「神様はじめました◎」
第一話~第二話の感想です。


※ネタバレします。


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☆第一話「神様またはじめました」の感想です。

家を失い途方に暮れている時にミカゲと出会い、
土地神の地位を譲られた女子高生・桃園奈々生。
神使の巴衛、瑞希と共に神様生活に奮闘する
奈々生だが、今日も相変わらずの駄目神様っぷり。
そんな折、風神・乙比古が訪れ、
全国の神々が集まる会議に
奈々生の参加も検討されていると告げる。



いつも明るく元気な奈々生。
クールで厳しくも優しい巴衛。
捻くれていて純情でSでMな瑞希。
少し厳しく懐深く見守る乙比古。
ふわふわと可愛い猫田さん。

話の内容がどうこうというより、
このメンバーの変わらない日常が戻ってきた、
その相変わらずの雰囲気にほっとしました。

あ~和む~~。

話ももちろん良かったですけどね。
巴衛が穢れに呑まれそうになっている時、
金色の光と共に満面の笑みで奈々生が
走ってくる場面には、何か心がじんとしました。

ああ~私の心も浄化される~~~。


ふわふわと溌剌と、
明るく少しレトロな雰囲気の奈々生の毎日。
また帰ってきてくれて嬉しいです。

です。

ですが。

苦情がひとつある。

KURAMAさんはどこだ!!


いや、
この辺りまではギリギリ原作を読んだ気がするので、
鞍馬さんがいなかった雰囲気なのは知ってる。
知ってる。

が。

KURAMAさんはどこだ!!

KURAMAさん!KURAMAさん!
DATENSHI!DATENSHI!!



☆第二話「神様、出雲へいく」の感想です。

八百万の神々が出雲に集結し、
会議を開く「神議り」。
人間でありながら土地神として
参加を許された奈々生も出雲へと赴くが。



奈々生ちゃん、出雲へ向かう、の巻でした。

お供に連れて行く神使の選択で揉め、
人の身でありながら神議りに参加することに
嫉妬する神堕ちたちと揉め、
謎の痴漢少年と揉め、
巴衛と揉め、
出発前から色々と問題続きの出雲行き。

けれど、話が暗くならないのは
奈々生の強い明るさのおかげかもしれません。

奈々生「どっちが出雲に行くか、
     将棋で勝負してちょうだい!」
     「私、飛行機のチケット買いに行ってくるから
     帰るまでに決着つけといてね!」
     「無抵抗な人間に手を上げて、
     それが神と呼ばれた者らのやることか!」
     
は~~奈々生ちゃん、女神。

奈々生「出雲には瑞希と行く。巴衛は社で留守番」
     (巴衛に何かあったら平静でいられないに
      違いないんだから・・・)

・・・瑞希には何かあっても平静でいられると?
奈々生ちゃん、女神・・・??

だが、しかし。
出雲に到着した途端、奈々生とはぐれる瑞希。
しかも主人を高所から落としたまま。
これは・・・
若干、扱いが悪くなっても仕方ないような・・・。


そんなこんなで。
出雲に出発前も到着後も試練続きの奈々生ちゃん。
今回、やっと会場に辿り着きましたが、
本当の試練はこれからきそうで不安です。
でも、奈々生なら強く乗り越えてくれるという
安心感があります。

なんだろう。
その安心感のためなのか、作品のノリのためなのか、
分からないけれど毎回感じるこの癒しオーラ。
今回も出雲に行って迷子になった。
そのくらいしかやっていないのに、
何故だかひどく和みました。
あー浄化されるー。

毎週、楽しみです。


あと、
きゃーKURAMA様ー!!
KURAMA様ー!!
素敵ー!
ちょっと登場して燃やされて終わるKURAMA様、
素敵ー!!