「ガッチャマン クラウズ インサイト」
第六話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ガッチャマン クラウズ インサイト」
☆第六話「engagement」の感想です。
初の宇宙人首相ゲルサドラ。
彼は「みんなを一つに」を目標に
意欲的に活動していく。
「みんなを一つに」を繰り返してきた
ゲルサドラ首相がついに動き出しちゃった。
これは怖い事になるぞーわくわく。
・・・と、思っていたら、
意外と面白い滑り出しをしたゲルちゃん政治。
まずは国会議員の方達とご対面。
所信表明演説の場かな??
当然の如く、宇宙人であり、後ろ盾も人脈も経験も
何もないゲル首相には、
心無い野次が浴びせかけられます。
が。
ゲル首相、野次った人を次々指名して、
素直に聞き返したり、変身したり、笑いかけたり。
全く効いてません。
むしろ「こいつが今の野次を飛ばしました」と
個人を特定される結果になった議員にダメージ。
これは凄い。
また、就任早々に政治とは全く関係ない
下世話な話題を追求してくるマスコミの記者にも
「熱愛中ってなんですか?」
「僕はつばさちゃんが大好きです。
とーってもいい人ですよ」
無邪気に対応。
凄い首相が誕生してしまった。
煽り耐性というやつが最強です。
なんたって心底無垢ですからね。
強すぎる。
しかし、役に立たない野次やら、
どうでもいい質問やらをスマートに一蹴出来る
ゲル首相、ちょっといいな・・・。
次にゲル首相。
料亭に招かれて古株の議員さんに
懐柔されそうになる・・・・・・わけなかった。
議員さんの方は新首相を取り込む気満々だったの
でしょうが、ゲルちゃん首相は全くその気なし。
むしろ議員さんの腹黒加減がフキダシで丸見え。
うーん・・・。
全く繋がるなとは言わないけれども、
全て裏で取引されて決められるのは気に食わないから
こういう首相も面白いかも・・・。
そして。
「もっとみんなの心を知りたい」と
積極的に街へ出て、人々と会話するゲル首相。
通勤の満員電車でギスギスする人々を和ませたり、
一期にもいた酔っ払いに生中を奢って喜ばせたり、
誰もいない家に帰りたくないと寂しがっていた
園児の相手をして笑わせたり、
周囲を次々と明るく和やかにしていくゲル首相。
うーん・・・。
こういう場面だけ見ていると
とても良い首相なんだよねえ、ゲルちゃん。
心底、みんなの幸せを望んでいるし、
実際そのために動いている。
一見しただけならば、まさに理想的なリーダー。
でも。
でも、なんだよ。
「みんなが望むこと」を次々と実行していく
ゲル首相。
まずは国会議員、首相以外全員クビ。
やった!
議員全員の歳費分が浮いたね!
選挙にかかる莫大なお金もカットカット!
議事堂は有効活用できるように開放(?)
国会の場は公園に変更。
生中継で誰でも自由にコメント可。
首相の給料、最低限の生活費のみ。
首相の出費全てネット公開。
そして。
極めつけは。
全ての政策を国民全員でスマホ投票により決定。
で。
投票の結果、
年金受給額、倍増。
消費税2%。
他税金、減税。
保育所、学童保育、介護事業等、
福祉関連に国の大幅な援助決定。
・・・。
確かに。
確かに一見するだけなら「みんなが望むこと」
「理想的な政治」かもしれません。
でも。
でも、だよ。
ちょっと考えただけで、
すぐに破綻の雰囲気がね。こうね。
もう滅びの予感しかしない。
財源はどうするのかとか
ゲル首相の後の首相はどうするのかとか
国の体制を一から作り直すのか
議事堂は改修し直すのか
変化した社会が行き詰ったらどう修正するんだとか
なーーーーーーーんも考えてない。
これが衆愚政治ってやつなのか・・・?
凄い首相が誕生してしまった・・・。
なんというか・・・。
まだ全然消化出来ていないので
詳しく書けないのですが、
凄いものを見てしまった・・・と思った回でした。
ゲル首相がね、
100%良いとも悪いとも言い切れないところが
もやもやしてとても好きです。
あ、でも絶対に実現はして欲しくないです。
滅びの予感しかしないし。
というか。
スマホ投票がYESかNOかの二択のみで、
話し合いもない流れで投票して、
少ない方が切り捨てられてるだけの
荒っぽい手法だってもっと疑問を持ってくれよ・・・。
怖いよ怖いよ・・・。
あと、
清音先輩はもうガッチャマンであったことすら
忘れてるんじゃないかな・・・。
怖いよ怖いよ・・・。
第六話の感想です。
※ネタバレします。
◎「ガッチャマン クラウズ インサイト」
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☆第六話「engagement」の感想です。
初の宇宙人首相ゲルサドラ。
彼は「みんなを一つに」を目標に
意欲的に活動していく。
「みんなを一つに」を繰り返してきた
ゲルサドラ首相がついに動き出しちゃった。
これは怖い事になるぞーわくわく。
・・・と、思っていたら、
意外と面白い滑り出しをしたゲルちゃん政治。
まずは国会議員の方達とご対面。
所信表明演説の場かな??
