「ユリ熊嵐」
全十二話、視聴終了後の感想です。
※ネタバレします。
◎「ユリ熊嵐」
☆全話視聴後感想
宇宙の彼方で小惑星「クマリア」が爆発。
その無数の欠片が地球に降り注いだ。
すると、何故か熊が一斉蜂起。
人間と熊の間で戦争が起こった。
人間の世界と熊の世界の間には
「断絶の壁」が作られ、
人と熊は断絶された。
人と熊は相容れない。
熊は人を食べる。
人は熊を破壊する。
そんな世界で。
かつて熊に母親を食べられた椿輝紅羽と、
人間に化けて入り込んだ熊である百合城銀子、
同じく百合ヶ咲るるが出会う。
そんな始まりで・・・。
えー色々あって・・・。
全部観たけど、
よく分からないね、がうがう!!
面白かったし、好きです。
でも、
よく分からないね、がうがう!!
うーん・・・。
少しは考えてみたりしたりしたんですけど、
理解の及ばない部分ばかりで、
何をどう書いたらいいのか・・・。
でも、そういうよく分からない部分、
考えさせるような描写、
とてもスキです、がうがう!!
でも、何を書いたらいいのか分からんね、
がうがう!!
えー・・・と・・・。
ピンドラでも「愛」というものが重要なファクターで、
この作品でもそうだったと思うんですが、
二つの作品における「愛」は
だいぶ違っているような気がしました。
ピンドラで描かれていた愛。
それは人を救うものとして描かれていた・・・
と思います。
三人の兄妹がそれぞれ愛を渡し合うことで、
苹果が愛によって犠牲になろうとすることで、
世界や相手が救われる。
命が救われる。
けれど、
この「ユリ熊嵐」においては、
「愛」は二面性のあるものとして描かれていた・・・
ような気がします。
銀子が紅羽を愛することで、
紅羽は「透明な嵐」から救われた。
でも、代わりにるるのスキは無視され、
るるの命は失われた。
るるが銀子をスキになることで、
銀子は助けられた。
でも、るるが銀子をスキなゆえに、
るるは銀子の純花見殺しの罪を紅羽に告げ、
銀子は紅羽に撃たれた。
幼い紅羽が銀子を愛したことで、
銀子は「ヒトリカブトの銀子」ではなくなった。
しかし、幼い紅羽が銀子を愛し、
銀子のためと思い込んで願ったゆえに、
銀子は紅羽のスキを失い、
熊の社会で完全に孤立した。
・・・等々。
誰かが誰かを愛することで、
誰かが救われ、同時に誰かが傷つく。
何かが好転し、同時に何かが悪化する。
そんな風に、
愛が、ただ幸福と命の元になるものというだけでなく、
良い事と悪い事の両方を与えるものとして
描かれていたと思います。
そもそも。
愛そのものの化身と思われる「クマリア様」。
この存在からして、
功罪併せ持ったもののように見えました。
惑星クマリアが地球に降り注いだため、
熊と人は交流出来るようになった。
けれど、二つの種族は相容れないため、
戦争が起き、断絶の壁が築かれた。
クマリア様が全ての子熊を救うので、
銀子は教会に保護された。
居場所を得た。
けれど、「クマリア様のために」と、
銀子は戦場に送られて死にかけた。
クマリア様に願ったゆえに
銀子は熊から人の女の子になれた。
紅羽は人から熊になれた。
断絶の壁を越え、二人は結ばれた。
けれど、断絶の壁を超えたゆえに、
熊でも人でもない存在になった二人は、
人の世界からも熊の世界からも逸脱し、
彼岸に旅立った。
・・・どうも、ただただ救ってくれる女神とは
思えません。
しかし、
そういうところがまた面白いなと思いました。
いや、この見解があってるかどうか知らないけど。
私はこう見ました、というだけです。
がうがう。
しかし・・・。
何故、最後クマリア様がああだったのか、
ユリーカを拾った人が男をイメージさせる人だったのか、
断絶の壁の三人が男だったのか、
百合花壇にユリーカの部屋の引き出しが捨てられて
いたのは何故なのか、
あれはこれはそれは??
と、色々分からないことだらけで、
今でも?????な気分です。
スキなんだけどね!
うーん・・・。
他の方の考察を拝見したりしつつ、
またゆっくり考えてみたいと思います。
とにかく。
私はこの作品がスキでした!
がうがう!
あと、るるが好きでした!
