「ノブナガ・ザ・フール」第二十三話の感想を適当に。


※ネタバレします。

◎「ノブナガ・ザ・フール」
TVアニメ ノブナガ・ザ・フール キャラクターソング Vol.5/ヒミコ(東山奈央)
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☆第二十三話「世界」の感想を適当に。

もうテレビ放送では最終話が終わった地域も
あるようですが、私はネット視聴なのでほぼ一週遅れ。
ネタバレを見ないようにしたいと思いつつ
他の方の感想等をチラ見したりしなかったり・・・。
で、何だか凄い終わり方だったようで、
わくわくしています。
・・・き、期待しちゃうよ!?
いいのね?いいのね!?


で、その最終話手前の二十三話ですが。

この間わざわざ西の星から越してきたアーサーさん。
その居城・パレナ・トゥーラに向け、
とりあえず突っ込んでいくノブナガ達。

突撃、お向かいさん!
ノブ「こんにちは!向かいのオダ・ノブナガです!」
アーサー「ご挨拶が遅れて申し訳ありません!
      向かいに越してきましたアーサーです!」

・・・ではなく。

色々と迷ったり悩んだりするけれども、
結局いつも真正面から突っ込むノブ様。
しかも、わりと無策でとりあえず行くんだぜ方式。
迷う時間が無駄なのでは・・・としばしば思いますが、
もうこれは様式美というかノルマなんでしょう。
二十三話まできて、こちらも慣れてきましたよ。


ただ・・・ただね。
どこまで行っても慣れないものはあるんです!

いつでもどこでも献身的にノブナガを支えてきたヒミコ。
そのヒミコが今回、ついに・・・ついに・・・!!

しばらく前から限界が近いことを予感させていたヒミコ。
それでも愛する夫のノブナガに悟られてはならぬと
人前では気丈に振る舞います。
そのヒミコに今回ノブナガが言ったのは・・・

「アヅチでパレナ・トゥーラに行きたいから
ちょっと出してよ」

おい!おい!!

いや。
ノブナガはヒミコの状態を知らないから。
仕方ない。
ヒミコも特にノブナガには気付かれないように
必死に隠してるし。
仕方ない。
仕方ない・・・けど、サルは気付いてるのに
何で夫のあんたが気付かないのよ!
ていうか、
大体ヒミコとまともに口聞くのって
用事を頼む時だけじゃん!

釈然としない!
前から思ってたけど、すごく、釈然としない!

まー・・・でも・・・サルからヒミコの状態を聞いてからは
ちゃんと配慮してたし、まあ一応は・・・
と思ったら、
結局ノブナガがピンチに陥ってヒミコが命を燃やす!

いやーーーーーー!!
ヒミコーーーーーーー!!

最後の最後までノブナガに尽くす形で散っていった
ヒミコが不憫で切なくなりました。
彼女としては本望かもしれませんけれども。
命を燃やし尽くす瞬間は凄く綺麗だったし。
最後まで凛とした良い女性だったと思います。

が。
やはり釈然としない。

ヒミコ「妾は・・・よい・・・嫁であったか・・・?」
ノブ「ああ・・・見事だ・・・」

ヒミコは良い嫁だったけど、
ノブナガは一貫して良い夫じゃなかったよね。

そんな風に思ってしまって釈然としない。
いつまでたっても釈然としない!!


そんでさ。
そんなヒミコの犠牲の上に辿り着いた
パレナ・トゥーラでは、
ミツヒデさんが完全にノリノリで闇落ちしてるしさ。

ミツ「お前をそのような存在(破壊王)に
   変えてしまったのは、他ならぬ俺自身だ」

何言ってんだ、この人。
あんた、いつも大概、予想外の事態に
おろおろしてただけじゃないですか・・・。
良くも悪くもノブナガにそんな影響力ないよ・・・?

そんでもってさ。
ノリノリで銃をノブナガに向けたりしてさ。

ミツ「さもなくばノブを殺す」
ノブ「馬鹿かお前。俺が短筒など恐れると・・・」
ばきゅん!ばきゅん!
ノブ、がっくり膝をつく。
ジャンヌ、清々しいまでのアーサー救世王宣言!

何のコントですか!?
何で笑いをとりにくるんですか!?
ここでくらいシリアスに決める気はないんですか!?

こういう展開、大好きですけど!
爆笑した!
ノブフー大好き!
ありがとう!


今回も楽しかったです。







でも、もうちょっとヒミコの死を普通に切なく
悼む余韻が欲しかったです。
数少ない良心なのに・・・。
周りがフールなばっかりに・・・。