当然の如く、宇宙人であり、後ろ盾も人脈も経験も
何もないゲル首相には、
心無い野次が浴びせかけられます。
が。
ゲル首相、野次った人を次々指名して、
素直に聞き返したり、変身したり、笑いかけたり。
全く効いてません。
むしろ「こいつが今の野次を飛ばしました」と
個人を特定される結果になった議員にダメージ。
これは凄い。
また、就任早々に政治とは全く関係ない
下世話な話題を追求してくるマスコミの記者にも
「熱愛中ってなんですか?」
「僕はつばさちゃんが大好きです。
とーってもいい人ですよ」
無邪気に対応。
凄い首相が誕生してしまった。
煽り耐性というやつが最強です。
なんたって心底無垢ですからね。
強すぎる。
しかし、役に立たない野次やら、
どうでもいい質問やらをスマートに一蹴出来る
ゲル首相、ちょっといいな・・・。
次にゲル首相。
料亭に招かれて古株の議員さんに
懐柔されそうになる・・・・・・わけなかった。
議員さんの方は新首相を取り込む気満々だったの
でしょうが、ゲルちゃん首相は全くその気なし。
むしろ議員さんの腹黒加減がフキダシで丸見え。
うーん・・・。
全く繋がるなとは言わないけれども、
全て裏で取引されて決められるのは気に食わないから
こういう首相も面白いかも・・・。
そして。
「もっとみんなの心を知りたい」と
積極的に街へ出て、人々と会話するゲル首相。
通勤の満員電車でギスギスする人々を和ませたり、
一期にもいた酔っ払いに生中を奢って喜ばせたり、
誰もいない家に帰りたくないと寂しがっていた
園児の相手をして笑わせたり、
周囲を次々と明るく和やかにしていくゲル首相。
うーん・・・。
こういう場面だけ見ていると
とても良い首相なんだよねえ、ゲルちゃん。
心底、みんなの幸せを望んでいるし、
実際そのために動いている。
一見しただけならば、まさに理想的なリーダー。
でも。
でも、なんだよ。
「みんなが望むこと」を次々と実行していく
ゲル首相。
まずは国会議員、首相以外全員クビ。
やった!
議員全員の歳費分が浮いたね!
選挙にかかる莫大なお金もカットカット!
議事堂は有効活用できるように開放(?)
国会の場は公園に変更。
生中継で誰でも自由にコメント可。
首相の給料、最低限の生活費のみ。
首相の出費全てネット公開。
そして。
極めつけは。
全ての政策を国民全員でスマホ投票により決定。
で。
投票の結果、
年金受給額、倍増。
消費税2%。
他税金、減税。
保育所、学童保育、介護事業等、
福祉関連に国の大幅な援助決定。
・・・。
確かに。
確かに一見するだけなら「みんなが望むこと」
「理想的な政治」かもしれません。
でも。
でも、だよ。
ちょっと考えただけで、
すぐに破綻の雰囲気がね。こうね。
もう滅びの予感しかしない。
財源はどうするのかとか
ゲル首相の後の首相はどうするのかとか
国の体制を一から作り直すのか
議事堂は改修し直すのか
変化した社会が行き詰ったらどう修正するんだとか
なーーーーーーーんも考えてない。
これが衆愚政治ってやつなのか・・・?
凄い首相が誕生してしまった・・・。
なんというか・・・。
まだ全然消化出来ていないので
詳しく書けないのですが、
凄いものを見てしまった・・・と思った回でした。
ゲル首相がね、
100%良いとも悪いとも言い切れないところが
もやもやしてとても好きです。
あ、でも絶対に実現はして欲しくないです。
滅びの予感しかしないし。
というか。
スマホ投票がYESかNOかの二択のみで、
話し合いもない流れで投票して、
少ない方が切り捨てられてるだけの
荒っぽい手法だってもっと疑問を持ってくれよ・・・。
怖いよ怖いよ・・・。
あと、
清音先輩はもうガッチャマンであったことすら
忘れてるんじゃないかな・・・。
怖いよ怖いよ・・・。