「うたの☆プリンスさまっ♪
   マジLOVEレボリューションズ」
第九話の感想です。

気が付けば、もう最終回ラッシュの時期。
心が折れたので、10~13話?かな?の感想は
まとめて観終わった後で書きます。


※ネタバレします。


◎「うたの☆プリンスさまっ♪
     マジLOVEレボリューションズ」

うたの☆プリンスさまっ(音符記号) マジLOVEレボリューションズ アイドルソング 寿嶺二/寿嶺二(森久保祥太郎)
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☆第九話「NEVER...」の感想です。

QUARTET NIGHTのラスボス?・寿嶺二回。



三期も佳境に入り、満を持して登場したのは、
先輩グループ内で抜群の存在感を誇る
ラスボス・寿嶺二。

アイドルとしての能力も高く、
ST☆RISHへの面倒見もよく、
何より
QUARTET NIGHTでの会話は
この人がいなければ成立しないという、
どこをとっても好印象、好青年の嶺二。

まあ、ただちょっと、
頻繁に使われる死語としつこい会話が
面倒なのが玉に瑕ですが・・・。

嶺二「今日もよろしく~マッチョッチュ♡」
   「僕もガンバルンバ~♪」
   「メンゴメンゴ~」
   「さらばださらだば~♪」

・・・は?

トキヤ「ナンデスカソレハ?」
    「静かにしてください」
    
ですよねー。

まあ誰にでも欠点はありますから。
むしろそこが魅力ってこともありますから。
というより、
嶺二のファンはそこに惹かれてるんですよね?

だから、あれでしょ?

「よろしく~マッチョッチョ♡」

は???(迸るアイドルのオーラで滅び去った死語を
この世に呼び戻し蘇らせる嶺二、
マジゾンビパウダーの使い手♡結婚して♡)

ってことでしょ?
知ってる、知ってる。


それはともかく。
いつでも後輩の心配をし、
仲間の絆を信じ(そして報われない)、
春歌のことまで気遣っている嶺二。

ほんの少しの出番でもしっかりそれが伝わる
嶺二ですから、自分の当番回となったら、
そりゃもうすごいですよ。

音也の失敗を華麗にフォローし、
QUARTET NIGHTのメンバーに「寂しがらないでね☆」
と気を遣い、
春歌にお弁当を勧め、
春歌を打ち合わせと称して車に乗せ、
当然のごとく助手席に座らせ、
体の前に手を出すようにして助手席の窓を開け、
ブリッジの向こうに夕日の沈む絶景穴場ポイントに
連れて行き、
頭をなでなで、
そのうえ、あれやこれやそれや・・・
・・・ああ、もうこれ以上は書けない。

コミュ力があるって恐ろしい!
能力があるって恐ろしい!
芸歴長いアイドルって恐ろしい!!

嶺二の女性の扱いの上手さに心底恐怖しました。

そんで最後にこれだもんね。

嶺二「本当の僕を見つけられるとは思わなかった」
   「僕は、君が好きだ」
   
ぐわあああああああああ!
皆の女神・春歌に、かつてこれほどまでに
直球で攻められた男がいただろうか!?
何をどういっても「恋って何です?」みたいな反応の
春ちゃんに、これは確実に恋を突きつけましたわ!

嶺二「な~んてね☆」

いつものノリでした~って煙に巻いて
更に心を惹きつけるテクですね!?

怖い・・・
怖いわ・・・
この男、怖いです、
おまわりさ~ん!!
この人をタラシ罪で捕まえて~!
このままだといつか血を見そう!



そんな感じで。
展開自体には驚くほど起伏がないので
感想書けないかと思いきや、
嶺二の怖さだけはどこまでも書き連ねられる
まっちょっちょ回でした。

すごいな~嶺二のコミュ力。

あ。
でも。
「本当の僕」とか言ってましたし、
嶺二には優しくて気遣いが出来て明るいだけでなく、
まだ何か底にありそうな気がします。
長いこと芸能界の闇を見てきた男ですからね、
きっともっと恐ろしいものが・・・。
知りたいような怖いような・・・。