ドラマ「デスノート」第十話の感想です。
よく考えたら、
もしかして今日最終回!?
※ネタバレします。
◎ドラマ「デスノート」
☆第十話の感想です。
誘拐された粧裕。
犯人である日村らは、
人質とデスノートの交換を警察に持ちかける。
この機に乗じ、自分の手にデスノートを取り戻したい
月は、ひとまず誘拐犯たちの要求に従うよう
対策室を動かそうとするが。
オリジナル多め・・・のような気もしますが、
メロ達による粧裕の誘拐。
粧裕とデスノートの交換取引。
夜神総一郎の死。
この辺りは原作にあったような気がします。
よく覚えていないので、確かではないですが・・・。
それにしても。
メロさんは本当に酷い扱いをされていますね。
今回も大はしゃぎで、
ニアとワタリと対策室メンバーを裏切って、
捕まって檻の中、いいや、脱走するね!の大暴走。
いや、原作もマフィアだし、大人しくはないんですが。
わりと暴走もしてた気もしますが。
でも。
ニアとメロだとメロの方が人間らしかった気が
するんだよなあ・・・。
うーん・・・。
しかし、やっと人間として登場出来て良かったような、
そんな気もしなくもありません。
チョコも食べられたし。
・・・なんでだろう。
なんで私、メロにこんなに過保護なんだろう。
分からないな・・・。
どうでもいいけど、
対策室のホワイトボード・・・じゃないな、
透明ボードに書いてあった、
「メロ(ニア)」にどうしても笑いが込み上げてしまう・・・。
それはともかく。
今回の最大の見所は、
やはり最後の総一郎と月の親子対決だったと思います。
ここは完全にオリジナルですが。
原作の総一郎は、
最後まで月がキラではないと信じて逝きましたからね・・・。
それが良かったのか悪かったのかは分かりませんが、
彼にとって救いだったかもしれません。
映画の総一郎は、月がキラだと知って怒り心頭でしたね。
すごく怒っていたような印象があります。
うーん・・・。
個人的には、総一郎さんはこのドラマ版が
一番好きかもしれません。
原作の総一郎さん。
彼は正義感と人情味の溢れる正しい善き人でした。
本当に善い人で、優れた警察官で、
模範的な父親でした。
でも、だからこそ、どこか薄ら寒い感覚があるというか。
「正しいことしか信じない」ような、
「正しい息子しか見えない」ような、
そんな雰囲気があったような気がして、
どうしても心底素晴らしいと言い切れませんでした。
個人的には。
個人的にはね。
また、映画の総一郎さん。
彼は熱い正義感の塊でした。
この人も正しい人で、決して間違わない、
犯罪者を許さない熱い警察官でした。
でも、だからこそ、どこか怖い気がして。
息子が間違ったから裁かないと!となっているような、
そんな風に見えてしまって、
どうも馴染めませんでした。
個人的には。
個人的にはね。
で。
ドラマの総一郎さん。
月を信じようとしたけれども、
やはりキラだと確信してしまう。
月が間違っていると悟らせようとして、
静かに語りかけ、自分の命すら賭ける。
命をも捨ててしまうのは愚かかもしれませんが、
しかし、あの静かに深く諭そうとする姿勢は、
間違ってしまった月への愛情が伝わってきて、
なんだかとても・・・いいなあと・・・思いました。
個人的には。
個人的にはね。
いや・・・。
でも、ドラマの総一郎が今までと違ったのは、
月が今までと違っていたというのもあるのかも・・・。
原作でも映画でも、月は端から人間の心なんて
持ち合わせていない天才。
説得なんてされても、ない心に届くわけもないし、
意味のない行為にしか映らなかったかも。
でも、ドラマの月は、最初は普通の大学生。
ちゃんと父親に対しても他人に対しても情があった。
だからこそ、この総一郎さんの諭しが映えた・・・のかも。
うーん・・・。
しかし・・・・・・。
こうまで深い愛情を示されても、
「父さんが名前を書くのは止めろと言うだけだけど、
ノートが燃やされるのだけは実力行使で止めようと
必死になるよ!」
「ノート無事で良かったあ・・・父さん死んでるけど」
「ありがとう父さん。おかげで目が覚めたよ。
俺は神になるために人の心を捨てる」
そんな風な月君は・・・
もう自分のノートにちゃんとお名前を書きなさいな。
と言いたくなって仕方ありません。
ここまで月に「償えよ早く」と思ったのは初めてです。
親子のやり取りが熱く・・・そして辛い十話でした。
よく考えたら、
もしかして今日最終回!?
