「PSYCHO-PASS2」第三話の感想です。
※ネタバレします。
◎「PSYCHO-PASS2」
☆第三話「悪魔の証明」の感想です。
連続爆弾魔・喜汰沢の事件は一応の決着をみる。
しかし、そのあとには様々な謎が残された。
朱はその謎を追いかけようと、
まずは潜在犯隔離施設にいる雑賀教授に面会する。
雑賀教授が登場しました。
テンションが上がりました。
やはり馴染みの顔はテンション上がりますね。
しかし、一期で狡噛に「引きこもってた罰が当たった」
的なことを格好よく言ってたのに、
二期では潜在犯隔離施設に引きこもりで登場。
場所が変わっただけじゃないですか!w
監獄の印象はあるけれども、室内は充実してるし。
結構、快適に生活してそう・・・。
罰って何だ・・・。
話は変わりますが。
この三話まで観たところでの二期の印象なんですが、
とても一期に似ていると思います。
各人物の役割、ポジション。
人物同士の関係性。
話の展開。など。
色々な部分が似ている、
というより、敢えて似せていると思います。
まず二期の朱。
彼女は一期での狡噛のポジションにいますよね。
「いもしない犯人を一人ででも追跡する」。
一期の狡噛と同じことをしています。
それから二期の宜野座は征陸のポジションにいます。
頼るより頼られる役割にチェンジ。
青柳さんの愚痴を余裕を持って聞いている場面は
その成長ぶりに涙が・・・。
いや、でもその恰好はどうよ・・・。
あと「親父の遺した酒」とか勧められても
背景が重過ぎて頂けない・・・!
関係ないけどダイム可愛い!
また、鹿矛囲は槙島に似てますね。
霜月は一期の宜野座。
東金は狡噛、
雛河は・・・縢なの?
独特のムードメーカーマスコット的役割な意味で?
このように皆それぞれ一期での誰かの役割を
引き継いでいると思います。
が。
同時に、二期は一期とはズレていると思います。
朱は「透明人間」を追いかけていますが、
どんなにその思考や行動をトレースしたとしても
彼女のサイコパスが濁ることはないでしょうし。
宜野座は・・・えーと・・・よく分からないけど、
父親と同じ結末にならないといいな(願望)。
鹿矛囲は槙島と同じように、
大体穏やかな微笑を浮かべてますが、
しかし槙島が絶対に流さなかっただろう
涙をよく流しています。
東金は胡散臭い。
雛河は見るからに違う。
で。
霜月ちゃん。
一期での宜野座の役割、
シビュラ社会の優等生的監視官の役割を
引き継いだと思われる彼女。
ですが、彼女は一期の宜野座とは随分違います。
一期のギノさんにはツンツンした態度の裏に
他者に対する気遣いという情がありました。
が、霜月ちゃんにあるのは、
恐らく一係のメンバーに対する不信と反発!拒絶!
まるで不快感の塊のようだね!
今回も凄かったよ、霜月ちゃん!
霜月「先輩、今ならまだセラピーで解消出来るかも
しれません」
オブラートって何だ!
朱「だったらドミネーターを向けて
私の色相を調べてみてください」
霜月、即、朱の色相チェック。
遠慮って何だ!
霜月、朱の色相がクリアなのを確認。
ちっ、クリアだ、残念。みたいな顔すんな!
もう、この数秒のやりとりだけでも爆笑でした。
いいよーいいよー霜月ちゃん。
貴女のそういう捻くれ曲がった精神が
私には面白可愛くて堪らない。
かわいいのうかわいいのう霜月ちゃん。
・・・四話だと流石に霜月擁護出来ない、
というような感想も見たので、
三話で思いっきり愛でておこう。そうしよう。
えーと。
何の話だったっけ?
