽「共感出来ない。そういう気持ち」
「君、この舞台に立てるレベルじゃない」
ばっさり切って捨てられる星谷・・・。
可哀相に・・・。
うーん、でも・・・
正直、揚羽の言うことも分かる気がします。
1期ではチームとしてまとまるために、
「皆で頑張ろう!」という星谷の姿勢は大変有効でした。
が、2期ではチーム戦でありつつ個人戦(にはなってないか)。
というより、役者は本来個人戦みたいなものだと思います。
周囲と協力しつつ、役をとるために競争もいる・・・みたいな
イメージがあります。全然知らないけど。
だから、なんていうか、ただ「仲良くしよー」という態度で
やっているだけじゃ駄目だと思うんですよね。
仲良くしつつ、仲良くしない。
そんな緊張感がいるのではと・・・。(勝手なイメージだけど)
そういう闘争心とか、覚悟とか、そういった張り詰めたものが
星谷には欠けているような・・・そんな気がします。
だから、2期で1期から更に上がった厳しいステージに立って、
星谷のそういう部分が成長するといいなと思います。
そういう成長していく姿が見たいです。
あ、でも、皆で頑張ろーとか、揚羽の動機に喜んだりとか、
そういう星谷の長所はそれはそれで好きで削られたくないです。
なんて我儘なんだ!
すみませんね!!
・・・うーん、でも、
ただイケメン達が和やかに仲良くしてるだけの物語を期待して
スタミュを観てるわけじゃないので、
そこに真剣な成長とキラキラした青春と人間ドラマを観たくて
観ているので、
星谷が今の星谷とは違っても、
ストーリーが一番大事!!!!
・・・かなあ(しかし残る葛藤)
一方。
そんな風に星谷を「レベルが低過ぎ」とばっさり切った
揚羽でしたが、
揚羽「僕の世界は、完璧」
そして見せつける神様の演技の完全なコピー!!
駄目じゃん!!!
お前も駄目じゃん!!!
盛大に突っ込みましたよ、私は。
誰かのコピーで舞台に立ってもどうなのか、それは。
役者としてどうなのか、それは。
草生やして月皇を見守ってる場合じゃない!
・・・。
星谷と月皇と揚羽。
この3人のこれからのドラマが私は楽しみです。
ところで。
そんな色々と抱えている奴らとは別のところで、
派手にかます奴ら。
奴らの名は、「team柊」!
なんだか知らないが1話にはいなかった戌峰。
2話にしてやっと登場(しかし遅刻)
戌峰「歌って踊る、綾薙学園ミュージカル学科のニューフェイス!
スターオブスター!
戌峰せいしろ~~~~~~~~デス☆」
こ、これは、デジャヴ!
はい、きた、唐突な異空間!
はい、歌だよー!!デジャヴ!
あとその後ろの鎖がかかった扉もデジャヴ!
そこが壊れ・・・こわ・・・壊れないだと・・・!?
なんてことだ・・・。
と思ったら、棺の鎖が壊れた!!
チーム柊のフリーダムさに爆笑しました。
あと、かっこよさに痺れた。
あのMVかっこいいですね。
ちょっと怪奇っぽい感じが好みにストライク。
そしてチャラ男の本気に震えた。
流石です、
先輩の先輩のプロの指導初日日に、
大幅遅刻したメンバーがまっっっっったく申し訳なさそうでなく
明るく登場した瞬間に、
歌と踊りと異空間!
流石です、チーム柊。
貴方たちがスターオブスターです。
あと、どうでもいいけどチーム柊だとたつみんが一番好き。
今日もお美しいです、姫。
鎖は壊したら直して下さいね。
そんなわけで。
真面目な部分と、ぶっ飛んだ部分と、
両方あった2話でした。
が、まだ下準備の途中だと思うので、
これからが楽しみです。
あー。
それと。
予告が。
ブラコンにブラコンが逆襲してて笑いました。
でも、流石のブラコン、全然効いてない。
怖いわ、ブラコン強いわ。