きゃわいいよ、るる、きゃわいいよ。
全十二話、視聴終了後の感想です。
※ネタバレします。
◎「ユリ熊嵐」
- TVアニメ「 ユリ熊嵐 」エンディングテーマ「 TERRITORY 」/メディアファクトリー
- ¥1,296
- Amazon.co.jp
☆全話視聴後感想
宇宙の彼方で小惑星「クマリア」が爆発。
その無数の欠片が地球に降り注いだ。
すると、何故か熊が一斉蜂起。
人間と熊の間で戦争が起こった。
人間の世界と熊の世界の間には
「断絶の壁」が作られ、
人と熊は断絶された。
人と熊は相容れない。
熊は人を食べる。
人は熊を破壊する。
そんな世界で。
かつて熊に母親を食べられた椿輝紅羽と、
人間に化けて入り込んだ熊である百合城銀子、
同じく百合ヶ咲るるが出会う。
そんな始まりで・・・。
えー色々あって・・・。
全部観たけど、
よく分からないね、がうがう!!
面白かったし、好きです。
でも、
よく分からないね、がうがう!!
うーん・・・。
少しは考えてみたりしたりしたんですけど、
理解の及ばない部分ばかりで、
何をどう書いたらいいのか・・・。
でも、そういうよく分からない部分、
考えさせるような描写、
とてもスキです、がうがう!!
でも、何を書いたらいいのか分からんね、
がうがう!!
えー・・・と・・・。
ピンドラでも「愛」というものが重要なファクターで、
この作品でもそうだったと思うんですが、
二つの作品における「愛」は
だいぶ違っているような気がしました。
ピンドラで描かれていた愛。
それは人を救うものとして描かれていた・・・
と思います。
三人の兄妹がそれぞれ愛を渡し合うことで、
苹果が愛によって犠牲になろうとすることで、
世界や相手が救われる。
命が救われる。
けれど、
この「ユリ熊嵐」においては、
「愛」は二面性のあるものとして描かれていた・・・
ような気がします。
銀子が紅羽を愛することで、
紅羽は「透明な嵐」から救われた。
でも、代わりにるるのスキは無視され、
るるの命は失われた。
るるが銀子をスキになることで、
銀子は助けられた。
でも、るるが銀子をスキなゆえに、
るるは銀子の純花見殺しの罪を紅羽に告げ、
銀子は紅羽に撃たれた。
幼い紅羽が銀子を愛したことで、
銀子は「ヒトリカブトの銀子」ではなくなった。
しかし、幼い紅羽が銀子を愛し、
銀子のためと思い込んで願ったゆえに、
銀子は紅羽のスキを失い、
熊の社会で完全に孤立した。
・・・等々。
誰かが誰かを愛することで、
誰かが救われ、同時に誰かが傷つく。
何かが好転し、同時に何かが悪化する。
そんな風に、
愛が、ただ幸福と命の元になるものというだけでなく、
良い事と悪い事の両方を与えるものとして
描かれていたと思います。
そもそも。
愛そのものの化身と思われる「クマリア様」。
この存在からして、
功罪併せ持ったもののように見えました。
惑星クマリアが地球に降り注いだため、
熊と人は交流出来るようになった。
けれど、二つの種族は相容れないため、
戦争が起き、断絶の壁が築かれた。
クマリア様が全ての子熊を救うので、
銀子は教会に保護された。
居場所を得た。
けれど、「クマリア様のために」と、
銀子は戦場に送られて死にかけた。
クマリア様に願ったゆえに
銀子は熊から人の女の子になれた。
紅羽は人から熊になれた。
断絶の壁を越え、二人は結ばれた。
けれど、断絶の壁を超えたゆえに、
熊でも人でもない存在になった二人は、
人の世界からも熊の世界からも逸脱し、
彼岸に旅立った。
・・・どうも、ただただ救ってくれる女神とは
思えません。
しかし、
そういうところがまた面白いなと思いました。
いや、この見解があってるかどうか知らないけど。
私はこう見ました、というだけです。
がうがう。
しかし・・・。
何故、最後クマリア様がああだったのか、
ユリーカを拾った人が男をイメージさせる人だったのか、
断絶の壁の三人が男だったのか、
百合花壇にユリーカの部屋の引き出しが捨てられて
いたのは何故なのか、
あれはこれはそれは??
と、色々分からないことだらけで、
今でも?????な気分です。
スキなんだけどね!
うーん・・・。
他の方の考察を拝見したりしつつ、
またゆっくり考えてみたいと思います。
とにかく。
私はこの作品がスキでした!
がうがう!
あと、るるが好きでした!
きゃわいいよ、るる、きゃわいいよ。