「91Days」第9話の感想です。

 

 

※ネタバレします。

 

 

◎「91Days」

 

 

☆第9話「黒ずんだ野望」の感想です。

 

ファンゴを殺してしまったコルテオ。

これからどうするのか・・・と思ったら、

 

あっさり捕まった。

ヴァネッティに。

 

やっぱり捕まるか。

そうだよね。

でも、まだヴァネッティで良かったのかもしれない。

ファンゴファミリーに捕まってたら、

即座に殺されてたかもしれないし。

まあ、ヴァネッティに捕まっても

色々自白するまで拷問の時間が与えられるだけで、

殺されるのは変わらないけど!

 

コルテオ・・・本当に不憫な・・・。

 

 

で。

コルテオが裏切者だったこと、

ファンゴを殺したこと、

諸々が知らされたのだろうアヴィリオ。

コルテオが拷問されている場所に行きます。

 

が。

無言で退出。

おい。

 

ネロが

「どうしようもねえ。コルテオには死んでもらう」

と言ったとき。

 

無言で座ったまま。

おい。

 

ティグレに気を遣われた時、

真っ先に言った言葉が

 

「あいつ、何か話したか?」

 

それ、「俺のことゲロったか?」って意味ですか?

おい。

 

・・・あのね。

今回ね。

作画がちょっとアレとか言われてたけどね。

私はそんなに作画気にする方じゃないから、

そこまで気にならなかったけどね。

いや、ネロの前髪が寝癖みたいに立ってたところは

ちょっと笑ってしまったけどね、

でもね、大体は流せたけどね、

それでもアヴィリオの顔が崩れてるのは

何度も気になったんですよ。

だってさ。

アヴィリオさ。

 

あんた、美点が顔しかないじゃん!

 

そこが崩れたら良い所ないですよ。

まじで良い所なしの主人公ですよ。

・・・あ。

訂正。

もう一個、美点あったわ。

近藤さんの声がかっこいい。以上。

・・・なのでね、

せめて顔だけは整えておいてもらえと。

そう思ってもう、なんていうか、

コルテオの死に対して葛藤も何もないようなら

流石にもう駄目だわ、こいつ。

私、アヴィリオ好きだけど、流石に駄目だわ。

ほんともうなんなのこいつ!

人間の屑か!

人間の屑に失礼だね!

人間の屑さん、ごめんなさい!!

 

 

・・・と思ったら。

 

自宅?に帰りついて

荒々しく机を蹴り飛ばすアヴィリオ。

 

チェロットと話している間に

コルテオの言葉を思い出すアヴィリオ。

 

そして。

ヴァネッティの屋敷に忍び込むアヴィリオ。

 

・・・これは!

復讐か。友情か。

苦しい選択を迫られたけれども。

アヴィリオがとった選択肢は。

 

コルテオをなんとか助けたい選択肢だと・・・!!

 

おお・・・。

あの、あの、アヴィリオさんにもまだ人の心が・・・。

最後の良心が残っていた・・・。

素晴らしい。素晴らしい。

 

感動しました。

 

素晴らしい、素晴らしいよ、アヴィリオ。

良かったよ、アヴィリオ。

よく考えると人として最低限が守られただけだけど、

まあ、良かったよ、アヴィリオー。

信じてなくてごめん。

これっぽっちも信じてなくてごめん。

 

 

そんなこんなで。

アヴィリオの思わぬ友情に感動していたら、

あれよあれよというまに

ネロさんがドンに就任。

おめでとうございます。

 

それにしても・・・。

なんか・・・。

急にヴァネッティの人達が怪しくなってきた。

 

アヴィリオを紹介されて、

 

「子供はいつの間にか大人になっちまう」

 

と唐突に言いだすヴィンセント。

一応、自然に見える流れを作ってはいたけど、

なんで急にそんなこと言いだすのか。

まさか、何か知っているのか。

 

そして。

ドンに就任したネロ。

シカゴで「ローレスヘブン」を売りたいので、

ガラッシアに話を通したいからと

挨拶係にアヴィリオを指名。

 

なんでだ。

バルベロも驚いていたけど、

あまりに新参者でガキ過ぎないか。

これはどういう意図なんだ。

アヴィリオを信頼しきっているからか。

それとも、何か試したい気持ちがあるのか。

 

また。

もうひとつネロ。

ネロ、アヴィリオ、ティグレの三人での酒の席で。

ティグレが席を外したとき。

 

手紙の差出人にコルテオの命を人質にされ、

ネロを今、殺すかどうか迷っているアヴィリオ。

ここの緊張感、良かったですね~。

今、殺るか、殺らないのか。

選ぶのはコルテオの命か、ネロの命か。

ピリピリしました。

 

・・・ではなく。

アヴィリオがナイフに手を伸ばした時?

それまで酔って寝ているように見えたネロが

不意に「叔父貴がお前のことを買っている」と

話し始める。

 

・・・なんでだ。

今寝てたじゃないか。

何故このタイミングで話し始める。

 

おまけに、

7年前のラグーザ家襲撃の際、

自分は誰も撃てなかったと発言。

 

・・・なんでだ。

何故急に「自分はやってない」的なことを

言いだすのか。

 

しかし、ここのところ。

 

「7年前、あの夜、誰も撃つことが出来なかった」

 

という、どこか言い訳のような懺悔のようなことを

言いだすネロに

 

「でも、今なら殺れるだろ?」

「7年前は撃ち損なった、そのガキを」

 

とばっさり答えるアヴィリオが良かったです。

地獄の底へ突き落すまで決して許さない。

鬼の気迫が最高でした。

 

・・・にしても。

ヴィンセントもネロも

急に怪しい言動を見せてきましたね。

一体誰が何をどこまで知っているのか。

特にネロは何か知っているのか知らないのか。

とても気になります。

 

 

 

で。

今回は最後に衝撃がひとつ。

 

「手紙の差出人」が判明。

 

まだ人物が分かっただけで、

経緯や意図が全く分からないので

何とも言えないのですが、

とりあえず驚き・・・驚き・・・はしたけど、

うーん・・・どうだろう。

驚いたようなそうでもないような、

でも驚いたような。

 

とにかく真相が知りたいです。

 

あとコルテオだけは助けて下さいお願いします。