「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」
第二十五話~第二十七話の感想です。


※ネタバレします。


◎「ジョジョの奇妙な冒険
     スターダストクルセイダース」

ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース エジプト編 Vol.1 (オリジナルサウンドト.../小野大輔,石塚運昇,三宅健太
¥10,260
Amazon.co.jp



☆第二十五話
 「『愚者』のイギーと『ゲブ神』のンドゥール その1」
 の感想です。 

ホリィの命を救うため、
ディオを倒しにエジプトへ向かった五人。
ようやくエジプトの地へ踏み出した彼らに、
新たなる助っ人が加わった。



完全に前回からの続きという雰囲気で始まった今回。
五人の男たちに新たに助っ人が加わりました。

助っ人か~。
むさくるしい野郎しかいないから、
可愛い女の子とかグラマラスなお姉さんとか来ると
いいな~なんて思っていたら、来ました。

かわいいの。
かわいい・・・?
いや、かわいいけどかわいくなかった。

人の髪を毟り取るのが大好きで
コーヒー味のガムを噛んでる時しか大人しくない、
犬。

犬!?

完全に予想外で驚きました。
これから犬連れでディオの所へ行くんでしょうか。
ディオもびっくりだよ。
あ、でも、どうせなら雉と猿も加えようよ。
ディオさん、大喜び・・・かもしれない。

んーでも、あのお犬様、躾けは全然なってないようですが、
強いらしいので、どうやって活躍するかは気になります。


それにしても、花京院・・・。
「僕はやりたくないからお前が攻撃しろよポルナレフ」
「俺だってやだよ」
「僕はやりたくない」
というような言い争いをしてたがために
失明の危機って・・・。
なんか・・・どう反応すればいいのか分からない・・・。



☆第二十六話
 「『愚者』のイギーと『ゲブ神』のンドゥール その2」
 の感想です。


遠距離にいながら物音で対象の位置を見極め、
水のスタンドで攻撃してくる敵。
歩くことも出来ない五人は翻弄されるばかり。
動けば位置を感づかれる。
しかし、何もしないままではいずれやられてしまう。
緊張の中、アヴドゥルが取った手は。


音を立てられない承太郎側と、
逆に音でしか位置を探れない敵の、
頭を使った攻防が楽しい回でした。

腕輪を砂漠に落とし、足音を偽装するアヴドゥル。
対して、その不自然さに気付き、罠と悟る敵。

重症のアヴドゥルを救うため、
故意に音を立てて移動し、
途中でイギーを巻き込む承太郎。
イギーのスタンドで空中を移動する承太郎に、
砂を巻き上げて位置を知ろうとする敵。

次から次へと相手を追い詰めるための手が
繰り出され、観ていて楽しく、緊張しました。

また、イギーの性格がアレなのも
腹が立ちつつ面白かったです。
承太郎を差し出して自分だけ助かろうとする
ところとか最高ですね。
腹立つわ。
でも、イギーからすれば、急に砂漠で命賭けろ
とか言われて腹立つわ、ですよね。
まあ、仕方ない。
帽子にガムつけられても仕方ない。
腹立つけど。
あのニタリとした笑顔、ほんとに腹立つわ、
良いと思います!


そんなこんなで。
花京院とアヴドゥルは病院行きのようですが、
花京院があのやり取りで失明してないことを
祈ります。

あーあと、関係ないけど、
今期のED、雰囲気があって好きです。



☆第二十七話
 「『クヌム神』のオインゴと『トト神』のボインゴ」
 の感想です。



変身能力を持つ「クヌム神」のオインゴと、
預言能力を持つ「トト神」のボインゴの兄弟。
この二人が新たな刺客として
承太郎たちの前に立ちはだかる。


立ちはだかる。

立ちはだか・・・らなかったな。
 
うん。


前回、初めてこの兄弟が登場した時は、
「未来予知の能力とか強いのが来たなー。
こういうのって大抵苦戦するんだよね。
どうやって倒すのかな」
などとわくわくしていましたが、
どうも期待の方向が間違っていたようでした。

が、これはこれでよし!

「絶対の未来予知」と謳っていて、
確かに外れてはいないんですが、
ここまで弱いというのは逆に衝撃的でいいですね。

あと、ポルナレフにいいように玩具にされる
承太郎(偽)の様子が、通常では絶対に
拝めないもので、これも衝撃的で良かったです。

というか・・・。
ポルナレフが結局最後まで襲撃を知らなかった
ということは・・・

承太郎は火をつけた煙草を五本銜えて口に入れ、
更に火を消さずにジュースを飲む特技を持っている!

ということですかね。
すごいぞ、承太郎!
今度やってくれ!


えー。
まあそんなこんなで。
予想外に弱かったオインゴボインゴ兄弟でしたが、
予想外に内気な弟が自立(殺人)しかけたものの、
結局、予想通りのオチにおさまり、
楽しかった二十七話でした。

時々こういう話が来るよね。
うん、好き。