「スタミュ」第五話の感想です。

また後でまとめますが、
今期は「スタミュ」の感想を出来るだけ継続かなーと
思ったりしてます。



※ネタバレします。


◎「スタミュ」
『スタミュ』ミュージカルソングシリーズ/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
¥1,296
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☆第五話「第五幕」の感想です。

半分が脱落するテストステージ、
「新人お披露目公演」まであと少し。
バラバラだったメンバーがまとまり始め、
やっとチームらしくなってきた「チーム鳳」だが・・・。



これ少年漫画だ!
しかもスポ根!
乙女ゲーム的ハーレム的な何かの皮を被った
少年ミュージカル根性アニメだ!!

・・・と思った五話。


一話は完全に、とんでも演出とギャグを挟みながらの、
ぶっ飛びミュージカル乙女ゲーム的少年たちの日常、
だと思ってたんですが、
私が間違ってました。
すみません。

これは、わりと正統な少年漫画の系譜です!
熱いです!
友情、努力、勝利です!
しかし今のところ勝利はまだありません!
むしろ今回は精神的に大敗北です!
星谷は見事に敗北した!


いやーしかし。
回を追うごとに熱が増しますね、スタミュ。
とんでもシリアスギャグを挟みつつ、
けれど内容は堅実に真面目に。
キャラは皆かわいくかっこよく。
ダンスとPVは高クオリティ。
最高です。
ありがとうございます。

特に今回はなんだか物語の誠実さに感動しちゃって、
言葉を失いました。
すごく王道に、
熱く頑張って挫折して立ち直ってを描いているし、
チームとして、友人としての、メンバーとの交流も
丁寧に描いているし、
敵の恐ろしさ、
見守る先輩の包容力、
最後の皆で見る爽やかな朝日・・・・・・
ああ、青春って素晴らしい!
感動!

ああ、良かった・・・。
心が洗われるようだ・・・。


なかでも星谷がちゃんと挫けそうになるのが
良かったです。
俺TUEEE的な作品もそれはそれで味がありますが、
でも、こうやって自分の力のなさを見せつけられて、
弱気になって挫けそうになって、でも・・・というのは、
王道で燃えます。

また、
メンバー同士の絆が深まるのも見ていて楽しいです。
一話から思い返すとすっかり仲良くなりましたよね。

那雪「チーム鳳のチームリーダー?」
やぼすけ「俺だな」
月皇「ないな」
やぼすけ「あぁ!?」
      「お前に言われたくないんだよ、
       このブラコン!」
月皇「はぁ!?」

仲良くなったよねえ。
でもね、月皇君、そこは「はぁ!?」じゃないと思うの。
「このブラコン!」と罵られたら、
「このケモナー!」と返すのが、
やぼすけに対する礼儀だと思うの。
なんせタヴィアンは天使、アイミスユーだからね。

月皇「モテるアピールご苦労様」
やぼすけ「モテないやつの僻みはみっともないぜ。
      俺様が紹介してやろうか」

はたして紹介してくれるのは、人なのか、猫なのか。

やぼすけ「な、なんなんだ、
      このSとかMとかLとかっていうのは・・・」
      「暗号か?」
星谷「え?」
那雪「天花寺君、ファストフード来るの初めて?」
やぼすけ「悪いか!  
       庶民の食べ物に興味ないんだよ!」
月皇「天然記念物だな」

ここのやりとり、仲良くて可愛らしくて最高でした。
仲が良いって素晴らしい。
でも、やぼすけは庶民(人間)の食べ物に
興味がないだけで、天使(猫)の食べ物には
とても詳しいのだと思います。
ええ。

ああ、仲良きことは美しきかな。


が。
ただ、ちょっとあれなのが。

空閑君がハブられている!?

・・・と思ったんですが、
彼は苦学生でバイトが忙しいから
いつもいないんですね。

彼は彼でちゃんと見せ場があって、
挫けそうになる星谷に優しく語りかける場面は、
まさに王子・・・まさにパパ・・・!!パパシュン!!
・・・と、感動しました。

今回はミステリアスな空閑の一面が
垣間見られて、それも良かったです。


それから。
何もよりも。
チーム柊のダンス!
あれね!
本番ですらない、練習の、
しかもライバルチームのダンスがね!
あの動き!
更に手書き!

・・・頭がおかしいわ。

ありがとうございます。
ありがとうございます
ありがとうございまーす!!

正直、私の好みの動きとは少し違ったんですが、
いやいやでもでもやっぱり凄かったです。
ありがとうございますたみゅ!!



・・・そんなわけで。
最近、ますますスタミュ脳に磨きがかかってきました。
唐突にいまぼくはたびにでる~とか歌い始めかねません。
本当にありがとうございますたみゅ。