「エンドライド」
第15話の感想です。


※ネタバレします。

◎「エンドライド」
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☆第15話「モンスター」の感想です。

デルザイン王の死により、
全土で混乱が続くエンドラ。
イグナーツは各地の暴動を収めつつ、
王都を目指す。



エミリオと瞬も正式にイグナーツの一員になり、
デメトリオ率いる一団は王都を目指すことに
なりました。

しかし、今、全土で様々な混乱が起きているため、
道すがら出来るだけの鎮圧はしていくという
少し面倒な行程です。


で。
今回は小さな村を襲っている領主たちを
一時的に追い払ったのですが・・・。

エミリオ「まだ火種は消えていない・・・」
     「力で押さえつけるだけでは駄目なんだ、
      きっと」

周囲、シーーーーン。

エミリオ・・・どうしたんだ・・・エミリオ。
頭が・・・頭が・・・まともっぽいよ!
どうしちゃったの、
何か悪いものでも食べたの、
エンドラ熱でもあるのエミリオ!?
     
・・・というような、周囲の反応が堪りませんでした。

まともなことを言うと周囲を困惑させるエミリオ。

エミリオ「今、この国には人々の心の拠り所となり、
     未来へ導く存在が必要なんじゃないか」

エミリオ・・・。
急に覚醒して・・・。
急に王子っぽくなって・・・。
なんという・・・なんという・・・

長老「貴方のようなお人が王になってくだされば」

いや、それはない。
それは、ない。
この子、召使の噂を聞いただけで養父を殺そうと
決心して人形を切り刻む人生を送ってきた子ですよ。
それはないです。

エミリオ「(領主と)話してみようと思う」
     「今の俺はまだ知らないことだらけだ」
     「だから、まずは色々な人と直接会って
      話してみたい」

しかし、王になるのはないにしても、
本当に成長してエミリオ・・・・・・。

「デルザインと話なんかしても通じるわけない!
話し合いなんて無駄だ!殺すのみ!」
から
「話が通じなさそうでも、
まずは色々な人と対話してみたい」
に一気に変化。
本当すごい変化だなあ・・・。
ちょっと極端すぎやしないかなあ・・・。
大丈夫なのか、エミリオ。

と思ったら、
領主と話し合い、失敗。
(というよりも、わりと事故)

エミリオ「ありはしないのかもな。
     この俺に出来ることなど」

もー、すーぐ全否定に走るー。
でもエミリオ君だわ。
よかった、エミリオ君だった。
エミリオ君のそっくりさんかとちょっと疑ってた。


成長著しいエミリオに、
イグナーツのメンバーも私も若干困惑気味です。
ですが、このまま成長して立派な王様に・・・
なっ・・・なって・・・なって欲しいと言い切れない・・・。
大丈夫だろうか。
まあ、ちょっとだけ期待しておきます。


ところで。
そんなエミリオ君の成長とは別に、
今回はもうひとつ大きな見所がありましたね!

なんと・・・

なんと・・・・・・

あの、ライオンさんが帰ってきましたー!!

やっふー。

序盤からちょいちょい怪しい影だの怪しい声だの
「まさか・・・?」とは思ってましたが、
こうババン!ときたときには
もう爆笑しましたね。

だって、ババンと出たの、アイキャッチだよ?

本編でCM前、「誰だ、領主を殺したのは!?」
で終わって、
直後のアイキャッチでライオンさんと水泳部さん、
で、CM後の本編、
ここでライオンさんが初めてちゃんと再登場。

なんという堂々としたネタバレ。
アイキャッチでネタバレ。
流石はエンドライドだわ。
予想外だわ。
爆笑しました。
ぐっと心を掴まれました。
いいわ~。
エンドライド最高だわ~。

そんなわけで。
アバターだか水泳部さんだかも再登場。
折角、すごく格好よく再登場したのに、
アイキャッチでもう出てくるのばらされてるっていうね。
最高。

いや、でも盛り上がりました。
ライオンさんに同意さんと虫さんを殺されて
憤っていたらしい水泳部さん。

ギドロ「確かに俺は戦う理由も生きる道しるべも
    何もかも失った」
    「だが、仲間を手に書けた貴様だけは
     許せぬという激しい怒り!
    今の俺にはそれだけで十分だ!!」

か、かっこいい・・・!!
なんだこれ猛烈にかっこいい!!
ライオンさんとの死闘がすごい熱い!!

え?
主人公達?
何してたっけ?
はて・・・・・・??


2クール目に入っても、
主人公たちの主人公らしさ?
主人公オーラを全く感じることの出来ないエンドライド。
脇役ばかりが主役オーラを発するエンドライド。
私は大好きです!



そんな感じで。
色々とツボにきた15話でした。
面白かった。


あ。
あと、今回は何故か瞬がおおはしゃぎで
色々やばかった(笑いと頭の具合が)
そんなところも大好き。