「迷家」全12話、視聴終了後感想。

余裕がなくてしっかり書けないけど、
折角観たので、少しだけ感想を。


※ネタバレします。



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☆全12話、視聴終了後感想。

最初は、

色々と問題のあるキャラ達が集まって、
不思議な村で人生やり直し・・・・・・と見せかけ、
次々に人生終了パターンなんでしょう?
知ってる。
あ、ある意味、人生やり直し成功か。
やったね☆
きゃっほう。楽しみだなあ。

と、思ってたんですが。

一向にそんな気配がなく。


実は村に現れる化物はみんなのトラウマなんだよ。
トラウマを受け入れれば村の外に出られるんだ。
という流れになり。

・・・そうか。
キャラ達が自分の心を見つめ直し、
真っ当に人生をやり直し出来るようになる話なんだな。
心の傷を受け入れる過程を見るんだ。

と思ったら。

一向にそんな気配もなく。
(何人かはなくもなかった・・・??)


気が付いたら、
光宗と真咲と颯人の三角関係。
いや、レイジも入れて四角関係?
は?
レイジはいない?
おや、颯人のジェラシーが限界だ。
というか、光宗の真咲に対する信頼は何なんだ。
「真咲さんはそんな子じゃない!」って、
色々と長所並べ立ててたけど、
ちっともそんな風には見えなかったけど。
光宗には何が見えてるんだ・・・。
なんかもう、
光宗のナナキが真咲なんじゃないのか。
真咲はナナキだったんだよ。
そうだよ。
そうだと言ってくれ。

混乱する事態が加速してもうどうにもならない・・・・・・

かと思ったら、

何だか急にみんなですっきりしだし。

村から出る者。
村に残る者。
それぞれの選択した人生は続いていく。
そして、新しい日が始まった――

ED。
昇る朝日。
ヒポポタマス。

終わり。


・・・。
感動した。

EDと朝日を入れれば終わりになれる、この雰囲気。
EDと朝日って凄い!!

なんか9割くらいのことが解決してないのに、
全て変わって終わった感が出る。
EDと朝日って凄い!!

・・・感動した。


そんな感じで。
EDと朝日にひたすら感動しました。




あと。
終盤の方のごたごた。
面白かったです。

特に美影とらぶぽんが
「死ぬ気にならないから売上が上がらないんだ~!」
「ぎゃーてーぎゃーてーはらぎゃーてー!!」
と叫びながらヒロインを追いかける場面。
他のアニメではなかなか見られない場面だと思います。
般若心経を叫びながらヒロインを追いかける。
見たことないな。
感動した。

こはるんの「すっとこどっこいー」は狙い過ぎ感があって、
逆にこっちが凄く冷静になるという感覚があって、
面白かったし、

ナナキが体から離れて無気力になった人々と、
あれだけ嫌っていた現世に戻ると決めた人々の、
色々と精神では大変なことが起こっているはずなのに、
人数が多過ぎるから適当に流されて終わった感。
良かったです。
メイン以外は、人生かかってるけど適当でいっか、
というこの雑な感じ。
きゅんときた。



なんだろう。
結局。
私は、このアニメが楽しかったのかもしれない。
このアニメが好きだったのかもしれない。
振り返ると、色々と心に名(迷)場面が浮かぶ。

・・・きゅんときた。

クソアニメ好き魂にきゅんときた!!

ナナキ!

私はお前を受け入れられるぞー!!



・・・そんな感じで。
振り返ると、色々と楽しかったアニメでした。