※ネタバレします。
◎ドラマ「デスノート」
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☆第十話の感想です。
誘拐された粧裕。
犯人である日村らは、
人質とデスノートの交換を警察に持ちかける。
この機に乗じ、自分の手にデスノートを取り戻したい
月は、ひとまず誘拐犯たちの要求に従うよう
対策室を動かそうとするが。
オリジナル多め・・・のような気もしますが、
メロ達による粧裕の誘拐。
粧裕とデスノートの交換取引。
夜神総一郎の死。
この辺りは原作にあったような気がします。
よく覚えていないので、確かではないですが・・・。
それにしても。
メロさんは本当に酷い扱いをされていますね。
今回も大はしゃぎで、
ニアとワタリと対策室メンバーを裏切って、
捕まって檻の中、いいや、脱走するね!の大暴走。
いや、原作もマフィアだし、大人しくはないんですが。
わりと暴走もしてた気もしますが。
でも。
ニアとメロだとメロの方が人間らしかった気が
するんだよなあ・・・。
うーん・・・。
しかし、やっと人間として登場出来て良かったような、
そんな気もしなくもありません。
チョコも食べられたし。
・・・なんでだろう。
なんで私、メロにこんなに過保護なんだろう。
分からないな・・・。
どうでもいいけど、
対策室のホワイトボード・・・じゃないな、
透明ボードに書いてあった、
「メロ(ニア)」にどうしても笑いが込み上げてしまう・・・。
それはともかく。
今回の最大の見所は、
やはり最後の総一郎と月の親子対決だったと思います。
ここは完全にオリジナルですが。
原作の総一郎は、
最後まで月がキラではないと信じて逝きましたからね・・・。
それが良かったのか悪かったのかは分かりませんが、
彼にとって救いだったかもしれません。
映画の総一郎は、月がキラだと知って怒り心頭でしたね。
すごく怒っていたような印象があります。
うーん・・・。
個人的には、総一郎さんはこのドラマ版が
一番好きかもしれません。
原作の総一郎さん。
彼は正義感と人情味の溢れる正しい善き人でした。
本当に善い人で、優れた警察官で、
模範的な父親でした。
でも、だからこそ、どこか薄ら寒い感覚があるというか。
「正しいことしか信じない」ような、
「正しい息子しか見えない」ような、
そんな雰囲気があったような気がして、
どうしても心底素晴らしいと言い切れませんでした。
個人的には。
個人的にはね。
また、映画の総一郎さん。
彼は熱い正義感の塊でした。
この人も正しい人で、決して間違わない、
犯罪者を許さない熱い警察官でした。
でも、だからこそ、どこか怖い気がして。
息子が間違ったから裁かないと!となっているような、
そんな風に見えてしまって、
どうも馴染めませんでした。
個人的には。
個人的にはね。
で。
ドラマの総一郎さん。
月を信じようとしたけれども、
やはりキラだと確信してしまう。
月が間違っていると悟らせようとして、
静かに語りかけ、自分の命すら賭ける。
命をも捨ててしまうのは愚かかもしれませんが、
しかし、あの静かに深く諭そうとする姿勢は、
間違ってしまった月への愛情が伝わってきて、
なんだかとても・・・いいなあと・・・思いました。
個人的には。
個人的にはね。
いや・・・。
でも、ドラマの総一郎が今までと違ったのは、
月が今までと違っていたというのもあるのかも・・・。
原作でも映画でも、月は端から人間の心なんて
持ち合わせていない天才。
説得なんてされても、ない心に届くわけもないし、
意味のない行為にしか映らなかったかも。
でも、ドラマの月は、最初は普通の大学生。
ちゃんと父親に対しても他人に対しても情があった。
だからこそ、この総一郎さんの諭しが映えた・・・のかも。
うーん・・・。
しかし・・・・・・。
こうまで深い愛情を示されても、
「父さんが名前を書くのは止めろと言うだけだけど、
ノートが燃やされるのだけは実力行使で止めようと
必死になるよ!」
「ノート無事で良かったあ・・・父さん死んでるけど」
「ありがとう父さん。おかげで目が覚めたよ。
俺は神になるために人の心を捨てる」
そんな風な月君は・・・
もう自分のノートにちゃんとお名前を書きなさいな。
と言いたくなって仕方ありません。
ここまで月に「償えよ早く」と思ったのは初めてです。
親子のやり取りが熱く・・・そして辛い十話でした。