「デス・パレード」
第一話~第二話の感想です。


※ネタバレします。

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☆第一話「デス・セブンダーツ」の感想です。

直前の記憶が曖昧なまま、
とある夫妻が辿り着いた奇妙なバー。
「クイーンデキム」というそのバーで、
バーテンのデキムが夫妻に告げる。
「これよりお二人にはゲームをして頂きます」
「ゲームは命を賭けて行って頂きます」
そして、夫婦二人の互いの命を削り合う
ゲームが始まった。


あー。
いいですねえ。

迷い込んだ奇妙なバー。
ミステリアスなバーテン。
唐突に始まる強制的なデスゲーム。
さっきまで新婚旅行を楽しんでいたはずの
仲良し夫婦の裏の顔。

あー。
いいですねえ。

人間の醜い姿って最高!!

・・・そういう、
私のようなちょっと残念な感性の持ち主には
楽しめるアニメだと思います。

・・・。

いーやっ。

人の不幸は蜜の味なのは誰しもそうだねっ!
お前も!お前も!お前だって!
隠してるけど、本当はそうだろっ!?

・・・というような物語を見たい人にはお勧めです。

私はこういうの大好きです。


ところで。
何で最後、転生と虚無の判断がああだったんだろう?
これから観ていけば分かるのかなあ。



☆第二話「デス・リバース」の感想です。

第一話のたかしと真智子のゲームを、
裏側から見た解説回。


記憶も何もなく、しかしゲームをしに呼ばれた
死者ではないらしい謎の女性。
その彼女が、また謎の少女に連れられて、
バーデキムのゲームを観戦し、
説明を受ける回でした。

分かったような分からないような説明でしたけどね。

第一話でもうっすら説明されてましたが、
バーデキムは同時刻に死んだ死者二人の魂を
裁定する場所。
バーテンであるデキムが死者にゲームをさせて観察し、
その魂を「転生」か「虚無」のどちらに振り分けるか
判じる、という場所のようです。

何故、デスゲームをさせるかというと、
「人間を極限状態に追い込んで心の闇を吐かせて
裁定するから」らしいです。
裁定ですね。
じゃない、最低ですね。

おまけに店の裏側にはデキムの趣味で、
全裸から服を着せたのから逆さづりから
人形が沢山・・・。
おおう、デキムさん気持ち悪い。

そんなデキムさんが下したたかしと真智子の裁定結果。
何故ああなったのか疑問に思っていたら・・・

デキム「全て・・・お芝居だった・・・?」

はい、間違えてました!
最低の裁定してました!
デキムさん・・・・・・。

どうすんのよ。
真智子さん、虚無に落とされちゃったじゃないの。
こんな重大なエラーを・・・

ノーナ「誰にでも間違いはある。
     ただな(以下、多少説教)」
    「忘れるなよ。よし、じゃあいつもの!」

一瞬で許される!
真智子さんはこの人達を呪っていいと思いますが。


そんなこんなで。
記憶がない謎の女性よりも、
ずっと裁定者とその上司?をやってるらしい
デキムと少女の方に不安を感じる第二話でした。

が、でも面白そうです。
これからは一話のようにゲームが行われる話が
続くのかなあ・・・?
人間の心の闇が楽しみです。うきうき。