「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」
全12話、視聴終了後の感想です。


※ネタバレします。


◎「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」
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☆全話視聴後感想。

街に障害物等を置いたコースを作り、
リレー形式でアクロバティックに走り抜ける「ストライド」。

そのストライドに青春をかける、
方南学園ストライド部が主役の物語・・・だったんですが。



うーん・・・。

うーーん・・・・・・。

あんまりこの言葉好きじゃないんだけど、
尺が足りなかったのではなかろうか・・・。


まず、
方南学園ストライド部の7人。
それから、
東日本大会「エンド・オブ・サマー」で競う、
各高校のチームがそれぞれ6人ずつ。
西星学園の6人。
三橋高校の6人。
一条館高校の6人。
花京院高校の6人。
少なくとも選手とリレーショナーだけで
31人は出てくるわけですよ。

まあ・・・
三橋高校と一条館高校は一試合だけだったので
詳しい描写は省くとしても、
良きライバルチームの西星学園と、
最終的な大ボス花京院高校は
それなりに描写して欲しい・・・・・・
と思ったところで、19人・・・。

12話で19人を描写して、
方南スト部内部の人間関係、
久我の入部の色々、
陸の兄との問題、
奈々と父との対決、
陸と奈々と尊のあれ・・・・・・。

やはり12話ではきつかったのでは・・・・・・。

もう少し色々絞って、
もう少し丁寧に描いて欲しかったです。

折角、個性的なキャラが沢山いるのに勿体ない・・・。

ストライドというスポーツの魅力も
もっと知りたかったし・・・
というか、
OPみたいなアクロバティックな動きが
もっと見たかったんだよ!
アニメキャラが動くのを見るのが好きなんだよ!
もっと回ろう!もっと跳ぼう!ぐるんぐるんしよう!!


・・・なんというか。
全体的に、もうちょっとそこを詳しく!!と
言いたくなるような12話でした。


ただ。
11話はすごく良かったと思います。
陸の思い、
尊の思い、
三人の約束の思い出が絡み合って、
とても熱い回でした。
今まで何を考えているのか分からなかった、
ただクールなストライドバカに見えていた、
そんな尊の熱い本心が垣間見えたのが印象的でした。
走りながら
「そうだ・・・俺達は・・・最強だ!」
と過去の陸に応じる場面、胸が熱くなりました。

そう。
11話はとても良かった・・・。
それだけに他の回が不完全燃焼気味なのが、
なんかこう・・・ああ、勿体ない!!的な・・・・・・。
もうちょっとなんかこう・・・あああ・・・。



あー。
あと。
巴兄さんが・・・。

小さい頃からストライドに熱心というか、
ストライド狂で、
雨の日も「中止の連絡来なかったから」と
一人で走るくらいのストライド狂いで、
弟がやめてしまっても一人で走り続けて、
その才能ゆえにアメリカ留学までして、
帰国後もストライドの父の指導の下に
ぶっちぎりの才能を見せつけてたのに、

小さい頃にストライドをやめたけど、
高校に入って復活し、
仲間とやってたら早くなったと
たった4ヶ月で弟が抜き去ったとか・・・

陸・・・
お前・・・
それじゃ巴兄さんが馬鹿みたい・・・
いや、可哀相だろ!!

最終回のレースの様子も省略されるし、
巴兄さん、不憫だなーと思いました。