「蟲師 続章」第六話の感想です。


※ネタバレします。

◎「蟲師 続章」
蟲師 続章 一(完全生産限定版) [Blu-ray]/アニプレックス
¥11,880
Amazon.co.jp


☆第六話「花惑い」の感想です。

美しい桜は人を惑わす。

美しい女も人を惑わす。

では、

美しい桜に美しい女を足すと・・・?


庭師の一族が狂いに狂っちゃった、
あっひゃっひゃー!!

・・・みたいな話でした。

とにかく桜の美しさに見惚れ、
真相の恐ろしさに震える。
そんな話だったので特に感想はありません。

が、
こういう話、大好きです。
いいですよね、
美しいものは怖い。
最高。


ところで。
本編を見ている時は、庭師が何も知らない女の子の
あれを拝借・・・強奪することにだけ注目して、
女の子の立場で怖がってましたが、
よく考えると・・・
佐保も毎度毎度アレされてたわけですよね・・・。
そりゃ嫌がるってもんですよ。
それなのに、嫌がってる相手に、
「大丈夫だから。まだ生きられるから」
と優しく話しかける庭師さん・・・。
うげー。

というか。
佐保の視点で見ると・・・
自分の体が蝕まれていっても、
そのせいで苦痛に苛まれる様を見ても、
嫌だ嫌だと言い続けても、
毎日毎年何百年、
「大丈夫」「大丈夫」と笑顔で優しく見守る一族が
常にそこにいる・・・
たまに「佐保ちゃん、替えの体よ」と嬉しそうに
やってくる・・・
苦しいのに死ぬことは許されない・・・
そして毎日毎年何百年笑顔で世話される・・・

おお・・・ホラー。
嫌過ぎる。

最高じゃないか・・・!


えー。
そんな感じで。
美しいものと怖いものの融合は最高だと
にやにやした六話でした。