ずっと前に書いたまま放置していた・・・。

「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」
全四十八話、視聴終了後の感想です。



※ネタバレします。


◎「ジョジョの奇妙な冒険
         スターダストクルセイダース」

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☆全話視聴後感想。

どこかの船の人が海底からDIOの眠る箱を
引き上げる、という余計なことをしてから、
承太郎が檻から出て、日本も飛び出し、
飛行機に乗って帰ってくるまで、
色々なことがありました。

振り返ると長かった。

長くて楽しい旅でした。

色んな国を巡って、
珍しい物を見て、
美味しいものを食べて、
友達を作って、
沢山の敵と戦って・・・・・・
いい観光旅行だった。

観光・・・
観光・・・?
観光で・・・敵と・・・戦う・・・?

うーん・・・。
でも、楽しかったし、
記念写真も撮ってたしなあ。

色々とハプニングや悲しい事、辛いこともあったけど、
楽しいことやわくわくすることもあって、
過ぎた今ではもう「楽しい旅だった」という思いだけが
残っている・・・。

そんな、楽しい長い旅のような作品でした。


具体的に、
「こういう敵が面白かった」とか、
「こういう攻防が驚きだった」とか、
「仲間の絆が熱かった」とか、
挙げられる部分は沢山あるのですが、
今はあまりそうしたくはないです。

今はただ、
爽やかで少し切ない旅の余韻に浸っていたい。

そんな作品でした。

面白かったです。




が。
一つだけ。

DIO様が。
最終決戦、
待ちに待ったラスボス、
それまで暗黒の中に身を潜め
部下たちを一挙手一投足でビビらせていた、
最凶最悪の雰囲気を纏っていたDIO様がさあ。

いや、強かったよ。
凄かったよ。
熱かったよ。

でも、なんていうか。
実際出てきたら、なんていうか。

おもしろかわいかったね!    

ザ・ワールドの世界に承太郎が入ってきたことを
「入門してきた」と表現したり、
承太郎が指をぴくっと動かしただけで
即座にばっと飛びのいて警戒したり、
「頭痛がする」
「吐き気もだ」
「このディオが気分が悪いだとー!?」
というようなことを言ってみたり、
一生懸命ロードローラー持って来たり、
挙句の果てには承太郎をやったと調子に乗ったり。
面白かったです。
DIO様。

それまでの威厳はどこいったのか。
が、面白かったです。DIO様。

でも、もう蘇らなくていいからね!


あ。
あともう一つ・・・いや、二つ。

DIO様は最恐で最凶だけれど、
最強の化物はジジイだと思いました。
ジョセフ・・・どう考えても人間じゃない。

そして最後。

花京院・・・。
折角お友達が出来たのに花京院・・・。
乙女チックなハンカチレターから始まった友情が・・・。
ああ、花京院・・・。


そんな感じでした。
悲しいこともあったけど、楽しい旅だった。