あ、そうそう。
二期は一期とよく似ていて、でもズレがある。
という話でしたね。多分。
あーそう。
二期は一期とよく似ながら、でも確実に違っていて、
そのズレが妙な不安感を覚えさせて私は好きです。
そう書こうと思ってたんだ。
狡噛と同じ道を歩んだとしても、
絶対に狡噛と同じ結末にはならないだろう朱。
どれだけ犯人に近づいても
クリアを保つだろう朱。
でも、だからこそ、そこにどれだけの苦難が
襲ってくるのか分からなくて怖い。
踏み外す一線がないってことは、
どれだけでも苦しめることが出来るってことですしね。
また敵である鹿矛囲。
一見槙島に似ているし、やはりシビュラ社会で
犯罪をおこす黒幕ですが、でもどこか違う。
槙島は、シビュラ社会の人間たちに外側から
働きかける・・・えーと・・・街を暴動状態にしたり、
バイオテロを起こそうとしたり、
わりと人間の外側の環境を変化させることによって、
社会と人間たちの内面を変えようとしてました。
けれど、鹿矛囲は、直接人間の内面を変化させよう
としているように見えます。
犯罪係数を無理矢理正常値にする。
心をクリアにする。
人間全部がクリアになれば、シビュラもいらなくなる。
そういう方法を取ろうとしている風に見えます。
まだ序盤なので本当にそうなのかは
分かりませんけど。
しかし、
一期ではシビュラを真っ向否定していた槙島と、
それに似ていた狡噛の関係性が、
二期では鹿矛囲と朱に引き継がれているような
気がしてなりません。
しかも、朱は狡噛と、鹿矛囲は槙島と、
確実に違う人間なので、それが二人の関係に
ズレとして影響しているように見えます。
鹿矛囲の人間の内面を無理矢理クリアにする、
そうすればいずれはシビュラがいらなくなるという
方法は、朱が一期の最終話で狡噛に語った
「人が法を守るようになれば
シビュラも必要なくなる」
という理想に似ていると思います。
けれど、朱が鹿矛囲に同調することは
恐らく絶対にない。
そう思うと、これから先、朱がどうなるのか・・・。
分からないけど、なんとなく怖い気がします。
そして、もう一つ不安なのが東金さんの存在。
二期では狡噛ポジションが二人いるんですよね。
もうこの時点でなんか怖い。
理由はなく怖い。
そして胡散臭い、胡散臭いとは思っていたけれど、
今回、東金さんについて新たな情報が明かされ
ました。
局長「あれは観測史上最高値の犯罪係数を
叩き出した人物だ」
ええっ・・・!?
そんなに悪人なの!?
胡散臭いとは思ってたけど、
そこまでぶっちぎってるとは思わなかったよ!?
いや。
でも、正直、胡散臭くはあるけれども、
東金さんには今のところ犯罪者の雰囲気は
感じません。
もしかしたらシビュラに対して
ものすっっっっごく嫌悪感を持っているけれども、
行動に出るのは面倒だから絶対しないとかいう
人なのかもしれない。
執行官適性も出てるし。
シビュラ大嫌いなのに執行官適性出るって
どんなよ・・・。
もしかしたら。
シビュラちゃんが史上最高値の犯罪係数を見て
テンション上がっちゃったんじゃないだろうか。
シビュラA「おお!史上最高値出た!」
シビュラB「マジ、すっげー!!」
シビュラC「見せて見せて、マジじゃん、すっげー!」
シビュラD「こいつ、執行官やらせてみればよくね?」
シビュラE「お前、天才!」
シビュラF「有用なモデルケースだ!」
全員「有用なモデルケース!有用なモデルケース!」
シビュラG「でもどこに配属すれば安全かな?」
シビュラH「こんな時のための常守朱じゃん」
シビュラI「お前、天才!」
シビュラJ「これでまた思考の幅が広がる!
