「スタミュ」第七話の感想です。


※ネタバレします。


◎「スタミュ」
『スタミュ』ミュージカルソングシリーズ/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
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☆第七話「第7幕」の感想です。

夏休み。
チーム鳳は次のテストステージを見据え、
山奥の柊家別荘へ合宿に出かけた。



開始4秒

那雪「みかん、食べる人ー?」

はーい!はいはいはいはいうおぉーーーい!!
画面の前で思い切りアピールする、
いい年した可哀相な大人が一人。

開始10秒

月皇「身を乗り出すな。酔っても知らないぞ」

お母さんか。
ツンデレデレめ。
愛い奴め。

開始15秒~

いらない長風呂情報強調する
かわいいやぼやぼー!

開始20秒

黙々とみかんを食べる鳳先輩、ツボ。
なんか分からんがツボ。

那雪の「アメいる人?」に
そっと手をあげてアピールする空閑かわいい。

開始15秒~

夏合宿のしおり(那雪お手製)を読み込む
やぼすけかわいいやぼやぼー!
星谷にちょろく転がされるかわいいやぼー!
添乗員なんていませんよやぼー!
やぼすけのかわいい力が上がり過ぎて
恐ろしいやぼー!


開始40秒ほどで
もうこれだけツッコミと萌えと愛と希望と、えーと、
あとなんだ、よく分からないけれど、
色々と心が満たされてぐにゃぐにゃしました。
あ、星谷のことがあんまり書いてないけど、
星谷は生きてるだけでかわいいから!
二次元だけど!
あーもう皆かわいいのうかわいいのう!


・・・。
そんな感じで。
もう、いちいち突っ込んだり、かわいいだの言ってたら、
どこまで書いても終わらんのですよ。
なので、色々省略して書きます。

合宿回、笑えて萌えて燃えて最高。

終わり。


・・・省略し過ぎた。
いや、でも、どこを省略して、どこをピックアップして、
感想を言ったらいいのか分からないくらい、
全体的に笑えて萌えて燃えでした。
ありがとうございますたみゅ。

特に今回は笑いが冴えわたってましたね。
最近、初舞台のために若干シリアス多めだったので、
今回は馬鹿・・・コメディ全開で楽しかったです。
キャラ達の頭も、お花・・・ボケ全開でした。


特にチーム柊!

完成度の高いパフォーマンスを見せる
抜群の才能集団というイメージだったチーム柊。
いや、過去形じゃなくて今もそうだけど。
でも、そのスタイリッシュで洗練されてクールで
スマートでシャレオツで圧倒的イケメン!な
イメージは今回で崩壊しました。

別荘の食糧庫で何かをむさぼる怪しい影・・・

戌峰でした!

「そういう僕は、そう!
歌って踊る!綾薙学園のニュースター!
チーム柊!
戌峰誠士郎・・・です!!(綺羅星☆)」

音楽、開始!
軽快なリズムに乗って、

辰己、「熊出没注意」の看板と鎖を破壊して、
華麗に登場。

申渡、食糧庫の影から手招き的動きとともに
クールに登場。

卯川、叢の中から
かわいく登場。

虎石、食糧庫の屋根の上で
謎の踊り。

・・・ああ。
綾薙学園の期待の新人たちは、
やっぱり頭も最高におかしかったんだ・・・。
やったね・・・。
やったね、サティスファイ!!

笑いが止まりませんでした。
最高。
君たち、最高。


特に辰己が私にはツボでした。

涼しげな麗しい顔で、
ごく自然に当然のように、
「熊出没注意」の門を破壊のうえ全開で登場。

熊出没の危険も意に介さない、
そのキングの余裕。
きゃー素敵。

そのまま門を直さないで放置する、
豪快な漢らしさ。
きゃー素敵。

ちゃんと最後に熊が入ってきているという、
最悪の展開すら多分知らないで寝てる
無責任なボケ体質。
きゃー素敵。

たつみん、素敵。
私は他人の別荘の門を破壊して熊を呼び入れる
たつみんにきゅんとしたので
チーム柊ではたつみんが一番好きです。
多分。
他の人もいいけど。


えーと・・・。
これだけではなくて、
その他にもたくさんいろいろたっぷり
あったけれど、省略。


あ、そうそう。
戌峰のフリーダムミュージカルに
真顔の柊先輩に「苦労してるのね」と涙したり、
ノリノリで騙してきて笑う、多少高校生らしい
鳳先輩の笑い方がかわいいなと思ったり、
学校では華桜会内部の人間関係に
手間をかけさせられ、
後輩たちの乱闘を先生に謝罪し、とりなし、
別荘では壺の件で祖父に謝罪しなればならない、
あとついでに鳳が熊の危険について認識してない、
猟友会に連絡しないと、あ、門も直さないと、
あと食糧庫も・・・
柊君・・・苦労してるのね・・・・・・。


いろいろあったけど、省略。


最後は少しシリアスな会話もあって、
ここは燃えました。

チーム鳳のリーダーである星谷と、
チーム柊のリーダーである辰己が会話する場面。

初舞台でのパフォーマンスを褒められて喜ぶ星谷。
けれど、その直後に
「でも、俺達の敵じゃない」
少し険しい表情で切り捨てる辰己。

それに、一瞬、唇を噛む星谷。

ここの星谷の一瞬の表情がとても印象的でした。

憧れの人のように踊りたくて、
好きだから、
ミュージカルを楽しくやってきた星谷。
でも、ここで初めて「負けたくない」という
気持ちが生まれたようです。

楽しく和気藹々とやっているだけでは
もう満足出来ない。
他の誰にも出来ない最高のパフォーマンスをしたい。
負けず嫌いとライバル心の誕生。
この一瞬で、また星谷が新たなステージに登ったと
感じられて、心をぐっと掴まれました。
いいなあ。

また、ここの表情がしっかり見えないところがね!
向うの鏡にはちゃんと顔全体が映っている。
それはいつもの表情とあまり変わりがないように見える。
でも、こちら側にある唇は今までに見せなかった
星谷の敵対心のようなものを表している。

おおお!と、何だか心が燃え上がりました。
いいねえ。
いいねえ。
星谷の熱い魂、いいねえ。

その星谷に対し、ミュージカルをやる動機を聞き、
「君には知識も何もない」
「憧れだけではいつか限界がくる」
厳しく扱き下ろすようでいながら、
実は優しく忠告する辰己。

いいねえ、たつみん。
チーム鳳がいずれライバルになると見越して、
そのライバルが成長するように導くチーム柊のリーダー。
自分たちの磨きをかけるのに
ライバルの存在って重要ですよもんね!
たつみん、キングの器だわ・・・。

で・・・。
そのあとの繋がりがちょっと今でもよく分からないんですが、

星谷「俺は、夢をあきらめる方法なんて知らない」

迷いなく言い切る星谷に、何だかこう、ぐっときた!!


そして、最後に
ライバルとライバル候補として拳を突きだす二人。
でも拳と拳の間にはかなり距離がある。
それが今の2チームの力の差を表しているようで、
もしかしたらこの先、対等なライバルになった時、
この距離がゼロになるのかと思ったりして、
うおおおおおお!と心が燃えました。

いいわ~。
スタミュ、いいわ~。



今回も、色々と楽しくて元気が出る話でした。
ありがとうございますたみゅ。





辰己「そういう時、
    その憧れの人は君に助言をしてくれる?」
星谷「俺はユメをあきらめない」
憧れの人?「シャバダドゥ!」
辰己「・・・・・・」

やりたかっただけ!