「ガッチャマン クラウズ インサイト」
第八話の感想です。


※ネタバレします。


◎「ガッチャマン クラウズ インサイト」
[iPhone 5s/SoftBank専用] スマートフォンケース ガッチャマンクラウズインサ.../4REAL
¥価格不明
Amazon.co.jp

「ガッチャマンクラウズRadio~インサイト~」ラジオDJCD上巻(CD3枚組)/バップ
¥3,780
Amazon.co.jp
↑観た瞬間に笑ってしまい、
  どうしても貼らずにはいられなかった。 

☆第八話「cluster」の感想です。

ゲルサドラの不調。
その体の異変。
そして、彼の口から吐き戻されたフキダシ様が、
人々のフキダシ様に吸い込まれ、
続々生まれる「くうさま」という謎の生物・・・。


これは怖い展開来るぞー!
ひゃっほーい!!

くうさま「大丈夫?痛かったね、よちよち」
くうさま「毎日辛いよな~。元気か?
     大丈夫、大丈夫。よちよち」

・・・あれ?

くうさま「いつもありがと。重いよね?大丈夫?」

なんか、イメージと違う・・・。


突如、フキダシ様から生まれた「くうさま」達。
予想に反して、
可愛く優しい生き物でした!

人々ともすぐに打ち解け、
皆、仲良し。
ハグして、よしよししてもらって、
皆、嬉しい。
街は平和。
皆いつも笑顔でくうさまと仲良し。
そして、もうなくてはならない存在に・・・。

でもやっぱり気持ち悪い!!


表面的には皆笑顔で平和で、
幸福万々歳の理想の世界なんですが、
すごく背筋がぞわぞわする気持ちの悪い回でした。

嫌だなあ・・・。
何か、嫌だなあ・・・。

くうさま、一見とても良い生物なんだけど、
ことあるごとに、
「ひとつになろうよ」
「固いこと言わないで」
と、繰り返し繰り返し刷り込んできて気持ち悪いです。

それ以外にも、
ちょくちょくと不穏な空気を垣間見せる、くうさま。
「ひとつになる」ことに消極的な人たちには、
ちょっと意味ありげな態度。
「ひとつにならないと困ったことになる」という言葉。

で、これ。

はじめ「困ったことって何すか!?」
くうさまたち「・・・・・・」

無言。
一斉に、無言。
微動だにせず、無表情で、無言。

怖いーーーー。
いやーーー怖いーーーーー。
わくわくするーーーーーーー。
いやーーーー胸がときめいちゃうーーーー。

ここのあまりのホラー感に、
思わず胸がきゅんとときめいてしまいました。
こういうの、大好き。


それにしても。
この「くうさま」達。
確かにゲルサドラを切欠に生まれた生物では
あるんですけど、本当の「生みの親」は違う・・・
ようですね?だよね?
はじめちゃんの台詞によると。

そうすると、
これはやはり「人々の心」が生んだ物ですかね?
元々フキダシ様も「心」だって言っていたし。
ガッチャマンの名前や、ミリオのこと、
梅田の過去さえ知っている・・・となると、
宇宙人ではなくて、
やはり人々の心が生んだ物・・・のような気がします。

人々が望む言動をとる、くうさま。
甘やかしてくれる、くうさま。
ひとつになることを望む、くうさま。
難しいことは分からない、くうさま。
考えることはしない、くうさま。
猿に誘う、くうさま。

それと、カッツェのクイズ。
「入れるのは簡単だけど、出すのは結構難しい、
皆の大好物ってな~~~んだ?」
ヒントは
「もちろんミーも大好物っす。
でも、ゲルゲルの方が二万倍好きっすねー」

これらを合わせて考えると、
くうさまはー・・・

うーーーーーーん??

わからなーーーい、げるるるーーーーー。


うーん・・・。
すぐに答えを考えろったって無理だよ。
スピードが速すぎるんだよ。
世の中の!
もっと考える時間をくれよ!
私は乗り遅れるぞ、パイパイー!!

・・・などと叫びたい気持ちになりましたが、
そんなことより、くうさまって何ですかね?

一期が「大衆の善意と悪意」を扱っていたのに対し、
どうも二期は「大衆の空気」(群集心理っていうの?
よくわからん)を扱っているように思うので、
それ関連だとは思うんですが・・・。

空気・・・。
思考停止・・・。
同調圧力・・・。
不安と安心・・・。

幾つかのキーワードになりそうな言葉は
浮かぶんですが、まだうまくまとまらない・・・。

あー・・・。
もう少し時間をかけて考えます。
とか言ってるうちに、いつも次回が来る。
げるるるるー・・・・・・。





それはともかく。

るいるい(笑)

猿になってる(笑)

他のガッチャマン、皆無事なのに、
一人だけ猿に堕ちてる(笑)

こらこら。
いつもの意識高いるいるいはどこに行ったんだ。
いつもの方が私は好きですぞ。
どうしたんだ、るいるい。
面白い、いや、嘆かわしいよ!