「残響のテロル」
全十一話、視聴終了後の感想です。
※ネタバレします。
◎「残響のテロル」
☆全話視聴後感想
どこからともなく現れた「ナイン」と「ツエルブ」という
二人の少年。
彼らは原発からプルトニウムを盗み出し、
都内の各地に爆弾を仕掛けては
動画で爆破予告をするというテロ行為を繰り返す。
一体、彼らはどこから来たのか。
彼らの目的は何か。
刑事の柴崎と、後に二人の仲間になるリサは、
次第次第に二人の背景、その思いを知っていく。
落ちなかったじゃないか・・・!!
というのが、観終わったあとの率直な感想でした。
OPから何から「落ちる」というイメージが何度も
繰り返されていたので、てっきり最後はナインが
落ちるものだとばかり・・・。
落ちなかった・・・ちくしょう・・・。
折角、心構え完了してたのに・・・。
まあ人生的には落ちてるばかりだったけど・・・。
それはともかく。
原発からプルトニウムが盗まれるという
衝撃的な出だしからもう分かる通り、
全体的に非常にメッセージ性に溢れた作品でした。
でし・・・た・・・と・・・思う・・・ような?
元になった作品は幾つかあるようで、
それらは知らないので元との比較云々は出来ませんが、
とにかく強いメッセージが込められた作品だったと
思います。
思います・・・思うんだけど・・・なあ?
恐らく。
3.11後の日本と敗戦後の日本を重ね合わせ、
また、現在世界中で起きている様々な事件や衝突を
日本内部の問題と絡めてオーバーラップさせ、
私たちの過去と現在、そして未来を思索するような・・・
そんな作品・・・だった・・・ような気がするなあ?
どうかなあ??
何だか。
凄く色々なテーマとメッセージが込められていて、
意欲と挑戦と熱い思いに溢れた作品なのではと
思うんですが、
いかんせんうまく読み取れなくて分かりませんでした。
ごめんなさい。
なんかごめんなさい。
もっと時間を置いて、
他の方の感想考察などを参考にしつつ
ゆっくりと咀嚼していきたいと思います。
・・・出来ればだけど。
出来るのか?分からない。
でも出来れば。
あ。
あと、
ハイヴさんの存在意義がよく分かりませんでした。
ハイヴさん嫌いじゃないけど。
あとリサも・・・リサは・・・
リサは役に立たないけどそこがチャームポイントなんだ。
でもなんでいるのかはよく分からない。
目撃者とかそういうことだけじゃない気もするんだけど・・・。
うーん・・・。
分からないことだらけ・・・。
けれど。
よく分からない部分ばかりですが、
それでも私はこの作品が好きでした。
全体に流れる寂しくて悲しい雰囲気が好きでした。
厭世観というのかな。
最後の人がいなくなった都市の
荒れ果てた施設跡でボール遊びするところとか
好きでした。
楽しいのに美しいのに悲しいの。
いいよね。
観覧車のシーンも好き。
それと。
これがどのくらいテーマになっているのかは
分かりませんが、
個人が世間に声を届けたいと思った時に
どうすればよいのかについては少し考えさせられました。
テロ行為はもちろん良くはないですが、
一個人が今の社会の中でどうやって主張をすれば
届くのか。
現実にしてもネットにしても多くの声が溢れ、
ちょっとやそっとでは埋没してしまいます。
また届いたと思っても簡単に歪曲させられます。
そんな構造のなかで、
個々人の思想と存在をどう主張していくのか。
難しい問題だなと思いました。
一見しただけでは捉えられない。
でも、どこか記憶に残る。
不思議な夏の終わりの雰囲気漂う作品でした。
全十一話、視聴終了後の感想です。
※ネタバレします。
◎「残響のテロル」
- Trigger(初回生産限定盤)(DVD付)/SME
- ¥1,599
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☆全話視聴後感想
どこからともなく現れた「ナイン」と「ツエルブ」という
二人の少年。
彼らは原発からプルトニウムを盗み出し、
都内の各地に爆弾を仕掛けては
動画で爆破予告をするというテロ行為を繰り返す。
一体、彼らはどこから来たのか。
彼らの目的は何か。
刑事の柴崎と、後に二人の仲間になるリサは、
次第次第に二人の背景、その思いを知っていく。
落ちなかったじゃないか・・・!!
というのが、観終わったあとの率直な感想でした。
OPから何から「落ちる」というイメージが何度も
繰り返されていたので、てっきり最後はナインが
落ちるものだとばかり・・・。
落ちなかった・・・ちくしょう・・・。
折角、心構え完了してたのに・・・。
まあ人生的には落ちてるばかりだったけど・・・。
それはともかく。
原発からプルトニウムが盗まれるという
衝撃的な出だしからもう分かる通り、
全体的に非常にメッセージ性に溢れた作品でした。
でし・・・た・・・と・・・思う・・・ような?
元になった作品は幾つかあるようで、
それらは知らないので元との比較云々は出来ませんが、
とにかく強いメッセージが込められた作品だったと
思います。
思います・・・思うんだけど・・・なあ?
恐らく。
3.11後の日本と敗戦後の日本を重ね合わせ、
また、現在世界中で起きている様々な事件や衝突を
日本内部の問題と絡めてオーバーラップさせ、
私たちの過去と現在、そして未来を思索するような・・・
そんな作品・・・だった・・・ような気がするなあ?
どうかなあ??
何だか。
凄く色々なテーマとメッセージが込められていて、
意欲と挑戦と熱い思いに溢れた作品なのではと
思うんですが、
いかんせんうまく読み取れなくて分かりませんでした。
ごめんなさい。
なんかごめんなさい。
もっと時間を置いて、
他の方の感想考察などを参考にしつつ
ゆっくりと咀嚼していきたいと思います。
・・・出来ればだけど。
出来るのか?分からない。
でも出来れば。
あ。
あと、
ハイヴさんの存在意義がよく分かりませんでした。
ハイヴさん嫌いじゃないけど。
あとリサも・・・リサは・・・
リサは役に立たないけどそこがチャームポイントなんだ。
でもなんでいるのかはよく分からない。
目撃者とかそういうことだけじゃない気もするんだけど・・・。
うーん・・・。
分からないことだらけ・・・。
けれど。
よく分からない部分ばかりですが、
それでも私はこの作品が好きでした。
全体に流れる寂しくて悲しい雰囲気が好きでした。
厭世観というのかな。
最後の人がいなくなった都市の
荒れ果てた施設跡でボール遊びするところとか
好きでした。
楽しいのに美しいのに悲しいの。
いいよね。
観覧車のシーンも好き。
それと。
これがどのくらいテーマになっているのかは
分かりませんが、
個人が世間に声を届けたいと思った時に
どうすればよいのかについては少し考えさせられました。
テロ行為はもちろん良くはないですが、
一個人が今の社会の中でどうやって主張をすれば
届くのか。
現実にしてもネットにしても多くの声が溢れ、
ちょっとやそっとでは埋没してしまいます。
また届いたと思っても簡単に歪曲させられます。
そんな構造のなかで、
個々人の思想と存在をどう主張していくのか。
難しい問題だなと思いました。
一見しただけでは捉えられない。
でも、どこか記憶に残る。
不思議な夏の終わりの雰囲気漂う作品でした。