「3ねんDぐみガラスの仮面」

第6話の感想です。

 

なんだかわからないけど、

この作品はマヤがとてもかわいい。

 

※ネタバレします。

 

 

◎「3ねんDぐみガラスの仮面」

 

 

☆第6話

「草食男子を熱くするのです」

の感想です。

 

今回は原作にほぼ忠実でした。

原作リスペクト著しくて感動しました。

・・・感動?かん・・・感動。多分。

 

 

 

第6話のミッション。

それは

「B男君は草食男子で女の子に興味がありません。

どうにかして下さい」

というものでした。

 

マヤ「『草食男子』って・・・?」

まあ、マヤちゃんはそこからよね。

 

いつも無知なマヤのために、

草食男子、肉食男子の説明をし、

更に自分の弁当のステーキを一切れ切って

マヤにくれる亜弓さん。

・・・なんていい人なんだ。

 

そのステーキを喉に詰まらせて咳き込むマヤ。

それに、そっと自分の飲み物を差し出す月影先生。

・・・なんて優しい月影先生なんだ。ちょっとこわい。

 

と、思っていたら、

 

「努力し続ける亜弓さんに対して

あなたは与えられた情報をむさぼるだけ!」

「今のあなたは何もかも亜弓さんに劣っている!!」

先生にいつものお説教をくらうマヤちゃん。

 

先生!違います!

マヤちゃんは与えられた情報を

むさぼるだけではないです!

与えられたステーキもむさぼってます!

おまけにお礼も言ってません!

亜弓さんの好意もむさぼってます!

 

とかいうことはどうでもいいですね。

 

というか。

もうこの時点で、

いつものお説教、

知識は十分な亜弓さん、

でも本物の恋はまだ、等、

原作ネタがちょいちょいあってにやっとしました。

 

が。

ここからが今回の本領発揮。

 

怒られて落ち込むマヤ。

 

マヤ(私には亜弓さんのような美貌も才能もない)

 

どうすれば・・・どうすれば・・・

 

マヤ「そうだ。草を食べてみよう!」

 

知識や経験がなくとも、

いつも対象の本質を真っ直ぐに掴んでいくマヤ。

なんて原作通りなの!?

 

マヤ「駄目・・・ここにある草を食べているだけでは

  何も分からない!」

  「草を育てるのは、光・・・そして、水!

   そして、土!!」

 

泥団子むしゃむしゃマヤ。

こ、これは・・・!

紅天女のエチュード風火水土からの、

かつて舞台で嫌がらせをされ、

饅頭を泥饅頭に変えられたけれど

役になりきっていたため美味しそうに泥を食べた

あの名場面の再現・・・!!

「私は草食」と言いながら土を食べるのは

間違ってるんじゃないかとかじゃなくて、

なんて原作通りなの!?

 

その姿に目を奪われる野次馬。

 

モブ達「なんでか、あいつから目が離せない!」

 

いや、そりゃあ、

いきなり花壇で草と土食べ始める女子いたら

目が離せないでしょうよ・・・。

とかじゃなくて、

なんて原作通りなの!?

 

そのマヤの姿を見て敗北に崩れ落ちる亜弓さん。

 

亜弓「マヤには・・・勝てない!!」

   「滑稽でしょう?こんな惨めな私・・・」

 

月影「悔しいという感情。

   あなたに足りなかったのはその感情です」

 

なんて原作通り・・・。

 

もはや、

草食男子は草と土を食べる

草の根源に近しい存在ではないだろうと

当然のことも突っ込めない・・・(白目)

 

 

そんなこんなで。

原作に忠実で感動しました。

 

そして。

原作はシリアススポコン演劇漫画なのに、

こんなに忠実にやっても

こんなにギャグとして狂気つきぬける

「ガラスの仮面」、恐ろしい子・・・!(白目)

 

 

ショックを受けました。

名作の力、恐ろしい・・・。