「3ねんDぐみガラスの仮面」

第11話の感想です。

 

今回は久しぶりになんかがつんときた。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「3ねんDぐみガラスの仮面」

 

 

☆第11話

「学園祭を熱くするのです」

の感想です。

 

いつもの最初のやつ。

 

桜小路「我が名は闇ポエム神。

     世界を闇の言葉で埋め尽くす者!!」

 

おお、熱い。

その心意気ですよ、闇ポエム神!!

 

 

で、本編。

 

出だしから

チキン南蛮を豪快に口から吐き出す亜弓さん。

 

あ、亜弓さん!?

少女漫画のヒロインが何をなさっているの!?

しかも姫川家のお嬢様がなんてことを・・・!

ばあや、ばあや!!

お嬢様が大変なことに・・・し、死んでる!?

 

突然のことに混乱してたら、

 

マヤ「これは、毒!?」

 

毒・・・。

殺人事件・・・。

犯人は亜弓さんを殺して利益を得る者・・・。

亜弓さんは紅天女を得るために争っている・・・。

犯人はマヤ!?

 

桜小路「やっと消えたか・・・」

     「これはな、僕をうだつのあがらない三流役者だと

     ずっと見下していた罰さ!!」

 

!?

お前か!

亜弓さんは桜小路をそんな風に見てなかったと思うけど、

お前か!

 

桜小路「あとはマヤちゃん、君がいなくなれば、

     演劇界の王の座は僕のものだ!!」

 

こらこら。

相手役を殺してどうする。

 

なんか今回はとんでもなくカオス・・・と思ったら、

やはり芝居でした。

 

 

教室内で芝居を繰り広げ、

学園祭の催し物に、演劇を強烈に推すマヤ達。

 

月影(クラスメイトたちの食い入るような目・・・

   今、私たちの演劇が現代の若者の心に確かに響いた!)

 

確かな手応えを感じる月影先生。

今日こそは薔薇10本・・・いや、

前代未聞のバラ100本も狙えますね、先生!

 

そして。

圧倒的勝利のクレープ屋さん・・・!!

クレープ美味しいもんね・・・!

チキン南蛮吐き出さなくていいもんね・・・!

 

 

圧倒的敗北。

その衝撃に、

思わず闇ポエムを生み出す闇ポエム神。

 

そこへ速水さん登場。

「現代人の魂は君たちの予想以上に冷め切っている」

的なことを言いつつ、スマホを取り出す速水さん。

 

スマホの面に「闇ポエム神」のシール。

画面に闇ポエム神のインスタグラム。

 

真澄「奴の持つ闇は深くそして美しくさえある

   がだばだぁぁぁくぇすだ」

 

なんだって?

がたがたばたばた?

なんだか全然分からなかったけど、

闇ポエム神の魅力を早口で語り倒す

気味の悪い速水さんが

面白くって何回も繰り返した。

そして何回繰り返しても聞き取れない呪文。

最高。

小野さん、最高。

 

そして、闇ポエム神へ熱いメッセージを送信。

 

そんな、闇ポエム神を現代人と信じて疑わない

速水さんに対して、

 

桜小路「まーちゃん、いつもメールありがとう」

     「はじめまして、僕が、闇ポエム神です」

速水「・・・・・・。ハォー!!(白目)」

 

これは痛快。

なんだろう。

すかっとする。

 

よく考えると、

ちょっとアレなポエム生み出してる人と、

ちょっとアレなポエムに共鳴してる人の、

痛い痛い対決の図なのに、

 

なんだかこれはとても痛快!

 

いや、痛いからこそ快いから痛快でいいのか!?

 

「リリック、バァイ、闇ポエムshin」のナルシスト感すら

かっこいい・・・!!

 

 

 

そんな感じで。

何故か水戸黄門的なすっきりを感じた爽快な回でした。

 

 

あと、あれ。

これは、あれだと思う。

 

速水さんは闇ポエムが好き。

闇ポエム神にいつもメールして応援している。

闇ポエム神の熱烈なファン。

貴方のファンです。

・・・ということは、

まーちゃん、闇ポエム神に紫のバラ送らなきゃ・・・!?

 

新たな何かが芽生えた・・・ような気もしなくもない回でした。

ららばいばい。