「闇芝居 三期」
第2話の感想です。


※ネタバレします。


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☆第2話「トンネル」の感想です。

夜の山道を走る車。
目的地は温泉のはずだった。
しかし、どこかで道を間違えたのか、
地図にないトンネルにぶち当たってしまい・・・。



夜の暗い山道。
寂しく走る車。
道を間違えたらしく地図にないトンネルがある。
トンネルの中でガス欠。
そして・・・。

の、そこまではぐっとくるんだけど、
途中からの、あれが。
あれが。

以下、ネタバレになるけど、





クリーチャー系は何だかあまり怖くないんだよなあ・・・。
好みの問題なんだと思うけど。
なんだろうなあ。
存在感が強すぎるのかなあ。
もっと「何が何だか分からない」ものの方が、
正体を見せない朧気なものの方が好きなんだよなあ・・・。
好みの問題なんだけどさ。


それはいいとして。

今回の主役というか、話の中心にいる男性二人。
やたら精神が強靭だなーと思いました。

前回の銭湯の人もなかなかでしたけどね。
「怖い怖い」思いながら、
しっかり頭洗ってましたもんね(笑)
結構な強メンタル。

でも、今回の二人も負けてませんでしたよ。
夜の、恐らくは初めてだろう山道で、
「道を間違えたかなあ・・・」
と、呑気なコメント、までは割と普通に見えるでしょ?

実はガソリンがもうエンプティー切ってるんだぜ!

その状態で、
夜、
知らない山道で、

「道間違えたかなあ・・・」
「おいおいこんな山の中でガス欠になったら
身動きとれないぞー」
「お前が間違えなきゃこんなことにならなかったんだぞー」

・・・こんな呑気な会話、私には無理だね!

しかも、地図にないトンネルに出て、
狭くて暗いトンネルの中で、

ついにガス欠!

車を押し始める二人。
元気だなー・・・。

けど、流石に無理なので
動かない車の中に入って朝を待つ?らしい二人。

そこに、窓から覗きこむ子供の顔。
それを見て、

「この辺にガソリンスタンドがあるか聞いてみるか」

なにこの鋼鉄のメンタル!

夜の暗いトンネルの中に笑顔の子供がいるって
やばいでしょ。
「地元の子か」って、いくらその辺に住んでたとしても、
何があったら夜のトンネルの中で
知らない車の中にいる男二人に
微笑むような状況になるんだよ!

男性二人のメンタルの強さに爆笑し恐れを抱きました。
まあ、ホラーに出るキャラはこうでないとね。
怖い方に危ない方に自ら突っ込んでいくね。
あと鈍感力ね。

嫌いじゃない。
こういう、メンタルが強くて鈍感だから
自ら危ない方に行っちゃう系の登場人物、
嫌いじゃない。
むしろ好き。
面白いし。

この男性二人と、窓に・・・窓に・・・の辺りまでは
好みに合って面白かったです。


しかし、クリーチャーはあんまり・・・。
好み的に・・・。

どうでもいいけど、
あの最初の蜘蛛さんが、
顔を足の先につけてたのはあれですかね?
お菓子を指先につけて食べたい系の心理ですかね?
どうしても嵌めたくなるやつってあるじゃないですか。
そういうことなんですかね?
なんだか親近感湧きますね。

分かる分かるぅー。
つい顔を指の先につけたくなっちゃうんだよねー。
分かる分かるぅー。
みたいな。



・・・そんな感じで。
なんだか変な方向に楽しかった2話でした。


というか、
ここまでクリーチャーだとあれだと思う。

番場先生を呼ばねば!

そんな気がする。