「枕男子」第九話の感想です。


※ネタバレします。

◎「枕男子」
ドラマCD 枕男子 先輩男子と司書男子/インディーズレーベル
¥2,700
Amazon.co.jp


☆第九話「司書男子:望月識」の感想です。

やった。
ついに司書男子が来た!
実は密かに待ってたんだよね~。
知的で柔らかくて笑顔の素敵な司書さん・・・

望月「はい(棒)どんな本をお探しですか(無感情)」

あれ・・・?
なんか思ってたのと違う・・・。


最初から心の折れる音がしましたが、
久しぶりに「これぞ枕男子」というような男子がきて
テンションは上がりました。
突っ込みどころ満載。


「失礼ですが、
これまでも何度か当館をご利用頂いてますよね」

一応、疑問形を装っているけれども、
実質、断定。
「お前が通っているのは知っているぞ」。
こ、怖い・・・。
なんか把握されてる・・・。

「ご利用者様の顔はおおむね覚えておりますので」

インプットされてる・・・。
識別されてる・・・。
この図書館、怖い・・・。


「ご利用者様の読まれる本の傾向や好みを把握し、
素敵な本に出会うお手伝いをする」

言葉だけ聞くととても素晴らしいです。
本当に素晴らしいです。

ですが。
映像は、

本を読む少女をじっと見つめる司書さん。
眼鏡の奥の目が真剣に少女を見つめている司書さん。
大喜びの少女を間近で見つめる司書さん。

お巡りさーーーーーーん!
ショタの時には私に召喚しましたが、
今回はこいつですーーーーー!!
この図書館のこいつですーーーーー!!


そして。
「ときめく人生をおくる為の23の方法」を読んでいた
「私」に、早速、ときめく本を紹介して下さる、
有能な司書さん。

「こねこ」

わーときめくー。

ときめきの種類が違う!!
・・・という突っ込み待ちなんじゃないだろうか。
「私」は突っ込まなければならないのではないだろうか。
いいのだろうか。
このまま流していいのだろうか。

「差し出がましいようですが、
随分とお疲れのようにお見受けしましたので」

お前の方が疲れてると思うよ!!
とか、突っ込まなくていいのだろうか。
「こねこ」の本で頭をパーンといった方が
いいのではないだろうか。
この図書館のノリが分からない。困る。怖い。


「お詫びに、もう少しこちらでお休みなさいませんか?」
「どうか、当図書館が、
貴女にとって心の癒しになりますよう・・・」

もう二度とこの図書館利用できませんわ!!
色々な意味で!!


もう最初から最後まで突っ込みまくり図書館。
とても枕男子らしくて堪能致しました。

が。
私の思い描いていた司書さんではなくて、
ちょっと心は折れました。
ときめく人生って難しいな!