「スタミュ」第六話の感想です。


※ネタバレします。


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☆第六話「第6幕」の感想です。

ついにきた「新人お披露目公演会」当日。



バラバラだったメンバーが打ち解けていったり。
素人だった星谷が努力を重ねて成長したり。
チーム柊の完成度の高さに打ちのめされたり。
それでも皆で朝も夜も頑張って頑張って。
ついに迎えた「新人お披露目公演会」。

さあ、本番!

・・・という緊張感で来るのかと思いきや、
意外とコメディ全開で面食らいました。

個人的には、もうちょっと燃えシリアスに
傾いてもらってもよかったかなーと思ったり・・・
あ、いや、どうだろう。
うたプリの三期は逆にもうちょっとコメディが
欲しいと思ってたような気もするし・・・。
さじ加減って難しいですね。
というか、私の好みの問題か!


あ、でも、コメディも面白かったです。

まずは衣装がボロボロだというトラブルから始まり、
(というか、あれって星谷のせいじゃなくて、
学校の責任とか前回使用者たちの責任とかじゃ
ないのかな?それにしても前回使用者たちは
あのボロボロ衣装でやったんだろうか。
それとも彼らがあそこまでボロボロにしたんだろうか。
本番にしか使用しない衣装なのに何故・・・。
彼らはステージ上で一体何をしたんだ)
嵐のような那雪家の双子姉妹登場。
アクの強いメンバーたちが
更に濃い双子に振り回される。
更にさらに双子のリメイク衣装が
当日になっても届かないトラブル。
なんというかトラブル続きで大変大変。

しかしまあ、
そんなことより、
双子ちゃんかわいいよね!
私は半目のつむぎちゃんが好き!

・・・というのはともかく。
衣装関連でトラブルが続き、
始まりから大変なことになった本番当日。

メンバーたちの心境も、
さぞ大変なことになってるんじゃないかと・・・
思ったんだけど、

那雪「今日の運勢、見てみよっと♡」

迸る那雪の女子力!

星谷「握手・・・天花寺!」
やぼすけ「拒否」
星谷「月皇!」
月皇「拒否」

握手魔人と化すリーダー星谷!

やぼすけ「最後は最後で大トリだからな。
      チーム鳳だけに」

や・・・やぼすけええええええ!
皆、ちらっと思ったけど黙ってたことを・・・
お前・・・お前・・・
このやぼすけえええええええ!!

月皇「くっはははは」

壊れる月皇!

空閑「スター枠の屑。いうなれば星屑か」
他四人「それいい!!」

正直、言ってることのレベルは
やぼすけと大差ないはず。
なのに、この扱いの差。
何故。
やぼすけの何が悪いというのか。
人柄への信頼度か。
精神の余裕度か。
人格の出来上がり具合か。
・・・やぼすけ、ドンマイ。

そんな感じで。
意外と余裕のあるメンバー。
こいつらタフですわ。

上がり症が問題のはずの那雪も、
「緊張してきたしてきた」言いながらも
結構余裕のある感じ。
それでも緊張はしてるだろうけど、大丈夫。
那雪には秘策があったのです。

つむぎ「ゆうき」
ゆうき「ええ、つむぎ!」

那雪はヤクをキメさせられた!
那雪は死んだ!
問題は解決した!

スタッフ「そろそろ出番です
     スタンバイお願いします」

ちょっと待って下さい。
まだ一人、今、生まれ直してるところなんで。


こうやって振り返ると、
スタミュって凄いな~としみじみ思います。
なんか・・・凄いよね。


で。
ついに本番。
ここの出番直前のシリアスシーン。
最初はバラバラだったメンバーに
しっかり絆が生まれてるのが分かって
なんかこうぐっときました。

いいよね、友情!
いいよね、仲間!

でも、正直、ダンスはチーム柊のが好き・・・。
ごめん・・・。

まあ、チーム鳳は正攻法ではなく
変化球で攻めるタイプ・・・
というより、この新人お披露目会では
それしか攻めようがなかったというのもあるので、
正攻法で高クオリティのチーム柊を先に見てしまうと、
どうしても見劣りはしますよね。
個人としてもチームとしても能力の高いチーム柊と、
個人としては能力あるメンバーがいても、
リーダーはド素人、そのうえチームとしては
最近やっとまとまり始めたマイペースたちの集団
チーム鳳では、どうしてもね・・・。

うーん・・・。
多分、チーム柊は、亜弓さんのような理想的な優等生。
チーム鳳は、マヤのように荒削りで
未完成ではあるけれど、魅力的な逸材。

そういうことなんだろうと思うし、
実際、チーム鳳のダンスもあれはあれで良かったけど、
けど、やっぱり・・・チーム柊の方が好きだなあ。
・・・。
まあ、チーム鳳はこれからだから!

・・・。
どうしてもチーム柊の魅力の方が
圧倒的に見えてしまったので、
鳳先輩の詭弁はともかく、
最後に生徒たちが「すごいすごい」と押し寄せるのは
「幾らばら撒いたんですか、鳳先輩!!」と
思えてしまってなりませんでした。
ちょっと・・・そこまでとは思えなかったな・・・。

でも、チーム鳳も良かったよ!
ちょいちょいミスしてる細かい作画好き!!


そんなわけで。
どちらかというとチーム鳳メンバーたちのどうこうよりも、
鳳先輩の作戦勝ちといったイメージの強かった今回。

最後に、
今回一番勝ち残りに役立ち、
更に一番張り切っていた鳳先輩。
彼に関する衝撃の事実が明かされました。

兄弟!
何だと!?
え?
双子!?
双子なの!?

びっくりしました。
驚きました。

そのあと考えました。

ああ。
だから柊王子は・・・と。

鳳「遊びの時間だっ!ボーイズ!」
  「ファイブ、シックス、セブンヌェイ!」
  「アメ~~イズィング!!」
  羽も生えるよ!

これは確かに

柊「僕と君とは違うんです」

と言いたくなる。
これは言いたくなる。
うん。
 
きっとあれだよ。
過去に

柊「ちょっと明日の予定を確認したいんですが」
鳳「オーケーイ!
  今、データを呼び出すからね。
  (華麗なる中指での、ッターン!)
  君の頼みなら何でも喜んで聞くよ、
  マイ スウィート ブラザー」
柊「普通に話してくれれば結構です」
鳳「オーケーイ!ウイング!(翼)」

こういうことがあったに違いないよ。
そんなことが積み重なって
柊王子は・・・うっ・・・。
苦労したんだね、柊君・・・。

もう私の中では
ルー鳳に苦しめられるクソ真面目柊王子の図しか
思い浮かばない・・・。



えーと。
何がなんだか分からなくなりましたが、
次回も楽しみです。