知性体としての新たな可能性を得られる!」
シビュラK「全能感!」
全員「全能感ー♪全能感ー♪」
シビュラL「預言者の気分!」
全員「預言者の気分ー♪預言者の気分ー♪」
局長「そんなわけで東金執行官は任せた」
朱「今すぐ電源切ってやる」
みたいなさ・・・。
・・・・・・妄想してたら何が何だか
自分でも分からなくなりましたが、
東金さんも狡噛さんポジションを引き継いでいるのが
なんだか不穏な気がしてなりません。
そんな感じで。
今回も色々と不安の増す三話でした。
あと。
新キャラなのに今までほとんど空気の雛河が、
いつかとんでもない爆弾を投げてくるんじゃないかと
思って、それも怖い。
※ネタバレします。
◎「PSYCHO-PASS2」
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☆第三話「悪魔の証明」の感想です。
連続爆弾魔・喜汰沢の事件は一応の決着をみる。
しかし、そのあとには様々な謎が残された。
朱はその謎を追いかけようと、
まずは潜在犯隔離施設にいる雑賀教授に面会する。
雑賀教授が登場しました。
テンションが上がりました。
やはり馴染みの顔はテンション上がりますね。
しかし、一期で狡噛に「引きこもってた罰が当たった」
的なことを格好よく言ってたのに、
二期では潜在犯隔離施設に引きこもりで登場。
場所が変わっただけじゃないですか!w
監獄の印象はあるけれども、室内は充実してるし。
結構、快適に生活してそう・・・。
罰って何だ・・・。
話は変わりますが。
この三話まで観たところでの二期の印象なんですが、
とても一期に似ていると思います。
各人物の役割、ポジション。
人物同士の関係性。
話の展開。など。
色々な部分が似ている、
というより、敢えて似せていると思います。
まず二期の朱。
彼女は一期での狡噛のポジションにいますよね。
「いもしない犯人を一人ででも追跡する」。
一期の狡噛と同じことをしています。
それから二期の宜野座は征陸のポジションにいます。
頼るより頼られる役割にチェンジ。
青柳さんの愚痴を余裕を持って聞いている場面は
その成長ぶりに涙が・・・。
いや、でもその恰好はどうよ・・・。
あと「親父の遺した酒」とか勧められても
背景が重過ぎて頂けない・・・!
関係ないけどダイム可愛い!
また、鹿矛囲は槙島に似てますね。
霜月は一期の宜野座。
東金は狡噛、
雛河は・・・縢なの?
独特のムードメーカーマスコット的役割な意味で?
このように皆それぞれ一期での誰かの役割を
引き継いでいると思います。
が。
同時に、二期は一期とはズレていると思います。
朱は「透明人間」を追いかけていますが、
どんなにその思考や行動をトレースしたとしても
彼女のサイコパスが濁ることはないでしょうし。
宜野座は・・・えーと・・・よく分からないけど、
父親と同じ結末にならないといいな(願望)。
鹿矛囲は槙島と同じように、
大体穏やかな微笑を浮かべてますが、
しかし槙島が絶対に流さなかっただろう
涙をよく流しています。
東金は胡散臭い。
雛河は見るからに違う。
で。
霜月ちゃん。
一期での宜野座の役割、
シビュラ社会の優等生的監視官の役割を
引き継いだと思われる彼女。
ですが、彼女は一期の宜野座とは随分違います。
一期のギノさんにはツンツンした態度の裏に
他者に対する気遣いという情がありました。
が、霜月ちゃんにあるのは、
恐らく一係のメンバーに対する不信と反発!拒絶!
まるで不快感の塊のようだね!
今回も凄かったよ、霜月ちゃん!
霜月「先輩、今ならまだセラピーで解消出来るかも
しれません」
オブラートって何だ!
朱「だったらドミネーターを向けて
私の色相を調べてみてください」
霜月、即、朱の色相チェック。
遠慮って何だ!
霜月、朱の色相がクリアなのを確認。
ちっ、クリアだ、残念。みたいな顔すんな!
もう、この数秒のやりとりだけでも爆笑でした。
いいよーいいよー霜月ちゃん。
貴女のそういう捻くれ曲がった精神が
私には面白可愛くて堪らない。
かわいいのうかわいいのう霜月ちゃん。
・・・四話だと流石に霜月擁護出来ない、
というような感想も見たので、
三話で思いっきり愛でておこう。そうしよう。
えーと。
何の話だったっけ?
