「石膏ボーイズ」
第2話の感想です。


※ネタバレします。


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☆第2話
  「我々はどこから来たのか、
   我々は何者か、
   我々はどこへ行くのか」
 の感想です。


2話のタイトルがやたら壮大だなー・・・と思ったら、
ゴーギャンの有名な絵の題名ですってね。
・・・やっぱりこのアニメには壮大過ぎるような・・・。
このアニメはどこへ行くのか・・・。


それはともかく。
1話の感想の時に書き忘れたことがあるので、
これから書きます。


あのね。
このアニメ、あれなんでしょ?

とにかくアイドルやらせて、
とにかく人気声優を集めて、
とにかくイケボで歌わせときゃ、
お前ら石膏でも喜んで観るんでしょ?
石膏でもきゃーきゃー言うんでしょ?
「きゃー石膏ボーイズー♡」とか叫ぶんでしょ?
ふっ、ちょろいな(嘲笑)
・・・っていう考えのもとに作られてるんでしょ?

馬鹿にしないでくれる!?

アイドルだから?
人気声優だから?
イケボで歌うから?

馬鹿にしないでくれる!!??

そんなに簡単じゃないのよ!?
こっちにだってプライドがあるのよ!
私がこのアニメを気にしてるのは、

アイドルだからじゃなく、
人気声優だからじゃなく、
イケボで歌うからじゃなく、

石膏だからよ!
石膏が普通にアイドルやって、
石膏が普通に話して、
石膏が普通に歌うからなのよ!

だから石膏を喜んで観るし、
石膏にきゃーきゃー言うし、
「石膏ボーイズー♡」って叫ぶのよ!!

・・・・・・あれ??
結局、ちょろかった。
ありがとうSEKKO。


・・・そんなわけで。
まんまと石膏に釣られて観た2話、ですが。
開始10秒で驚愕の展開が。

石膏たち、マンションに一人暮らししてんの!?

え?
いや。
え?
だって、1話のとき、台車で運ばれて・・・
え?
一人で動けるの?
え?
っていうか、部屋いらなくない?
え?
マルスさん、猫派?
こいつ、いい奴だ!いや、いい神だ!(ちょろい)
え?
一人暮らししてんのに、アゴ持って運ばれるの?
え?え?ええ・・・?


しかし、こちらの困惑などおかまいなしに、
ストーリーはがんがん進む。

メディチ「買ってきてくれた?
     ジャージー牛の朝絞り牛乳と
     コスタリカのコーヒー豆で丁寧に淹れた
     フランスのママンの美味しいカフェオレ」

リーダー、メディチのボンボンが朝からうざいですー。
朝からマネージャーに地球一周でもさせる気か、こいつ。
つか、フランスのママンって、
あんたのマンマはイタリアーナ?じゃないのか。
よく知らないけど。
あーしかし、めんどくせー。

マルス「怪我したらどうすんだよ!?
     廃仏毀釈どころじゃないぞ!」

意外と極東の島国の歴史に詳しいマルス神。
地味に面白い。

メディチ「僕のチャームポイントの鼻!
      欠けたら毒殺ものだよ!?」

おまわりさーん、
朝からメディチのボンボンが得意技出そうとしてますー。
捕まえて美術館にでもぶちこんでやって下さいー。

もうね。
石膏たちが言いたい放題やりたい放題。
開始1分半で、観てるこっちが疲れました。


しかし。
こんな奴らの面倒見るとか、
新人マネージャーのイッシーは大変だなあ・・・
と思ったら、

百戦錬磨の?石膏たちもビビらせる、
免許取立て新米ドライバーイッシーの
初運転&初首都高・・・!!
この車はどこへ行くのか・・・。

なんとか無事にテレビ局についたと思ったら、

「侍がハンバーガー食べてますよー!」
浮かれるイッシー。

「ほんとにテレビ局におるっちゃねー」
浮かれるイッシー。

声をかけられただけで、
(まさかスカウト!?
これって友達に付き合ってオーディション受けたら・・・
うんたらかんたらもうそうだいばくはつ)
浮かれまくるイッシー。

イッシーはどこへ行くのか・・・。
でも、イッシーの妄想力豊かなところ、嫌いじゃない。


そんなこんなで。
石膏も石本ちゃんもやりたい放題で
もう突っ込むのも疲れた頃。

また濃そうなキャラが乱入・・・!

小道具に間違われるほど知名度のない
石膏ボーイズのまさかのファンが。
アイドルの花屋敷ミラ・・・!

わざわざ楽屋を訪ねてきて、
グッズも既に持っていて、
写真を撮って、
はしゃぎまくる・・・。

いやいや。
お嬢ちゃん、冷静に考えて?
こいつら、石膏だよ!?
喋るけど、石膏だよ!?
石膏だからいい!?
うん、分かるよ!!



・・・もう何がなんだか。

そんな感じで。
「このアニメはどこへ行くのか」な2話でした。