冬アニメも次第に佳境に入ってきて、
色々と盛り上がってきました。

感想を書きたいなーと思うことも
しばしばなんですが、
よく考えればもう3月も半ば。
どうせ終わったあとに書くなら今書いても・・・
と思って、迷ったりやめたり・・・。

うーん・・・。

とりあえず、今のところの印象?感想?だけでも
軽く書いておきます。

なんとなく。

あ、ネタバレします。


◎「ユリ熊嵐」
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8話まで観ました。

ユリーカ先生の過去が辛い。
同意はしないけれど、
同情も共感も出来るので辛いです。

本物のスキだと言っていたのに、
澪愛のスキは紅羽に向けられ、
スキの証も銀子にあげられてしまった・・・。

そして空っぽのハコのままずっとずっと・・・。

辛い・・・。
辛いよ・・・。

それはともかく。
ユリーカ先生を拾ったのが
作中では珍しい男性であったのには
何の意味があるんでしょう。

あと、その彼が赤い靴の踵を三度打ち鳴らすのは
「オズの魔法使い」からですよね。
ルビーの靴の踵を三度打ち鳴らして言う。
・・・なんだっけ?
「早く帰宅して部屋着でゴロゴロしてー」
じゃないな・・・。
あー・・・。
「お家よりいいところはない」?だっけ?
で、目が覚めてお家に帰れる。

何故、ユリーカ先生を拾った彼は男性で、
オズの魔法使いのあの動作を・・・??

うーん・・・。
わからん・・・。
しかし、気になります。

そして、意味は分からないけれど、
澪愛が愛おしそうに紅羽を抱いていて、
それをユリーカが冷めた目で見ている時に
一瞬、その動作の絵が挿入されるのが
何故か心に刺さりました。
お家に帰りたい。



◎「デス・パレード」
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まだ10話は観てません。
8~9話、特に9話が気に入って
何度も繰り返し観てます。
いいなあ、これ。
いいなあ、救いがなくて。
EDが特に最高ですね。
心が折られる快感・・・♡

ところで。
「裁定」についてなんですけど、
どうやって「転生」と「虚無」に振り分けているのか、
その基準は未だに語られていません。

なので、少し考えてみたんですが、
どの話だったか一回デキムが
芥川の「蜘蛛の糸」について語ったことが
ありました・・・よね?

あれがこの物語全体のモチーフになってるのでは
ないでしょうか。

お釈迦様が極楽から気まぐれに
蜘蛛の糸を地獄へ垂らし、
地獄のカンダタが極楽へ来れるかどうか試した。
お釈迦様、酷いわ・・・。

という話ではなかったかもしれませんが、
こうともとれる話でしたよね(強制)

それが裁定者と死者にも当てはまるのではないかなと
そんな風に思います。

だから、生前の行いは関係なし、
気まぐれのようにゲームで争わせ、
極限状態の心理を観察し、
行先を決める。

人を思い遣ることの出来る人間は「転生」へ。
人を押しのけても助かろうとするような
自己本位の態度を見せた人は「虚無」へ。
そういう判断なのかなーと・・・
思ったけど・・・
どうかな?
幾つか当てはまらない例がある??

で。
蜘蛛の糸を表すように、
死者が来て、また去るときに利用するのは、
ワイヤーで吊られたエレベーター。

あと。
これはどこかで見かけたどなたかの感想ですが、
「神にもっとも近い男・オクルス」さん。
常に頭に花が咲いているお爺さんですね。
誤解を生む表現ですね。
ははっ。
まあ、それはどうでもよくて。
オクルスは、頭に蓮の花が咲いていて、
「神にもっとも近い」と書かれ、
尚且つOPで天と地を差している場面があります。
つまり、彼は「釈迦」ではないかと・・・。

そう考えると・・・。
ノーナは釈迦に抗って裁定の世界を変革しようと
している・・・?

そういう物語なのかなーと思ったりもしますが、
どうなんでしょう。





どちらにしても、物語はあと少し。
どういった結末になるのか楽しみです。