あ、そうそう。
二期は一期とよく似ていて、でもズレがある。
という話でしたね。多分。
あーそう。
二期は一期とよく似ながら、でも確実に違っていて、
そのズレが妙な不安感を覚えさせて私は好きです。
そう書こうと思ってたんだ。
狡噛と同じ道を歩んだとしても、
絶対に狡噛と同じ結末にはならないだろう朱。
どれだけ犯人に近づいても
クリアを保つだろう朱。
でも、だからこそ、そこにどれだけの苦難が
襲ってくるのか分からなくて怖い。
踏み外す一線がないってことは、
どれだけでも苦しめることが出来るってことですしね。
また敵である鹿矛囲。
一見槙島に似ているし、やはりシビュラ社会で
犯罪をおこす黒幕ですが、でもどこか違う。
槙島は、シビュラ社会の人間たちに外側から
働きかける・・・えーと・・・街を暴動状態にしたり、
バイオテロを起こそうとしたり、
わりと人間の外側の環境を変化させることによって、
社会と人間たちの内面を変えようとしてました。
けれど、鹿矛囲は、直接人間の内面を変化させよう
としているように見えます。
犯罪係数を無理矢理正常値にする。
心をクリアにする。
人間全部がクリアになれば、シビュラもいらなくなる。
そういう方法を取ろうとしている風に見えます。
まだ序盤なので本当にそうなのかは
分かりませんけど。
しかし、
一期ではシビュラを真っ向否定していた槙島と、
それに似ていた狡噛の関係性が、
二期では鹿矛囲と朱に引き継がれているような
気がしてなりません。
しかも、朱は狡噛と、鹿矛囲は槙島と、
確実に違う人間なので、それが二人の関係に
ズレとして影響しているように見えます。
鹿矛囲の人間の内面を無理矢理クリアにする、
そうすればいずれはシビュラがいらなくなるという
方法は、朱が一期の最終話で狡噛に語った
「人が法を守るようになれば
シビュラも必要なくなる」
という理想に似ていると思います。
けれど、朱が鹿矛囲に同調することは
恐らく絶対にない。
そう思うと、これから先、朱がどうなるのか・・・。
分からないけど、なんとなく怖い気がします。
そして、もう一つ不安なのが東金さんの存在。
二期では狡噛ポジションが二人いるんですよね。
もうこの時点でなんか怖い。
理由はなく怖い。
そして胡散臭い、胡散臭いとは思っていたけれど、
今回、東金さんについて新たな情報が明かされ
ました。
局長「あれは観測史上最高値の犯罪係数を
叩き出した人物だ」
ええっ・・・!?
そんなに悪人なの!?
胡散臭いとは思ってたけど、
そこまでぶっちぎってるとは思わなかったよ!?
いや。
でも、正直、胡散臭くはあるけれども、
東金さんには今のところ犯罪者の雰囲気は
感じません。
もしかしたらシビュラに対して
ものすっっっっごく嫌悪感を持っているけれども、
行動に出るのは面倒だから絶対しないとかいう
人なのかもしれない。
執行官適性も出てるし。
シビュラ大嫌いなのに執行官適性出るって
どんなよ・・・。
もしかしたら。
シビュラちゃんが史上最高値の犯罪係数を見て
テンション上がっちゃったんじゃないだろうか。
シビュラA「おお!史上最高値出た!」
シビュラB「マジ、すっげー!!」
シビュラC「見せて見せて、マジじゃん、すっげー!」
シビュラD「こいつ、執行官やらせてみればよくね?」
シビュラE「お前、天才!」
シビュラF「有用なモデルケースだ!」
全員「有用なモデルケース!有用なモデルケース!」
シビュラG「でもどこに配属すれば安全かな?」
シビュラH「こんな時のための常守朱じゃん」
シビュラI「お前、天才!」
シビュラJ「これでまた思考の幅が広がる!
知性体としての新たな可能性を得られる!」
シビュラK「全能感!」
全員「全能感ー♪全能感ー♪」
シビュラL「預言者の気分!」
全員「預言者の気分ー♪預言者の気分ー♪」
局長「そんなわけで東金執行官は任せた」
朱「今すぐ電源切ってやる」
みたいなさ・・・。
・・・・・・妄想してたら何が何だか
自分でも分からなくなりましたが、
東金さんも狡噛さんポジションを引き継いでいるのが
なんだか不穏な気がしてなりません。
そんな感じで。
今回も色々と不安の増す三話でした。
あと。
新キャラなのに今までほとんど空気の雛河が、
いつかとんでもない爆弾を投げてくるんじゃないかと
思って、それも怖い。